【カスタム】M&P9 インナーバレル交換(ナインボール ハンドガンバレル)
ちょっと前のことになりますが「ようこそ実力至上主義の教室へ」も終わってしまいました。
ZAQさんのOPも良かった(*´ω`*)
ナイツマ共々残念です。
さて本題。
ちょっとばかし初速を上げたところで、ハンドガンの有効射程はたかが知れてるような気がします。
だけど、お気に入りの銃は少しでも能力値を上げたくなるのが世の常というわけで…。
という取って付けたような言い訳を自分自身にしながら、M&Pのインナーバレルを交換してみました。
実はハンドガンのインナーバレル交換って初めてです。

さて、今回交換するのはナインボール・ハンドガンバレル90mmのM&P用、内径は6.03mmのものになります。
同じナインボールブランドで「パワーバレル」という、内径が6.00mmの超タイトバレルをネットなどでよく見ますが、00バレルはタイトすぎる感じがしたので03バレルにしました。
個人的な印象ですが、00バレルはバレル内がちょっとでも汚れたら、弾づまりとかで性能を発揮できなくなりそうで。
PDIの01バレルとかも使っている人は多そうです。
ちなみに純正インナーバレルは内径が6.08mm、マルイのBB弾は公称5.95mm(±0.01mm)になります。
まず純正バレルでの初速測定。

室温は24℃。

マガジンの表面温度は24.2℃。
ガスガンって電動ガンに比べて気温やマガジン自体の温度によって初速が大きく左右されるので、このあたりのデータは入れておくべきなのかなってことで計測してみました。

初速は62.14m/sec、数発撃ってもだいたい±0.5前後くらいとなりました。
気温がやや低いせいか、マガジンにガスを入れてからそんなに時間がたっていないせいか、結構低い数値が出ました。
ガスは満タン入れてます。
では早速換装作業に入ります。

前回まではフレーム側のカスタムでしたが、今回はスライド側です。

内部のスプリングやバレルを外していきます。

まずはリコイルスプリング&ガイドを取り外します。
この二つは合体していますので、一緒に取り外すことができます。
①ガイドを銃口側に押し込みます。
②そのままチャンバー側を軽く持ち上げ後方に引き抜きます。
このリコイルSP&ガイド動きがなんだか渋いですか?
ピカピカに磨いてやりたくなりますね。

次はアウター&インナーバレル&チャンバーの取り外し。
こちらも合体しています。
①アウターバレルを銃口側に軽く移動させます。
②チャンバー部分を持ち上げ後方に引きながら取り外します。

次はアウターバレルからインナーバレル&チャンバーを取り外します。

ちなみにこのまま素直にインナーバレル&チャンバーを引き抜こうとしても、↑の写真の赤く塗った部分が引っかかり外れません。

インナーバレル&チャンバーとアウターバレルをそれぞれ軽くひねりながら引き抜くと、外れます。
アウターバレル側を軽くゆがめて取り外す、そんな感じです。

ダミーカート(金色の輪っか)を取り外します。
端を細いマイナスドライバーなどで力を入れずにこじると浮いてきますので、そっと取り外します。

このダミーカートは前後があります。
気持ち分厚くなっている方が銃口側です。
ちょっとでも力を入れてしまうと折れてしまいそうで怖いです。

チャンバーの分解です。
まずホップの銃口側のギアのへこみの位置を、下向きに持ってきます。

するとネジの頭が見えますので、このネジとその左側のネジを外すと…

チャンバーがモナカ状に割れ、インナーバレル&ホップパッキンが現れます。

今回のニューアイテム、ライラのハンドガンバレル。

ステンレス製の銀色バレルは自分的にはとても新鮮です。

ホップチャンバー部比較。
カスタムバレルは切削痕も見えず、バリも見当たりません。

念のため、内部清掃。
切削カスとかオイル汚れなどがあるかもと思いやってみましたが…

綺麗なもんです。

ホップパッキンを純正バレルから組み替えて、

チャンバー部を元どおりに組み立て、その後も今までと逆の手順でアウターバレル、リコイルスプリングなどを組み上げて、動作確認と初速測定です。
室温は換装前と同じ24℃。

マガジンの表面温度は現在23.9℃。
再度ガスを満タンまで入れて、表面温度が同じくらいになるように少し放置時間をとってみました。

測定結果は63.41m/sec、数発撃ってだいたい±0.5前後くらい。
平均約1.5m/secの向上。
なんか思っていたよりも数値が伸びませんでした。
イメージとしては4~5m/secくらいは数値の上昇があると思っていた(根拠はありません、あくまでイメージです)ので、ちょっと残念。
コストパフォーマンスは決していいとは言えませんね。
後はタイトバレルって遠距離で弾が散るとか聞いたことがあるので、レンジで30mくらいのロングシュートを試してみたいところではありますが、近場にそんなことが気軽にできる場所もなく、次回のゲーム日まで持ち越しということで。

全くの余談ですが、チャンバーネジを取り外してパーツ近くにポンッと置いたところ、↑の写真のような奇跡が!
立った!
ネジが立った!
…と、クララが立ったみたいにひとり感動しながら、作業を進めましたとさ。
M&P9関連記事
・M&P9キタ━(゚∀゚)━! 中古品ファーストインプレッション
・M&P9用 サファリランド6378ALSホルスター導入 シュアファイアX300対応モデル
・【レビュー】M&P9 サバイバルゲームでの使用感を今更レビュー
・【カスタム】M&P9 サムセーフティのオミット(取り外し)
・【カスタム】M&P9 サムセーフティカバー取り付け
・【カスタム】M&P9 マガジン動作安定化
ZAQさんのOPも良かった(*´ω`*)
ナイツマ共々残念です。
さて本題。
ちょっとばかし初速を上げたところで、ハンドガンの有効射程はたかが知れてるような気がします。
だけど、お気に入りの銃は少しでも能力値を上げたくなるのが世の常というわけで…。
という取って付けたような言い訳を自分自身にしながら、M&Pのインナーバレルを交換してみました。
実はハンドガンのインナーバレル交換って初めてです。

さて、今回交換するのはナインボール・ハンドガンバレル90mmのM&P用、内径は6.03mmのものになります。
同じナインボールブランドで「パワーバレル」という、内径が6.00mmの超タイトバレルをネットなどでよく見ますが、00バレルはタイトすぎる感じがしたので03バレルにしました。
個人的な印象ですが、00バレルはバレル内がちょっとでも汚れたら、弾づまりとかで性能を発揮できなくなりそうで。
PDIの01バレルとかも使っている人は多そうです。
ちなみに純正インナーバレルは内径が6.08mm、マルイのBB弾は公称5.95mm(±0.01mm)になります。
まず純正バレルでの初速測定。

室温は24℃。

マガジンの表面温度は24.2℃。
ガスガンって電動ガンに比べて気温やマガジン自体の温度によって初速が大きく左右されるので、このあたりのデータは入れておくべきなのかなってことで計測してみました。

初速は62.14m/sec、数発撃ってもだいたい±0.5前後くらいとなりました。
気温がやや低いせいか、マガジンにガスを入れてからそんなに時間がたっていないせいか、結構低い数値が出ました。
ガスは満タン入れてます。
では早速換装作業に入ります。

前回まではフレーム側のカスタムでしたが、今回はスライド側です。
内部のスプリングやバレルを外していきます。
まずはリコイルスプリング&ガイドを取り外します。
この二つは合体していますので、一緒に取り外すことができます。
①ガイドを銃口側に押し込みます。
②そのままチャンバー側を軽く持ち上げ後方に引き抜きます。
このリコイルSP&ガイド動きがなんだか渋いですか?
ピカピカに磨いてやりたくなりますね。
次はアウター&インナーバレル&チャンバーの取り外し。
こちらも合体しています。
①アウターバレルを銃口側に軽く移動させます。
②チャンバー部分を持ち上げ後方に引きながら取り外します。
次はアウターバレルからインナーバレル&チャンバーを取り外します。
ちなみにこのまま素直にインナーバレル&チャンバーを引き抜こうとしても、↑の写真の赤く塗った部分が引っかかり外れません。
インナーバレル&チャンバーとアウターバレルをそれぞれ軽くひねりながら引き抜くと、外れます。
アウターバレル側を軽くゆがめて取り外す、そんな感じです。
ダミーカート(金色の輪っか)を取り外します。
端を細いマイナスドライバーなどで力を入れずにこじると浮いてきますので、そっと取り外します。
このダミーカートは前後があります。
気持ち分厚くなっている方が銃口側です。
ちょっとでも力を入れてしまうと折れてしまいそうで怖いです。
チャンバーの分解です。
まずホップの銃口側のギアのへこみの位置を、下向きに持ってきます。
するとネジの頭が見えますので、このネジとその左側のネジを外すと…
チャンバーがモナカ状に割れ、インナーバレル&ホップパッキンが現れます。
今回のニューアイテム、ライラのハンドガンバレル。
ステンレス製の銀色バレルは自分的にはとても新鮮です。
ホップチャンバー部比較。
カスタムバレルは切削痕も見えず、バリも見当たりません。
念のため、内部清掃。
切削カスとかオイル汚れなどがあるかもと思いやってみましたが…
綺麗なもんです。
ホップパッキンを純正バレルから組み替えて、
チャンバー部を元どおりに組み立て、その後も今までと逆の手順でアウターバレル、リコイルスプリングなどを組み上げて、動作確認と初速測定です。
室温は換装前と同じ24℃。

マガジンの表面温度は現在23.9℃。
再度ガスを満タンまで入れて、表面温度が同じくらいになるように少し放置時間をとってみました。

測定結果は63.41m/sec、数発撃ってだいたい±0.5前後くらい。
平均約1.5m/secの向上。
なんか思っていたよりも数値が伸びませんでした。
イメージとしては4~5m/secくらいは数値の上昇があると思っていた(根拠はありません、あくまでイメージです)ので、ちょっと残念。
コストパフォーマンスは決していいとは言えませんね。
後はタイトバレルって遠距離で弾が散るとか聞いたことがあるので、レンジで30mくらいのロングシュートを試してみたいところではありますが、近場にそんなことが気軽にできる場所もなく、次回のゲーム日まで持ち越しということで。
全くの余談ですが、チャンバーネジを取り外してパーツ近くにポンッと置いたところ、↑の写真のような奇跡が!
立った!
ネジが立った!
…と、クララが立ったみたいにひとり感動しながら、作業を進めましたとさ。
M&P9関連記事
・M&P9キタ━(゚∀゚)━! 中古品ファーストインプレッション
・M&P9用 サファリランド6378ALSホルスター導入 シュアファイアX300対応モデル
・【レビュー】M&P9 サバイバルゲームでの使用感を今更レビュー
・【カスタム】M&P9 サムセーフティのオミット(取り外し)
・【カスタム】M&P9 サムセーフティカバー取り付け
・【カスタム】M&P9 マガジン動作安定化