MP5 RAS 分解修理
久しぶりの電動ガン分解ネタでございます。
ゲーム中、メンバーのMP5 RASが撃てなくなったとのことで、預かってきました。
症状としては、ゲーム中「ガリッ」と音がしてその後トリガーを引いてもウンともスンとも言わなくなったとのこと。
ヒューズをチェックするも切れてる様子もなし。
「ガリッ」と音がしたということだから、ギアの破損かな?とは思うけど、トリガーを引いてもモーターが起動する感触もなし。
なんだろなーと思いながら、帰宅して分解してみました。
MP5系の分解はめんどくさいです。
でもほかならぬメンバーのためですので、頑張ります('ω')ノ
まずはRASハンドガードを取り外し。
これはバッテリーを入れる際に開ける場所なので、ユーザーならだれでも知ってます。
フロントサイト下のピンを抜いて下にずらした後、前方に引き抜きます。
次はアウターバレル、コッキングチューブなど、銃のフロント部分をごそっと引き抜きます。
その前に、アウターバレルに電源コードを共締めしているタイラップをはさみかニッパーで切り落とします。
それとヒューズボックスを留めているケースを外しておきます。
ヒューズは切れていません。
そしてバレル基部の左面にある〇印のネジ(銅色のネジ)を外していきます。
裏にナットがあるので、脱落紛失に注意です。
あと、HOP調整のレバーも、裏側のゴムリングを外してから抜き取ります。
これでフロント部分が外れます。
次はストックの分離です。
ストック基部の下側右面のネジを外すと、左側からピンが抜けます。
これでストックが外れます。
次はボディ部の分解に入ります。
ロアレシーバーの分離です。
まず、モーターを外します。
グリップ底の2本のネジを外すと、ふたが外れます。
その時、丸いプレートが出てきますので、これは無くさないように注意してください。
もしグリップ底のふたを外した時、丸いプレートが見当たらなくても、その時はおそらくモーターとの隙間に落ち込んで、モーターに引っ付いています。
落ち着いて探してください。
グリップ底のふたを開くと、モーターのお尻が見えます。
コードが2本ついていますので、引き抜きます。
そのままモーターを取り外します。
モーターを外した後にグリップの内部、いちばん奥に見えるネジ2本を外しておきます。
セレクターレバーを外します。
左面のセレクターの下側に小さいプラスねじがあります。
セレクターをセミオートの位置にして、このネジを抜き取ります。(この位置がドライバーを回しやすいと言うだけで、他に意味はありません)
これでセレクターが左面と右面に分離できます。
後は、トリガーガードの前にあるピンを右面のネジを外したのちに左面から引き抜きます。
この状態でロアレシーバーが分離できます。
分離途中、グリップ内でコードが引っかかることがあるので、無理やり外さず、コードを伸ばしながら無理のない状態で引き抜いてください。
また、ロアレシーバーの内側、セレクターの位置にプラスチックのプレートが入っています。
これがロアレシーバー分離時にポロッっと落ちてきますので、紛失注意です。
次はアッパーレシーバーの分解です。
レシーバートップのチープなダットサイトを外します。
デフォルトで付いているレイルはマルイオリジナル。
四隅の六角ネジを外すと、3つのパーツに分離します。
次にリアサイトを外します。
上面の大きなネジを外します。
これだけでサイトはスポッと外れます。
そしてレシーバー左面の〇印のネジ3本を外せば、アッパーレシーバーは右面左面にモナカ状に分解できます。
自分の銃であれば、マイナスドライバーでコジてガバっと開けるのですが、他人の銃なので、手でちょっとずつ開きます。
これで、右面レシーバーにチャンバー部、メカボックスが載った状態まで分解できました。
今回はチャンバーには触りませんので、メカボックスの後方のコネクターを外し、
メカボックス後部を少し浮かせながら、ノズル先端をチャンバー部から引き抜く感じでメカボックスが取り外せます。
さてマルイの純正、未分解のメカボックスですが、加速シリンダーのホールからグリスが出てきています。
なんか汚い。
これをふき取り分解です。
シリンダーのホールを見ても分かるように、ピストンが後退位置で止まっています。
これを前進させます。
モーターが入る穴から中をのぞくと、ベベルギアに引っかかる逆転防止ラッチが見えます。
この逆転防止ラッチを細いペンチか何かで引っ張ります。
すると内部のギアが逆転してピストンがいちばん前の位置で止まります。
この作業をしておかないと、メカボックスを開けたときにギア類が吹き飛びます。
では分解作業です(ピストンが後退したままになっているのは気のせいということで(笑))。
メカボックス周囲のプラスねじと、トルクスねじを外します。
マルイ純正メカボックスは10Tのトルクスレンチが必要です。
そして、細いドライバーか何かをスプリング後部の穴に突っ込み、内部のスプリングが跳ね上がるのを押さえながら、メカボックスを開きます。
開けば、もう片方の手でシリンダーを押さえながら、スプリングガイド辺りを持って、スプリングのお尻を伸ばしてやります。
これでようやく両手を離せます。
さて、ギアのチェック。
あれ?
特に破損しているギアはなさそうです。
スパーギア、セクターギア、ベベルギア、ピストンラックギア、全部大丈夫そうです。
となるとなんでだろう?
コードの断線だろうか?
一度モーターとバッテリーをつないで、動作確認。
この状態でトリガーを引いて(スイッチをつなげて)、モーターが回る様子を見てみることにしました。(つないだモーターがSIG551用になってるのはご愛嬌)
トリガーを引きます。
モーターが回りません。
もうちょっと深くトリガーを引きます。
ぎゅっとトリガーを引いたところで、元気よくモーターが回り始めました。
ひょっとして、スイッチ焼け?と思いスイッチを見ると…
スイッチはほとんど焼けていない代わりに、何かのグリスがべったり!
これが原因で通電不良となり、トリガーを引いても撃てなかったんですねー。
スイッチを外して綿棒などでグリスを綺麗に落とし、最後にパーツクリーナーで油分を完全に取り除き、ちょっと焼けた部分を削り落として再度組み込み、動作チェック。
全然問題なくモーターは回りました。
後は逆巡で組みなおし、グリップ底部の六角ネジでモーターの位置調整までして、完璧に元どおり。
今回のケースは、スイッチに何かのグリスがべっとりついていた事が原因の通電不良。
マルイ製の電動ガンで、使用頻度が月一回、使用期間が1年弱のものとしてはこれはないんじゃないの?という感じのトラブルでした。
ある意味、クレームものの故障です。
こういうこともあるんですね。
ゲーム中、メンバーのMP5 RASが撃てなくなったとのことで、預かってきました。
症状としては、ゲーム中「ガリッ」と音がしてその後トリガーを引いてもウンともスンとも言わなくなったとのこと。
ヒューズをチェックするも切れてる様子もなし。
「ガリッ」と音がしたということだから、ギアの破損かな?とは思うけど、トリガーを引いてもモーターが起動する感触もなし。
なんだろなーと思いながら、帰宅して分解してみました。
MP5系の分解はめんどくさいです。
でもほかならぬメンバーのためですので、頑張ります('ω')ノ
まずはRASハンドガードを取り外し。
これはバッテリーを入れる際に開ける場所なので、ユーザーならだれでも知ってます。
フロントサイト下のピンを抜いて下にずらした後、前方に引き抜きます。
次はアウターバレル、コッキングチューブなど、銃のフロント部分をごそっと引き抜きます。
その前に、アウターバレルに電源コードを共締めしているタイラップをはさみかニッパーで切り落とします。
それとヒューズボックスを留めているケースを外しておきます。
ヒューズは切れていません。
そしてバレル基部の左面にある〇印のネジ(銅色のネジ)を外していきます。
裏にナットがあるので、脱落紛失に注意です。
あと、HOP調整のレバーも、裏側のゴムリングを外してから抜き取ります。
これでフロント部分が外れます。
次はストックの分離です。
ストック基部の下側右面のネジを外すと、左側からピンが抜けます。
これでストックが外れます。
次はボディ部の分解に入ります。
ロアレシーバーの分離です。
まず、モーターを外します。
グリップ底の2本のネジを外すと、ふたが外れます。
その時、丸いプレートが出てきますので、これは無くさないように注意してください。
もしグリップ底のふたを外した時、丸いプレートが見当たらなくても、その時はおそらくモーターとの隙間に落ち込んで、モーターに引っ付いています。
落ち着いて探してください。
グリップ底のふたを開くと、モーターのお尻が見えます。
コードが2本ついていますので、引き抜きます。
そのままモーターを取り外します。
モーターを外した後にグリップの内部、いちばん奥に見えるネジ2本を外しておきます。
セレクターレバーを外します。
左面のセレクターの下側に小さいプラスねじがあります。
セレクターをセミオートの位置にして、このネジを抜き取ります。(この位置がドライバーを回しやすいと言うだけで、他に意味はありません)
これでセレクターが左面と右面に分離できます。
後は、トリガーガードの前にあるピンを右面のネジを外したのちに左面から引き抜きます。
この状態でロアレシーバーが分離できます。
分離途中、グリップ内でコードが引っかかることがあるので、無理やり外さず、コードを伸ばしながら無理のない状態で引き抜いてください。
また、ロアレシーバーの内側、セレクターの位置にプラスチックのプレートが入っています。
これがロアレシーバー分離時にポロッっと落ちてきますので、紛失注意です。
次はアッパーレシーバーの分解です。
レシーバートップのチープなダットサイトを外します。
デフォルトで付いているレイルはマルイオリジナル。
四隅の六角ネジを外すと、3つのパーツに分離します。
次にリアサイトを外します。
上面の大きなネジを外します。
これだけでサイトはスポッと外れます。
そしてレシーバー左面の〇印のネジ3本を外せば、アッパーレシーバーは右面左面にモナカ状に分解できます。
自分の銃であれば、マイナスドライバーでコジてガバっと開けるのですが、他人の銃なので、手でちょっとずつ開きます。
これで、右面レシーバーにチャンバー部、メカボックスが載った状態まで分解できました。
今回はチャンバーには触りませんので、メカボックスの後方のコネクターを外し、
メカボックス後部を少し浮かせながら、ノズル先端をチャンバー部から引き抜く感じでメカボックスが取り外せます。
さてマルイの純正、未分解のメカボックスですが、加速シリンダーのホールからグリスが出てきています。
なんか汚い。
これをふき取り分解です。
シリンダーのホールを見ても分かるように、ピストンが後退位置で止まっています。
これを前進させます。
モーターが入る穴から中をのぞくと、ベベルギアに引っかかる逆転防止ラッチが見えます。
この逆転防止ラッチを細いペンチか何かで引っ張ります。
すると内部のギアが逆転してピストンがいちばん前の位置で止まります。
この作業をしておかないと、メカボックスを開けたときにギア類が吹き飛びます。
では分解作業です(ピストンが後退したままになっているのは気のせいということで(笑))。
メカボックス周囲のプラスねじと、トルクスねじを外します。
マルイ純正メカボックスは10Tのトルクスレンチが必要です。
そして、細いドライバーか何かをスプリング後部の穴に突っ込み、内部のスプリングが跳ね上がるのを押さえながら、メカボックスを開きます。
開けば、もう片方の手でシリンダーを押さえながら、スプリングガイド辺りを持って、スプリングのお尻を伸ばしてやります。
これでようやく両手を離せます。
さて、ギアのチェック。
あれ?
特に破損しているギアはなさそうです。
スパーギア、セクターギア、ベベルギア、ピストンラックギア、全部大丈夫そうです。
となるとなんでだろう?
コードの断線だろうか?
一度モーターとバッテリーをつないで、動作確認。
この状態でトリガーを引いて(スイッチをつなげて)、モーターが回る様子を見てみることにしました。(つないだモーターがSIG551用になってるのはご愛嬌)
トリガーを引きます。
モーターが回りません。
もうちょっと深くトリガーを引きます。
ぎゅっとトリガーを引いたところで、元気よくモーターが回り始めました。
ひょっとして、スイッチ焼け?と思いスイッチを見ると…
スイッチはほとんど焼けていない代わりに、何かのグリスがべったり!
これが原因で通電不良となり、トリガーを引いても撃てなかったんですねー。
スイッチを外して綿棒などでグリスを綺麗に落とし、最後にパーツクリーナーで油分を完全に取り除き、ちょっと焼けた部分を削り落として再度組み込み、動作チェック。
全然問題なくモーターは回りました。
後は逆巡で組みなおし、グリップ底部の六角ネジでモーターの位置調整までして、完璧に元どおり。
今回のケースは、スイッチに何かのグリスがべっとりついていた事が原因の通電不良。
マルイ製の電動ガンで、使用頻度が月一回、使用期間が1年弱のものとしてはこれはないんじゃないの?という感じのトラブルでした。
ある意味、クレームものの故障です。
こういうこともあるんですね。
MP5-J、SDフロント移植
ちょっと前にやった工作なので、理由については失念しましたが、急にSD系のMP5が欲しくなったので作ってみました。
CYMAの最安、オールプラのMP5-Jのボディにマルイ純正のSDフロントをつけてみました。
ほぼほぼポン付けなので全く簡単です。
CYMAのCM.027-J、つまりオールプラ製のMP5-Jです。
CYMAの最安、オールプラのMP5-Jのボディにマルイ純正のSDフロントをつけてみました。
ほぼほぼポン付けなので全く簡単です。
CYMAのCM.027-J、つまりオールプラ製のMP5-Jです。
中身はマルイに変えています。
そして外装の前半分もこれからマルイ製に変えていきます。
わざわざ書くこともないかもですが、まず矢印のピンを抜いて、ハンドガードを外します。
ハンドガードを外すと、ホップ調整用レバー前あたりにあるネジを外します。
このネジはインナーバレル固定の金具とコッキングレシーバーを共締めで固定しています。
たぶん、この工程はなくてもフロントは外せると思うのですが、一応。
矢印のイモネジを外すと
このようにマズル部が外せます。
この状態でコッキングレシーバーを前方向に引けば、フロント部が丸ごと引き抜けます。
次にフロント部の分解です。
矢印のネジを抜きます。
反対側にあるスリングフックを抜けば、
フロントサイトがスポッと外れます。
フロントサイトを外したら、コッキングレシーバーを前方向からのぞくと、コッキングレバーをコッキングパイプに留めているネジが見えるので、これを外します。
このネジを外すと、
コッキングレバーが外れ、
↑のようにフロント部が分解できます。
このCM.027は、マルイの現行型MP5シリーズ同様にインナーフレームが入っていました。
さて、今度は新たに用意したSDフロントを分解していきます。
矢印のハンドガードストッパーを外します。
下側から爪で起こしてやれば、簡単に外れます。
反対側にもあるので忘れずに。
ストッパーを外すと、ハンドガードを前方向にスライドさせて外します。
ちなみに、このようなフロント部だけの状態であれば、後ろ方向にスライドさせて外すこともできたような…。
サイレンサーを外します。
反時計回りにくるっと回せば、カコッと外せます。
サイレンサーを外すとネジが2つ出てきますのでこれも外します。
このネジを外すとフロントサイトが外れますので、
Jフロントと同様にコッキングレバーの固定ネジを外します。
あまり意味はありませんが、マルイとCYMAのコッキングレバーの比較です。
微妙に形状が違います。
どちらがリアルな形状なのかは分かりませんが、合わせ面などを見ると、当然ながらマルイの方が作りが丁寧です。
今回用意したSDフロントはどうも初期型の物のようで、インナーチューブフレームが入っていませんでした。
なのでCYMAのインナーチューブフレームを使って剛性強化を図ります。
できるだけ、質の良いマルイ部品を使いたかったので、コッキングパイプやレバーはマルイ製を、と思ったのですが、マルイのコッキングパイプはインナーフレームの厚み込みの直径なので、CYMAのインナーフレーム内径より太く、径が合わず入りませんでした。
仕方なく、ここのパーツ群はCYMA製を組み込むことになりました。
SDのコッキングレシーバーにインナーフレームを入れ、
続いてコッキングチューブを入れて、
レバーを差し込み、外した時と同様にレシーバー内のレバー留めのネジを締めます。
次に、SDのインナーハンドガードを外します。
矢印のネジ2つを外します。
裏側(反対側)のネジ受けがはめ込みのナットになっているので、脱落紛失に注意です。
インナーハンドガード下面のこの2つのネジを外せば、
↑のように分解できます。
モナカ状に取り外せるインナーハンドガードですが、矢印で示した赤丸の部分が折れたりしていないか確認です。
SDフロントをレシーバーに取り付けます。
赤丸で囲った3つの穴が重なるように取り付けます。
3つの穴がちゃんと重なっていることを確認して、ネジ止めします。
写真はありませんが、この後インナーハンドガード、フロントサイト、(アウター)ハンドガード、サイレンサーを組み付けて、完成です。
インナーハンドガードを取り付ける際に、先ほど折れていないか確認したインナーハンドガード内側の突起を、↑の赤丸で示したくぼみにはめ込むのを忘れずに。
ちなみにこの個体は、赤丸の部分の溝が浅く、そのままではインナーハンドガードが取り付けできなかったので、溝の方を若干削り込みました。
インナーハンドガード側の突起を削った方が簡単だったかもしれませんが。
とにかく完成です。
フロント部分がだいぶん長くなってしまいました。
以上おしまい。
MP5ノーマルマガジン 補修
久しぶりにエアガン関連の記事の投稿です。
自分の持っているCYMA製MP5。
これにデフォルトでついているマガジンが、ショート型2連装タイプの220連多弾ゼンマイ式(↓)です。
自分は多弾マグが苦手です。
苦手の理由は、
①ジャラジャラ鳴る。
②カリカリとゼンマイを巻き上げるのが面倒。
③ゼンマイを巻き上げる動作が、おもちゃっぽくて(実際おもちゃに違いないのですが)萎える。
④給弾性能に不安がある。
…だいたいこのあたりでしょうか。
なので、ノーマルマグを新品で購入してみました。
もちろん、安心のマルイ製。
4本で7600円也。
高っ!
ということで、後の買い足し分をヤフオクに頼ってみました。
マルイ製6本セットを落札、うち2本がジャンクということで、確か4000円くらいだったと思います。
貧乏ゲーマーにはこの差はでかいです。
そして上記2本のジャンク品を補修して使えるようにしましょう、というのが今日の本題です。
前置きがエラく長くなりましたが。
本日のクランケ。
どこが不良か、というと。
止めのピンが入っていません。
これだけです。
これがないとどうなるかというと、こうなります(↓)
なので、今回は穴と同径の真鍮の棒を買ってきました。
「真鍮」という素材にあまり意味はありません。
あまり力のかかる部分でもなさそうですし、径の合う金属製の棒だったらなんでもいいかな、と。
そして、マガジンと同じ幅にカット。
これを穴に押し込み、軽くプラスチックハンマーで小突いてやると、すんなり入ります。
出っ張った部分をやすりで削って調整したら、完成です。
2本とも、無事補修完了。
多少、塗装が剥げて錆が浮いているところもありますが、給弾自体は全く問題なくできました。
こんなに簡単に直るのにジャンク品として投げ売りされているので、自分のような貧乏ゲーマーとしては嬉しい限りです。
そのうち、外見(錆や塗装)もちゃんとしてやろうと思います。
というか、この補修の過程が楽しかったりするのですが…(笑)
自分の持っているCYMA製MP5。
これにデフォルトでついているマガジンが、ショート型2連装タイプの220連多弾ゼンマイ式(↓)です。
自分は多弾マグが苦手です。
苦手の理由は、
①ジャラジャラ鳴る。
②カリカリとゼンマイを巻き上げるのが面倒。
③ゼンマイを巻き上げる動作が、おもちゃっぽくて(実際おもちゃに違いないのですが)萎える。
④給弾性能に不安がある。
…だいたいこのあたりでしょうか。
なので、ノーマルマグを新品で購入してみました。
もちろん、安心のマルイ製。
4本で7600円也。
高っ!
ということで、後の買い足し分をヤフオクに頼ってみました。
マルイ製6本セットを落札、うち2本がジャンクということで、確か4000円くらいだったと思います。
貧乏ゲーマーにはこの差はでかいです。
そして上記2本のジャンク品を補修して使えるようにしましょう、というのが今日の本題です。
前置きがエラく長くなりましたが。
本日のクランケ。
どこが不良か、というと。
止めのピンが入っていません。
これだけです。
これがないとどうなるかというと、こうなります(↓)
なので、今回は穴と同径の真鍮の棒を買ってきました。
「真鍮」という素材にあまり意味はありません。
あまり力のかかる部分でもなさそうですし、径の合う金属製の棒だったらなんでもいいかな、と。
そして、マガジンと同じ幅にカット。
これを穴に押し込み、軽くプラスチックハンマーで小突いてやると、すんなり入ります。
出っ張った部分をやすりで削って調整したら、完成です。
2本とも、無事補修完了。
多少、塗装が剥げて錆が浮いているところもありますが、給弾自体は全く問題なくできました。
こんなに簡単に直るのにジャンク品として投げ売りされているので、自分のような貧乏ゲーマーとしては嬉しい限りです。
そのうち、外見(錆や塗装)もちゃんとしてやろうと思います。
というか、この補修の過程が楽しかったりするのですが…(笑)
CYMA製 MP5 その9 ピストンまわり
今回はピストン回りです。
このMP5のピストンは、見た感じ、今のところラックギアに傷ひとつないので、定番のピストンクラッシュ対策・2枚目ギア削りをして、そのまま使おうかと思います。
で、デフォルトで後方吸気化されているCYMA製ピストンヘッドですが、これをピストンにつけたまま、同じくCYMA製シリンダー&シリンダーヘッドを使用してポンプ効果を確認します。
要は圧漏れしていないかの確認です。
シリンダーヘッドの筒の先を指で押さえて、ピストンを素早く押し込みます。
気密がとれていれば(圧漏れがなければ)、ピストンはほとんど前進しません。
漏れがあれば、ピストンはゆっくり前進してしまいます。
さて、CYMA製ピストンヘッドはどうでしょうか?
最後まで押しきれちゃいました。
全然だめです。
次にマルイノーマル改(後方吸気化)ピストンヘッド。
この通り、ほとんど前進しませんでした。
ピストンヘッドはマルイ製に決定です。
まだ不安なんで、一応シリンダヘッドにも気密とり対策。↓
水道まわり用シールテープをぐるっと巻きます。
…このときは全く気付きませんでしたが、自分はCYMA製シリンダーヘッドを使っているつもりでしたが実はマルイ製のものにシーリングしていました。
後で残った、くすんだ色のきちゃないCYMA製ヘッドを目にして、あれ?と思って気付きました(>_<)
結論→ピストン(CYMA)+ピストンヘッド(マルイ)、シリンダー(CYMA)+シリンダーヘッド(マルイ)というミックスになってしまいました。
スプリングガイドはこれ↓
なんだか汚いですが一応新品、UFC製のベアリングガイド。
これはなんと棒の部分もくるくる回転します。
しかし、肝心のスプリング接触面の板がベアリングであるにも関わらす、回転しません。
不良品なのか仕様なのか分かりませんが。
このガイドを使う理由は、ver3用のガイドがこれしか持ってないからです。
このメカボックスは形はver2でありながら、なぜかスプリングガイドはver3型なのです。
意味不明のオリジナリティです。
この組み合わせでメカボックスを組んで試射した結果がこれ↓
???
あれれ、おかしいゾ?
圧漏れしてる感満載。
そういえば、スプリングもCYMA製ノーマルのままだ。
これはいかんゾ。
再度分解して、シリンダー&ピストンを取り出し、シリンダーヘッドにノズルだけをつけて、ピストンを押し込みます。
シリンダーヘッドとノズルの間からものすごい勢いで後ろ向きの空気が流れました。
CYMA製透明ノズル、ダメだ。
これをマルイ製に入れ替えて再テスト。
圧漏れなし。
黒いノズルがマルイ製。
で、スプリングは自分的定番のKM製0.98スプリング。
でもたぶんこれでも80m/sにはとどかないんじゃないでしょうか。
なんせセクカ6枚ですから(-_-;)
セクカ1枚につき減速約5%とも5m/sとも言われてますし…
で、こんな感じ。↓
まあまあ、合格点でしょう。
とりあえず、ゲームがあるので、これ以上手は入れません。
このMP5のピストンは、見た感じ、今のところラックギアに傷ひとつないので、定番のピストンクラッシュ対策・2枚目ギア削りをして、そのまま使おうかと思います。
で、デフォルトで後方吸気化されているCYMA製ピストンヘッドですが、これをピストンにつけたまま、同じくCYMA製シリンダー&シリンダーヘッドを使用してポンプ効果を確認します。
要は圧漏れしていないかの確認です。
シリンダーヘッドの筒の先を指で押さえて、ピストンを素早く押し込みます。
気密がとれていれば(圧漏れがなければ)、ピストンはほとんど前進しません。
漏れがあれば、ピストンはゆっくり前進してしまいます。
さて、CYMA製ピストンヘッドはどうでしょうか?
最後まで押しきれちゃいました。
全然だめです。
次にマルイノーマル改(後方吸気化)ピストンヘッド。
この通り、ほとんど前進しませんでした。
ピストンヘッドはマルイ製に決定です。
まだ不安なんで、一応シリンダヘッドにも気密とり対策。↓
水道まわり用シールテープをぐるっと巻きます。
…このときは全く気付きませんでしたが、自分はCYMA製シリンダーヘッドを使っているつもりでしたが実はマルイ製のものにシーリングしていました。
後で残った、くすんだ色のきちゃないCYMA製ヘッドを目にして、あれ?と思って気付きました(>_<)
結論→ピストン(CYMA)+ピストンヘッド(マルイ)、シリンダー(CYMA)+シリンダーヘッド(マルイ)というミックスになってしまいました。
スプリングガイドはこれ↓
なんだか汚いですが一応新品、UFC製のベアリングガイド。
これはなんと棒の部分もくるくる回転します。
しかし、肝心のスプリング接触面の板がベアリングであるにも関わらす、回転しません。
不良品なのか仕様なのか分かりませんが。
このガイドを使う理由は、ver3用のガイドがこれしか持ってないからです。
このメカボックスは形はver2でありながら、なぜかスプリングガイドはver3型なのです。
意味不明のオリジナリティです。
この組み合わせでメカボックスを組んで試射した結果がこれ↓
???
あれれ、おかしいゾ?
圧漏れしてる感満載。
そういえば、スプリングもCYMA製ノーマルのままだ。
これはいかんゾ。
再度分解して、シリンダー&ピストンを取り出し、シリンダーヘッドにノズルだけをつけて、ピストンを押し込みます。
シリンダーヘッドとノズルの間からものすごい勢いで後ろ向きの空気が流れました。
CYMA製透明ノズル、ダメだ。
これをマルイ製に入れ替えて再テスト。
圧漏れなし。
黒いノズルがマルイ製。
で、スプリングは自分的定番のKM製0.98スプリング。
でもたぶんこれでも80m/sにはとどかないんじゃないでしょうか。
なんせセクカ6枚ですから(-_-;)
セクカ1枚につき減速約5%とも5m/sとも言われてますし…
で、こんな感じ。↓
まあまあ、合格点でしょう。
とりあえず、ゲームがあるので、これ以上手は入れません。
CYMA製 MP5 その8 レール研磨
さて、シム調整もできました。
次は何をしようかな~っとメカボックス内を見てみると、なんとピストンレールやタペットプレートのレールにこのような切削痕?が…
この写真じゃよく見えませんね(-_-;)
波紋状の切削痕が残っています。
ちなみに棒ヤスリを軽く這わせてやると、カタカタカタカタと音が鳴ります。
他の部分はいいかもしれませんが、さすがにレール上はこれではダメな気がします。
なので、棒ヤスリで削った後、↓
ついでにコンパウンド処理。
車用の「粗目」「細目」、プラモデル用の「2000番」の順で綿棒を使って処理していきます。
ちなみに車用とかプラモデル用とかに意味はありません。
家にあったから。ただそれだけです。
なんとなく鏡面化しました。
気持ちいいですね(笑)
短いですが、今日はこれまで。
次は何をしようかな~っとメカボックス内を見てみると、なんとピストンレールやタペットプレートのレールにこのような切削痕?が…
この写真じゃよく見えませんね(-_-;)
波紋状の切削痕が残っています。
ちなみに棒ヤスリを軽く這わせてやると、カタカタカタカタと音が鳴ります。
他の部分はいいかもしれませんが、さすがにレール上はこれではダメな気がします。
なので、棒ヤスリで削った後、↓
ついでにコンパウンド処理。
車用の「粗目」「細目」、プラモデル用の「2000番」の順で綿棒を使って処理していきます。
ちなみに車用とかプラモデル用とかに意味はありません。
家にあったから。ただそれだけです。
なんとなく鏡面化しました。
気持ちいいですね(笑)
短いですが、今日はこれまで。