【カスタム】M&P9 マガジン動作安定化
※H29.10.11 12:32
写真が一部上下逆さまになっていた不具合を修正しました。
お見苦しい点がありましたこと、お詫び申し上げます。
最近なぜかP90が気になって仕方ありません。
陸自装備には全く絡めない銃なので持っていても仕方がないのですが、でもなぜか気になります。
ヤフオクでウォッチリストに入れては入札せずに流してしまう、みたいなことを繰り返しています。
どうでもいいことですが。

さてこれからの季節、外気温は下がっていく一方ということで、今回はM&Pの安定動作を図る方向のカスタムを施します。
XABIER(ザビエル)というメーカーのKEMUSHIというカスタムパーツがあるのですが、これをDIYでやってしまおうというチャレンジです。
このカスタムはすでにいろんな方々が試されて、割と効果もあるようですので、楽しみです。
ちなみにどのような効果があるのかというと、
・低温に強くなる
・初速の上昇
・連続射撃時において初速の減衰率が低くなる(初速が落ちにくくなる)
先達方やメーカーサイトを見ると、だいたいこんな感じの効果があるようです。
体感できるほどかどうかは、実際のところやってみないと分かりませんが、公開されているデータ上ではそうなっています。
細かいデータ収集は得意ではないので、ざっくりとできる範囲でやっていこうと思っています。
では。
今回のカスタムはマガジンを分解します。
まず最初に、必ずガスがすべて抜けていることを確認してから、作業に入りましょう。

ではまずマガジン下部の分解から。
マガジンバンパーすぐ上のマガジンボトムピン2本を抜きます。
※デフォルトではピンのローレット(ギザギザ部分)がマガジン後方から見て右側に来ています。
抜くときはマガジンの左側からピンポンチ等で打ち抜き、挿しこむ際は右側から挿します。

これだけのパーツが出てきます。
バンパーはプラスチックのパーツで注入バルブ基部(マガジンボトム)に固定されています。

マガジンボトムピンを抜く前に、先にバンパーだけを外すことも可能ですが、外すには多少コツが必要です。

組み立て時のマガジンボトムピンを挿入する際に、バンパーがあるとマガジンボトムの底部を押し込みにくいので、今回は外してみました。

ここで近所のダイソーで買ったスポンジ君の登場です。
ちなみにお風呂コーナーにありました。
これをはさみでだいたいの大きさに切り出します。

スポンジの大きさですが、注入バルブが入っている部分の筒状のところにかぶせたときにマガジンボトムのパッキンからはみ出ないくらいにしてみました。
組み付けるときにマガジンケースとマガジンボトムのパッキンに挟んでしまうと、動作安定化どころかガス漏れの原因になりますし、パッキンも痛めそうです。
あと注入口に被らないように高さにも気を付けてみました。
ケムシの形状と比べるとだいぶ太い感じがします。
ひょっとするともうちょっと細い方がいいのかもしれません。
ですが、とりあえず今回はこれで行ってみようと思います。

太めのキリ的な工具で中央部を貫通させてから

マガジンボトムの注入バルブが入る筒の部分にかぶせます。
筒の直径が太いので、半ば無理やりに通してしまいました。
組付けです。

パッキンに噛みそうな部分をはさみでチョッキンしてから、パッキンにシリコングリスを塗って組み立てていきます。
分解ついでにマガジンフォロアーに前・後面を細かい目のやすりで少し研磨(というほどではありませんが)してやりました。

これで動きが多少マシになってくれるかも。
いや、本体側をやすった方がよかったかな?
それでは測定結果。
まず室温。

26℃。
次に未加工のマガジンの表面温度。

27.3℃。
使用ガスはサンダーシュートHFC134a。
BB弾はマルイのベアリングバイオ0.2g。
だいたい2~3秒間隔で10発撃ちました。
初速の最高値と最低値を貼り付けます。


10発の平均値は66.54m/sec。
次に加工済みのマガジンの表面温度。

未加工よりやや低めの27.1℃。
室温と使用ガス、BB弾は同条件。
同じく最高値と最低値。


10発の平均値は67.45m/sec。
結果的には平均値比較で0.91m/secの初速上昇、および初速の減衰が未加工マガジンの2.08m/sec→加工済みマガジンの1.36m/secへと0.72m/sec分軽減。
確かに数値的には、初速の向上、初速減衰率の低減は達成しています。
コストパフォーマンスも、インナーバレルを交換することに比べれば、かなりいい感じです。
ですが、こちらも期待していたほどの数値の変動ではありませんでした。
なんだか(´・ω・`)ショボーンですよね。
原因としては、室温(マガジン温度)が低いのか、スポンジ君の形状が悪いのか分かりませんが、後日スポンジの形状やスポンジ自体の素材を変更してまた試してみたいと思います。
今回はこの辺で…。
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写真が一部上下逆さまになっていた不具合を修正しました。
お見苦しい点がありましたこと、お詫び申し上げます。
最近なぜかP90が気になって仕方ありません。
陸自装備には全く絡めない銃なので持っていても仕方がないのですが、でもなぜか気になります。
ヤフオクでウォッチリストに入れては入札せずに流してしまう、みたいなことを繰り返しています。
どうでもいいことですが。
さてこれからの季節、外気温は下がっていく一方ということで、今回はM&Pの安定動作を図る方向のカスタムを施します。
XABIER(ザビエル)というメーカーのKEMUSHIというカスタムパーツがあるのですが、これをDIYでやってしまおうというチャレンジです。
このカスタムはすでにいろんな方々が試されて、割と効果もあるようですので、楽しみです。
ちなみにどのような効果があるのかというと、
・低温に強くなる
・初速の上昇
・連続射撃時において初速の減衰率が低くなる(初速が落ちにくくなる)
先達方やメーカーサイトを見ると、だいたいこんな感じの効果があるようです。
体感できるほどかどうかは、実際のところやってみないと分かりませんが、公開されているデータ上ではそうなっています。
細かいデータ収集は得意ではないので、ざっくりとできる範囲でやっていこうと思っています。
では。
今回のカスタムはマガジンを分解します。
まず最初に、必ずガスがすべて抜けていることを確認してから、作業に入りましょう。

ではまずマガジン下部の分解から。
マガジンバンパーすぐ上のマガジンボトムピン2本を抜きます。
※デフォルトではピンのローレット(ギザギザ部分)がマガジン後方から見て右側に来ています。
抜くときはマガジンの左側からピンポンチ等で打ち抜き、挿しこむ際は右側から挿します。

これだけのパーツが出てきます。
バンパーはプラスチックのパーツで注入バルブ基部(マガジンボトム)に固定されています。

マガジンボトムピンを抜く前に、先にバンパーだけを外すことも可能ですが、外すには多少コツが必要です。

組み立て時のマガジンボトムピンを挿入する際に、バンパーがあるとマガジンボトムの底部を押し込みにくいので、今回は外してみました。

ここで近所のダイソーで買ったスポンジ君の登場です。
ちなみにお風呂コーナーにありました。
これをはさみでだいたいの大きさに切り出します。

スポンジの大きさですが、注入バルブが入っている部分の筒状のところにかぶせたときにマガジンボトムのパッキンからはみ出ないくらいにしてみました。
組み付けるときにマガジンケースとマガジンボトムのパッキンに挟んでしまうと、動作安定化どころかガス漏れの原因になりますし、パッキンも痛めそうです。
あと注入口に被らないように高さにも気を付けてみました。
ケムシの形状と比べるとだいぶ太い感じがします。
ひょっとするともうちょっと細い方がいいのかもしれません。
ですが、とりあえず今回はこれで行ってみようと思います。

太めのキリ的な工具で中央部を貫通させてから

マガジンボトムの注入バルブが入る筒の部分にかぶせます。
筒の直径が太いので、半ば無理やりに通してしまいました。
組付けです。

パッキンに噛みそうな部分をはさみでチョッキンしてから、パッキンにシリコングリスを塗って組み立てていきます。
分解ついでにマガジンフォロアーに前・後面を細かい目のやすりで少し研磨(というほどではありませんが)してやりました。

これで動きが多少マシになってくれるかも。
いや、本体側をやすった方がよかったかな?
それでは測定結果。
まず室温。

26℃。
次に未加工のマガジンの表面温度。
27.3℃。
使用ガスはサンダーシュートHFC134a。
BB弾はマルイのベアリングバイオ0.2g。
だいたい2~3秒間隔で10発撃ちました。
初速の最高値と最低値を貼り付けます。


10発の平均値は66.54m/sec。
次に加工済みのマガジンの表面温度。

未加工よりやや低めの27.1℃。
室温と使用ガス、BB弾は同条件。
同じく最高値と最低値。


10発の平均値は67.45m/sec。
結果的には平均値比較で0.91m/secの初速上昇、および初速の減衰が未加工マガジンの2.08m/sec→加工済みマガジンの1.36m/secへと0.72m/sec分軽減。
確かに数値的には、初速の向上、初速減衰率の低減は達成しています。
コストパフォーマンスも、インナーバレルを交換することに比べれば、かなりいい感じです。
ですが、こちらも期待していたほどの数値の変動ではありませんでした。
なんだか(´・ω・`)ショボーンですよね。
原因としては、室温(マガジン温度)が低いのか、スポンジ君の形状が悪いのか分かりませんが、後日スポンジの形状やスポンジ自体の素材を変更してまた試してみたいと思います。
今回はこの辺で…。
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