【LE装備・ファーストライン】CONDOR SLIM BATTLE BELT【レビュー】
先日、自称LE装備のセカンドラインたるプレートキャリア「LBX-0300-S」をご紹介したついでに、今回はファーストラインである腰回り装備をご紹介したいと思います。
この腰回りは、先日ご紹介したセカンドライン同様に、まだまだ自分の思い描く完成形ではありません。
ですが、「自称」とは言えLEを構成する要素がそれなりに詰まっている装備だと思っていますので、自分的にはそれなりに気に入っています。

まずは全体像。
ベルトパッド+太めのオーバーベルト+ホルスター等の小物
という構成になっています。
ベルトパッドはCONDORのSLIM BATTLE BELTのブラック。
「ベルト」という名前の割に、ウェビングが付けられたカバー部のみの販売で、中に挟み込むベルト部は別売りになっています。
黒をチョイスした理由はRGの設定が無かったからという消去法です。
オーバーベルトは間に合わせで、以前陸自装備で使っていた「弾帯」になります。
色合い的に若干緑みが強い感がありますが、思いのほか、他の装備品のRG色と親和性が高いように思えたので、そのまま使っています。
話は戻ってSLIM BATTLE BELTですが、同社GEN II BATTLE BELTや一般的なベルトパッドよりかは縦幅はだいたいウェビング2列分に抑えられ、ベルトパッドとしては格段に腰回りがシュッとしますが、”ベルト”というにはまだまだゴツい感が否めません。
それでは各部の計測をしてみます。
なお、以前のLBXと同様、素人計測の実測値ですので、多少の誤差はご容赦くださいまし。

サイズ的には、パッド全長が約92cm。
ウェビング有効長(端~端)で、約82cm。

縦幅が約8cmで、厚みがベルトを含み約1.5cm~2cm。
実物装備品としてはかなり安価な部類に入る割に、縫製などは割としっかりとしており、安価な装備品にありがちなモール幅の不均等などは一切ありませんでした。

構成は、裏面(体側)は端から端まで全通のメッシュパッド、表面は左側・右側・背面に三分割でウェビングのベルトカバーが配置されています。
ベルトカバー部のウェビングは、左右側は各2列6コマ、背面は2列8コマとなっています。

それぞれのベルトカバー部間の隙間は約2.7cm。

このカバー部は上下に開くことができ、閉じるときは強力なベルクロで固定します。
また、右側・左側のカバー部(下側)にはスリットが入っており、カバーをベルクロで閉じた状態でも内部を通るベルトに直接アクセスできるようになっています。

SLIM BATTLE BELT裏面、メッシュパッド部のさらに内側(体側)には、上記のカバー部裏辺りにゴムパッドがベルクロで装着できるようになっています。
右側・左側のゴムパッドは長辺約22cm、背面のパッドは長辺約26cm、幅はそれぞれ約8cmとなっています。

ちなみに、服を着た状態で約99cm(100cmとは言いたくない(笑))の僕のウエストに、気持ち緩めに本品を装着した状態での体の前面の間隔が、メッシュパッドの端~端で約8cm、ウェビング端~端で約21cmとなります。
以上がSLIM BATTLE BELTのディテール紹介になりますが、僕個人の見解としては、ウェビング付きベルトカバー(ベルトパッド)としてはかなりコンパクトで装着感がよく、痒いところに手がとどく機能性を有し、なおかつ破格のコスパの良さを兼ね備えた、優秀なアイテムじゃないかなと思っています。
残念なのは、カラバリにRGがないこと(個人の主観です)、サイズ設定が大きすぎること(もしかしたら腰ばき用の設定なんか?)、ベルトが付属していないこと等ですかね。

次に、本品に取り付けた小物類を見ていきます。

左手側から、DBT(Diamond Back Tactical)社製トリプルピストルマグポーチのRGです。
LE系(特殊部隊的な人?)では割と見かける気がします。
基本マガジンポーチはオープントップが好きなので、自分的にはめちゃくちゃカッコいいピストルマグポだと思っています。

ピストルマグポーチの右側にあるのは、ハンドカフケース(手錠ケース)に収めたハンドカフ(手錠)です。
ショックコード(ゴム紐)でグルグル巻きの外観を見ればお分かりだと思いますが、カフケースはHSGI(High Speed Gear,Inc.)社製のKydex Handcuff TACOを付けています。
LEでの使用例はあるのか無いのか分かりませんが、HSGIのアイテム自体は使用例も多いので、誰か使っていたらいいな~くらいの感覚で手に入れました。
ナイロン製や革製のカフケースもいいんですが、カイデックス製というのがなんとも厨二心をくすぐります。
こんな感じで、実際の使用例よりも自分の好みを優先するから、中途半端な再現性になるんでしょうね、僕の装備は。

中に入っているハンドカフは、回転式けん銃で有名なSmith&WessonのModel 100-1 Nickel、実物になります。
ケースの頭からこのハンドカフの銀色の輪っかが半分見えているのがカッコイイ、と僕は思っています。
LEらしさをアピールするアイコンになってるんじゃないかと。

その隣が、ダンプポーチ。
S&Graf製のUS. FB ダンプポーチ[レンジャーグリーン]、だったと思います。
形状はごくごく一般的なものですが、リアカン派の僕としては無くてはならないものです。
RGのダンプポーチを探したんですが、なかなかイイ感じの色合いのものが無く、たまたま店頭で見かけて、これだ!と思って購入しました。
一般的なこのタイプのダンプポーチに比べ、一回り小さく、使いやすいです。
ホントは↓のローリーポーリーが欲しいのですが、またしても色問題が…。

その右側が、Blue Force Gear社のMicro Trauma Kit NOW!のレプリカです。
救急簡易医療キットとでも言ったらいいのか、そんな感じのポーチです。
当然中には梱包用プチプチを丸めたものしか入っていません(笑)
でもなんかまだまだ平たい感じがしますので、もうちょっと何か詰めて厚みを出したいところですね。
最後に右側のカバー部です。

ベルトカバー部下側のスリットからSafarilandホルスターのDFA(Drop Flex Adapter)を割り込ませ、内部のベルト(弾帯)と連結しています。

DFAには同じくSafarilandのSingle Strap Reg Shroudを結合させ、ALS(Automatic Locking System)搭載の6378ホルスター(M&P9+ライト用)を、QLS Kit(Quick Locking System Kit)を介して取り付けています。
ハンドガンがグロックじゃないという部分を除けば、この組み合わせもLE装備ではマーシャルなどで見られたかと思います。

こちらもLE的なアイコンで、USMS(U.S. Marshals Service)、いわゆるUSマーシャルのバッジを、ホルスターのシュラウドに取り付けてみました。
こちらのバッジもダンプポーチと同じで、S&Graf製のレプリカになります。
このあたりグッズの出来の善し悪しはよく分からないのですが、にわか的にはコスパの悪いアイテムの様に感じます。
以上でサラッとですが、僕のファーストライン(腰回り)装備をご紹介しました。
が、まあどれだけアイテムを盛っても、所詮「にわか」の「にわか」による「にわか」のためのLE装備なんで、安定の垢抜けなさは健在です(;´Д`)
装備品紹介で得意げに「実物、実物」言うてる内は、素人ですわ。
と言うわけで、にわか素人のファーストライン紹介でした。
閲覧ありがとうございました。
この腰回りは、先日ご紹介したセカンドライン同様に、まだまだ自分の思い描く完成形ではありません。
ですが、「自称」とは言えLEを構成する要素がそれなりに詰まっている装備だと思っていますので、自分的にはそれなりに気に入っています。

まずは全体像。
ベルトパッド+太めのオーバーベルト+ホルスター等の小物
という構成になっています。
ベルトパッドはCONDORのSLIM BATTLE BELTのブラック。
「ベルト」という名前の割に、ウェビングが付けられたカバー部のみの販売で、中に挟み込むベルト部は別売りになっています。
黒をチョイスした理由はRGの設定が無かったからという消去法です。
オーバーベルトは間に合わせで、以前陸自装備で使っていた「弾帯」になります。
色合い的に若干緑みが強い感がありますが、思いのほか、他の装備品のRG色と親和性が高いように思えたので、そのまま使っています。
話は戻ってSLIM BATTLE BELTですが、同社GEN II BATTLE BELTや一般的なベルトパッドよりかは縦幅はだいたいウェビング2列分に抑えられ、ベルトパッドとしては格段に腰回りがシュッとしますが、”ベルト”というにはまだまだゴツい感が否めません。
それでは各部の計測をしてみます。
なお、以前のLBXと同様、素人計測の実測値ですので、多少の誤差はご容赦くださいまし。
サイズ的には、パッド全長が約92cm。
ウェビング有効長(端~端)で、約82cm。

縦幅が約8cmで、厚みがベルトを含み約1.5cm~2cm。
実物装備品としてはかなり安価な部類に入る割に、縫製などは割としっかりとしており、安価な装備品にありがちなモール幅の不均等などは一切ありませんでした。

構成は、裏面(体側)は端から端まで全通のメッシュパッド、表面は左側・右側・背面に三分割でウェビングのベルトカバーが配置されています。
ベルトカバー部のウェビングは、左右側は各2列6コマ、背面は2列8コマとなっています。

それぞれのベルトカバー部間の隙間は約2.7cm。

このカバー部は上下に開くことができ、閉じるときは強力なベルクロで固定します。
また、右側・左側のカバー部(下側)にはスリットが入っており、カバーをベルクロで閉じた状態でも内部を通るベルトに直接アクセスできるようになっています。

SLIM BATTLE BELT裏面、メッシュパッド部のさらに内側(体側)には、上記のカバー部裏辺りにゴムパッドがベルクロで装着できるようになっています。
右側・左側のゴムパッドは長辺約22cm、背面のパッドは長辺約26cm、幅はそれぞれ約8cmとなっています。

ちなみに、服を着た状態で約99cm(100cmとは言いたくない(笑))の僕のウエストに、気持ち緩めに本品を装着した状態での体の前面の間隔が、メッシュパッドの端~端で約8cm、ウェビング端~端で約21cmとなります。
以上がSLIM BATTLE BELTのディテール紹介になりますが、僕個人の見解としては、ウェビング付きベルトカバー(ベルトパッド)としてはかなりコンパクトで装着感がよく、痒いところに手がとどく機能性を有し、なおかつ破格のコスパの良さを兼ね備えた、優秀なアイテムじゃないかなと思っています。
残念なのは、カラバリにRGがないこと(個人の主観です)、サイズ設定が大きすぎること(もしかしたら腰ばき用の設定なんか?)、ベルトが付属していないこと等ですかね。

次に、本品に取り付けた小物類を見ていきます。

左手側から、DBT(Diamond Back Tactical)社製トリプルピストルマグポーチのRGです。
LE系(特殊部隊的な人?)では割と見かける気がします。
基本マガジンポーチはオープントップが好きなので、自分的にはめちゃくちゃカッコいいピストルマグポだと思っています。

ピストルマグポーチの右側にあるのは、ハンドカフケース(手錠ケース)に収めたハンドカフ(手錠)です。
ショックコード(ゴム紐)でグルグル巻きの外観を見ればお分かりだと思いますが、カフケースはHSGI(High Speed Gear,Inc.)社製のKydex Handcuff TACOを付けています。
LEでの使用例はあるのか無いのか分かりませんが、HSGIのアイテム自体は使用例も多いので、誰か使っていたらいいな~くらいの感覚で手に入れました。
ナイロン製や革製のカフケースもいいんですが、カイデックス製というのがなんとも厨二心をくすぐります。
こんな感じで、実際の使用例よりも自分の好みを優先するから、中途半端な再現性になるんでしょうね、僕の装備は。
中に入っているハンドカフは、回転式けん銃で有名なSmith&WessonのModel 100-1 Nickel、実物になります。
ケースの頭からこのハンドカフの銀色の輪っかが半分見えているのがカッコイイ、と僕は思っています。
LEらしさをアピールするアイコンになってるんじゃないかと。

その隣が、ダンプポーチ。
S&Graf製のUS. FB ダンプポーチ[レンジャーグリーン]、だったと思います。
形状はごくごく一般的なものですが、リアカン派の僕としては無くてはならないものです。
RGのダンプポーチを探したんですが、なかなかイイ感じの色合いのものが無く、たまたま店頭で見かけて、これだ!と思って購入しました。
一般的なこのタイプのダンプポーチに比べ、一回り小さく、使いやすいです。
ホントは↓のローリーポーリーが欲しいのですが、またしても色問題が…。

その右側が、Blue Force Gear社のMicro Trauma Kit NOW!のレプリカです。
救急簡易医療キットとでも言ったらいいのか、そんな感じのポーチです。
当然中には梱包用プチプチを丸めたものしか入っていません(笑)
でもなんかまだまだ平たい感じがしますので、もうちょっと何か詰めて厚みを出したいところですね。
最後に右側のカバー部です。

ベルトカバー部下側のスリットからSafarilandホルスターのDFA(Drop Flex Adapter)を割り込ませ、内部のベルト(弾帯)と連結しています。

DFAには同じくSafarilandのSingle Strap Reg Shroudを結合させ、ALS(Automatic Locking System)搭載の6378ホルスター(M&P9+ライト用)を、QLS Kit(Quick Locking System Kit)を介して取り付けています。
ハンドガンがグロックじゃないという部分を除けば、この組み合わせもLE装備ではマーシャルなどで見られたかと思います。

こちらもLE的なアイコンで、USMS(U.S. Marshals Service)、いわゆるUSマーシャルのバッジを、ホルスターのシュラウドに取り付けてみました。
こちらのバッジもダンプポーチと同じで、S&Graf製のレプリカになります。
このあたりグッズの出来の善し悪しはよく分からないのですが、にわか的にはコスパの悪いアイテムの様に感じます。
以上でサラッとですが、僕のファーストライン(腰回り)装備をご紹介しました。
が、まあどれだけアイテムを盛っても、所詮「にわか」の「にわか」による「にわか」のためのLE装備なんで、安定の垢抜けなさは健在です(;´Д`)
装備品紹介で得意げに「実物、実物」言うてる内は、素人ですわ。
と言うわけで、にわか素人のファーストライン紹介でした。
閲覧ありがとうございました。
【LE装備・セカンドライン】LBX-0300-S RG【レビュー】
毎度毎度、思い付きで何の情報収集もしないままの装備品購入。
余計な金を使っています、ジャージ野郎です。

今回は最近ゲームで使っているセカンドライン、LBX-0300-Sのレンジャーグリーン(以下RG)のご紹介です。
最近流行りのLE装備なるものがちょっと気になりつつあった去年(2021年)の年初ごろ、何かの勢いで買ってしまったこのプレキャリ。
LEっつったら、RGでしょう!的な超絶薄っぺらい認識で購入しましたが、そもそもRGの6094系を使っているLEさんってあまり見ない気がしないでもないような…(ATFとか?)。
過去に一度、LBT6094AのRGレプリカを買って、「ミリタリーにもLEにも”どっちつかず”やわ~!」ってなったことを全く教訓にもせず。
今回もそんな結末が見え隠れしているような気がしますが、なんやかんや言っても、似た様なものを買いなおしてしまうあたり、6094的な王道シルエットやレンジャーグリーンという色が僕は好きなんだと思います。
と言う訳で、さっそく見ていきまっしょい。

基本的な形と構造はプレートキャリアの王様(と僕が勝手に呼んでいる)LBT6094Aとあんまり変わりません。

そもそもLBXというブランドはなんぞや、ということですが。
詳細はガチ装備勢の方のブログなりを見ていただくとして、サラッと言えば、SEALsなどでのメディア露出が多い6094シリーズで有名な「LBT(ロンドン・ブリッジ・トレーディング)社」のセカンドラインブランドで、実物系の廉価版ラインだそうです。
という訳で、今回の装備品はなんと「実物」です。
そろそろ大人の階段を登るのです(笑)

サイズ的には実測でフロントパネルは縦約32cm ×横約27cm。
脇の角部分までの高さが約19cm。
両ショルダーベルト部の角角が約14cm。

バックパネルは縦約32cm × 横約27cm。
首後ろの水平な部分は約11cmとなっています。

カマーバンドですが、これはフロント側に挟み込むベルクロ部を除いた有効長で約30cm。
上下の幅が約14cmとなっています。

フロントパネルは上段中央部に2列4コマのベルクロウェビング。
その他ケーブルガイドやよく分からないベルクロ付きのナイロンテープが配置されています。

下段は3列6コマ。
下端の左右両角に、カマーバンドを留めるためのフラップを引っ張りあげるタブが付いています。
また6094ではフロントパネル下段にあったカンガルーポーチがオミットされています。
縫製やらウェビングの寸法やらは、さすが実物だけあって、企画と寸分たがわぬしっかりしたものとなっています。

パーツ構成的には6094と同様に、左右のカマーバンドを背中部分でエラスティックバンド(ゴム紐)でつなぎ、バックパネルのループ部を通して前まで持ってきて、フロントパネル下段のベルクロフラップで止める、オーソドックスな仕様です。

カマーバンド部のウェビングは3列7コマ。
それとは別に、左右のカマーバンド同士を背中でつなぐ用のループが、後端に3列1コマ分ついています。

カマーバンドの内側には6094にあったラジオポーチもありません。
"S"サイズだけあってか、カマーバンドはかなり短い感じがします。
女性や相当スマートな男性なら、通常のカマーバンド同士を直接つなぐ方法でも大丈夫だとは思いますが、僕のような腹の出たオッサンでは、170cmに満たない僕の体格でも短すぎでした。

なので、バックパネル両端のウェビングとカマーバンドの後端をそれぞれエラスティックバンドでつないで、長さを稼いでみました。
バックパネル側のウェビングがひとコマが死んでしまいますが、致し方なし。
エラスティックバンドの余った部分はプレート挿入部の端っこに押し込んでいます。
これで何とか、フロントパネルの左右からカマーバンドのベルクロがはみ出さずに済みます。

今回はLBX製のダミープレート(Sサイズ相当)も手に入れましたので、これを挿入します。

フロントパネル、バックパネルの下側に挿入口がありますので、ここに放り込んで、ベルクロでガッチリ蓋をします。
これでキャリアが自立するようになります。
ちなみにカマーバンドは挿入したプレートの外側から前後のパネルをつなぎますので、プレートの厚みの分、実際のカマーバンドの長さ以上に短く感じます。

後はショルダーストラップの長さの調整ですが、これもベルクロがっつりで樹脂製のアジャスターを通すのが大変です。

ショルダーストラップにはカバーが付いていますので、ガスブロのマガジン等、重たいものを身に着けても肩への負担は少なそうです。
と言うか、そもそも防弾プレートと実弾の入ったマガジンポーチを保持できる性能があるので、ガスブロマガジンなんてヘッチャラだと思いますが。
カバーはショルダーストラップのフロントパネル内側にベルクロで固定されていますので、一旦位置を決めるとズレることはありません。
逆にしっかりと固定され過ぎて、着たままでの微調整もできませんが。

とりあえず何も付けていないと味気ないので、田村装備開発製のオープントップの3連マグポーチ、Small Monster製レプリカのTKポーチ(止血帯入れ)、FastMag、パッチ等を付けてみました。
黄色いナイロン・ハンドカフやサイリウムをウェビングに挿していますが、これは単なる賑やかし。

それと新兵器投入です。
US Marshalで使われているFirst Spear製のプレキャリについているような、カマーバンドやショルダーベルトとキャリア本体とをつなぐワンタッチジョイント的なパーツです。
本家First Spearのは「TUBES」という商品で、ジョイントを上あるいは下にスライドさせて接続・取外しするものですが、これはジョイントのフックをオスメスで嚙合わせるだけの簡易版。
Tac-ZombieGearで販売されている「強力マグネット クイックリリースカマーバンドアダプター」という商品です。
このアイテムをプレキャリに取り付けると、カマーバンド着脱時にいちいちキャリア前面のベルクロをめくってカマーバンドを付け外ししなくてよくなり、ほぼワンタッチで脱着が可能になります。
取り付けについては下記のとおり。

カマーバンド先端のベルクロ部を折り曲げ、

ベルクロ(オス)付きのバンドをウェビングに挿して上下の余った部分をカマーバンド裏に折り込み、↑で折り曲げたカマーバンド先端のベルクロ部を留めます。

カマーバンドのウェビング前端部分にオスパーツ、

フロントパネルのベルクロ部分にメスパーツをそれぞれ挟み込み、

後はジョイント同士を接続するだけ。

外すときはツマミの紐を外側に引っ張るだけで、接続が外れます。
僕のようなDAVEがプレキャリの着脱時に非常に重宝するヤツです。
プレキャリの脱ぎ着がめちゃくちゃ楽にしかも早くできるようになりました。
そして機能性もさることながら、見た目がFirst Spear製みたいでカッコ良いでしょ?(色と形は全然違うけど)
で、ちなみにですが、LEと言えばプラカード。

https://www.fbi.gov/より引用

https://www.usmarshals.gov/careers/photo_gallery.htmlより引用
「POLICE」や「SWAT」、「FBI」といった属性を表す大きめのパッチを胸や背中に貼っているのをよく目にします。
実際、プレキャリのLE特注品には、「従来品には無いベルクロ」を追加したモデルがあったりします。

このLBX-0300-Sは特にLEモデルと言う訳ではありませんので、背中側にはベルクロが一切ありません。

ということで作りました、ウェビングに編み込む形で取り付ける大きめのベルクロベース。

そこに比較的、装備的自由度の高そうな、Fugitive Task Force(逃亡犯確保チームとでも訳すんですかね)のプラカードを貼ってみました。
現場マーシャルの指揮下で、地元警察や他の警察組織の職員が期間限定で兼務するチームだそうで、割と装備にはバラつきがあるそうです。
僕的には「マーシャル装備」や「FBI装備」の厳格な仕様に縛られないという意味で、なんちゃってLEには向いている(都合の良い?)プラカードかなと思いました(←素人考え)。
改めて見てみるとプレキャリに対して、プラカードがちょっと大きすぎる気がしますが、しばらくはこれで行こうと思います。
さて、今回ご紹介した僕のLBX-0300-Sですが、ガチの各種LE装備勢の人が見たら、「ダセェ」って白い目で見られそうですよね。
いや、正直自分でも足りていないのは分かっています。
でもいいんです。
今のところは「何となく風味が出ればいい」くらいの感じなので。
まあ、もうちょっとはシュッとしていきたいとは思っていますが。
余計な金を使っています、ジャージ野郎です。

今回は最近ゲームで使っているセカンドライン、LBX-0300-Sのレンジャーグリーン(以下RG)のご紹介です。
最近流行りのLE装備なるものがちょっと気になりつつあった去年(2021年)の年初ごろ、何かの勢いで買ってしまったこのプレキャリ。
LEっつったら、RGでしょう!的な超絶薄っぺらい認識で購入しましたが、そもそもRGの6094系を使っているLEさんってあまり見ない気がしないでもないような…(ATFとか?)。
過去に一度、LBT6094AのRGレプリカを買って、「ミリタリーにもLEにも”どっちつかず”やわ~!」ってなったことを全く教訓にもせず。
今回もそんな結末が見え隠れしているような気がしますが、なんやかんや言っても、似た様なものを買いなおしてしまうあたり、6094的な王道シルエットやレンジャーグリーンという色が僕は好きなんだと思います。
と言う訳で、さっそく見ていきまっしょい。
基本的な形と構造はプレートキャリアの王様(と僕が勝手に呼んでいる)LBT6094Aとあんまり変わりません。
そもそもLBXというブランドはなんぞや、ということですが。
詳細はガチ装備勢の方のブログなりを見ていただくとして、サラッと言えば、SEALsなどでのメディア露出が多い6094シリーズで有名な「LBT(ロンドン・ブリッジ・トレーディング)社」のセカンドラインブランドで、実物系の廉価版ラインだそうです。
という訳で、今回の装備品はなんと「実物」です。
そろそろ大人の階段を登るのです(笑)

サイズ的には実測でフロントパネルは縦約32cm ×横約27cm。
脇の角部分までの高さが約19cm。
両ショルダーベルト部の角角が約14cm。

バックパネルは縦約32cm × 横約27cm。
首後ろの水平な部分は約11cmとなっています。

カマーバンドですが、これはフロント側に挟み込むベルクロ部を除いた有効長で約30cm。
上下の幅が約14cmとなっています。

フロントパネルは上段中央部に2列4コマのベルクロウェビング。
その他ケーブルガイドやよく分からないベルクロ付きのナイロンテープが配置されています。

下段は3列6コマ。
下端の左右両角に、カマーバンドを留めるためのフラップを引っ張りあげるタブが付いています。
また6094ではフロントパネル下段にあったカンガルーポーチがオミットされています。
縫製やらウェビングの寸法やらは、さすが実物だけあって、企画と寸分たがわぬしっかりしたものとなっています。
パーツ構成的には6094と同様に、左右のカマーバンドを背中部分でエラスティックバンド(ゴム紐)でつなぎ、バックパネルのループ部を通して前まで持ってきて、フロントパネル下段のベルクロフラップで止める、オーソドックスな仕様です。
カマーバンド部のウェビングは3列7コマ。
それとは別に、左右のカマーバンド同士を背中でつなぐ用のループが、後端に3列1コマ分ついています。

カマーバンドの内側には6094にあったラジオポーチもありません。
"S"サイズだけあってか、カマーバンドはかなり短い感じがします。
女性や相当スマートな男性なら、通常のカマーバンド同士を直接つなぐ方法でも大丈夫だとは思いますが、僕のような腹の出たオッサンでは、170cmに満たない僕の体格でも短すぎでした。

なので、バックパネル両端のウェビングとカマーバンドの後端をそれぞれエラスティックバンドでつないで、長さを稼いでみました。
バックパネル側のウェビングがひとコマが死んでしまいますが、致し方なし。
エラスティックバンドの余った部分はプレート挿入部の端っこに押し込んでいます。
これで何とか、フロントパネルの左右からカマーバンドのベルクロがはみ出さずに済みます。
今回はLBX製のダミープレート(Sサイズ相当)も手に入れましたので、これを挿入します。
フロントパネル、バックパネルの下側に挿入口がありますので、ここに放り込んで、ベルクロでガッチリ蓋をします。
これでキャリアが自立するようになります。
ちなみにカマーバンドは挿入したプレートの外側から前後のパネルをつなぎますので、プレートの厚みの分、実際のカマーバンドの長さ以上に短く感じます。
後はショルダーストラップの長さの調整ですが、これもベルクロがっつりで樹脂製のアジャスターを通すのが大変です。
ショルダーストラップにはカバーが付いていますので、ガスブロのマガジン等、重たいものを身に着けても肩への負担は少なそうです。
と言うか、そもそも防弾プレートと実弾の入ったマガジンポーチを保持できる性能があるので、ガスブロマガジンなんてヘッチャラだと思いますが。
カバーはショルダーストラップのフロントパネル内側にベルクロで固定されていますので、一旦位置を決めるとズレることはありません。
逆にしっかりと固定され過ぎて、着たままでの微調整もできませんが。
とりあえず何も付けていないと味気ないので、田村装備開発製のオープントップの3連マグポーチ、Small Monster製レプリカのTKポーチ(止血帯入れ)、FastMag、パッチ等を付けてみました。
黄色いナイロン・ハンドカフやサイリウムをウェビングに挿していますが、これは単なる賑やかし。
それと新兵器投入です。
US Marshalで使われているFirst Spear製のプレキャリについているような、カマーバンドやショルダーベルトとキャリア本体とをつなぐワンタッチジョイント的なパーツです。
本家First Spearのは「TUBES」という商品で、ジョイントを上あるいは下にスライドさせて接続・取外しするものですが、これはジョイントのフックをオスメスで嚙合わせるだけの簡易版。
Tac-ZombieGearで販売されている「強力マグネット クイックリリースカマーバンドアダプター」という商品です。
このアイテムをプレキャリに取り付けると、カマーバンド着脱時にいちいちキャリア前面のベルクロをめくってカマーバンドを付け外ししなくてよくなり、ほぼワンタッチで脱着が可能になります。
取り付けについては下記のとおり。
カマーバンド先端のベルクロ部を折り曲げ、

ベルクロ(オス)付きのバンドをウェビングに挿して上下の余った部分をカマーバンド裏に折り込み、↑で折り曲げたカマーバンド先端のベルクロ部を留めます。
カマーバンドのウェビング前端部分にオスパーツ、
フロントパネルのベルクロ部分にメスパーツをそれぞれ挟み込み、
後はジョイント同士を接続するだけ。
外すときはツマミの紐を外側に引っ張るだけで、接続が外れます。
プレキャリの脱ぎ着がめちゃくちゃ楽にしかも早くできるようになりました。
そして機能性もさることながら、見た目がFirst Spear製みたいでカッコ良いでしょ?(色と形は全然違うけど)
で、ちなみにですが、LEと言えばプラカード。

https://www.fbi.gov/より引用

https://www.usmarshals.gov/careers/photo_gallery.htmlより引用
「POLICE」や「SWAT」、「FBI」といった属性を表す大きめのパッチを胸や背中に貼っているのをよく目にします。
実際、プレキャリのLE特注品には、「従来品には無いベルクロ」を追加したモデルがあったりします。
このLBX-0300-Sは特にLEモデルと言う訳ではありませんので、背中側にはベルクロが一切ありません。
ということで作りました、ウェビングに編み込む形で取り付ける大きめのベルクロベース。
そこに比較的、装備的自由度の高そうな、Fugitive Task Force(逃亡犯確保チームとでも訳すんですかね)のプラカードを貼ってみました。
現場マーシャルの指揮下で、地元警察や他の警察組織の職員が期間限定で兼務するチームだそうで、割と装備にはバラつきがあるそうです。
僕的には「マーシャル装備」や「FBI装備」の厳格な仕様に縛られないという意味で、なんちゃってLEには向いている(都合の良い?)プラカードかなと思いました(←素人考え)。
改めて見てみるとプレキャリに対して、プラカードがちょっと大きすぎる気がしますが、しばらくはこれで行こうと思います。
さて、今回ご紹介した僕のLBX-0300-Sですが、ガチの各種LE装備勢の人が見たら、「ダセェ」って白い目で見られそうですよね。
いや、正直自分でも足りていないのは分かっています。
でもいいんです。
今のところは「何となく風味が出ればいい」くらいの感じなので。
まあ、もうちょっとはシュッとしていきたいとは思っていますが。
【レンズ/強度テスト】Hiranoタクティカル製シューティンググラス【実射】
※注意
本記事は、シューティンググラスの個人的な性能テストの結果等を掲載していますが、記事の内容を保証するものではありません。
ご購入・ご使用等については自己責任であることをあらかじめご了承いただいた上でお読みください。
~以下本編~
Amazonに出品されているHiranoタクティカル製シューティンググラス、「EK-TG001」。


2022年1月現在Amazon、楽天共にで2,980円、Yahoo!ショッピングで2,780円と、シューティンググラスとしては激安の部類に入るサバゲー用(と称する)アイウェアです。
商品ページには商品特徴や他社性能比較、耐衝撃テストの画像などが掲載されています。
ちなみに商品内容としては、
・フレーム1本
・交換用レンズ5枚(クリア・イエロー・ブルー・スモーク・ミラー)
・ヘッドバンド
・首掛け用ストラップ
・交換用ノーズピース
・ハードケース
・近視レンズ用インナーフレーム
・収納袋
・メガネ拭き
・取説(日本語)
・サバゲー用取説
・変更テスター
の豪華12点セット(レンズを個別に数えると16点セット!)になります。
色々とついてはいますが、自分的にはガスケットが付いていないのが残念です。
レビューを読んでみると、上記交換レンズのうち実際にサバゲーで使えるのはクリア、イエロー、ブルーの3種だそうです。
他社従来品はレンズの厚みが1.6mm厚のポリカーボネートなのに対して、このEK-TG001は2.1mm厚のポリカーボネートですよと謳っています。
フレームデザイン的には、オークリーのレーダーロックを模した形状です。
レーダーロックにある、レンズ交換を容易にする「スイッチロック機構」のようなものも搭載されているようですが、動きが渋く、操作するには指先が痛くなるようですね。
フレームカラーについては、Mossy-oakのような感じの独特の迷彩カラーで、カッコいいと思います。
購入者の評価については、Amazonでは210人の評価で★3.9でしたので、悪くはないと思います。
このシューティンググラスのブランド、Hiranoタクティカルは、大阪市東住吉区に本社がある株式会社e-kit(http://e-kit.co.jp/)という会社のブランドになります。
このシューティンググラスは酷似したセット内容の他社商品が各種通販サイトで散見されることから、もしかするとどこかのOEMだったりするのかもしれませんが、そのあたりはよくわかりません。
商品ページには、「他社製品は多くが中国のショップなのに対して、Hiranoタクティカル製品の販売店は日本国内」と明記されています。
他にも「詳細な日本語説明書」や「日本人スタッフによるアフターサポート」など、日本企業が販売する商品であることが、ことさら強調されて記載されていますが、製造国についての記載は見つけられませんでした。
ただ日本語説明書や日本人スタッフの対応などは、ユーザーとしてはありがたいと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、今回はこのHiranoタクティカル製シューティンググラス「EK-TG001」のレンズの耐久性テストをする機会がありましたので、お披露目したいと思います。

レンズは5枚セットのうち、サバゲー対応のイエローレンズ。

本来シューティンググラスの強度試験はフレームにセットした状態で行うべきとは思いますが、今回は知人からレンズのみを提供してもらいましたので、直にレンズのみを射撃してみました。

テストに使用したエアガンは、自分の愛機マルイのガスブロ89式小銃になります。

ちなみに12月現在、室内保管されていたガスの入っていたマガジンをそのまま使い測定した初速は、0.25g弾使用で79.44m/sec(0.2g弾換算88~89m/sec程度)。

まずはこの数値でレンズをゼロ距離射撃をしてみます。

レンズ表面には擦過痕が付きましたが、特にレンズにヒビが入ったり割れたりすることはありませんでした。

次は先ほどよりもチョイ温めたマガジンを使い、初速83.53m/sec(0.2g弾換算93m/sec程度)でテストしてみました。

撃つ場所は中央のいちばん細くなっている場所。

今回もゼロ距離射撃ですが、今回は初速を上げたにもかかわらず、目視できる擦過痕すらなく、破損無しという結果でした。
最後にもう少し温めたマガジンでテスト。

初速は85.06m/sec(0.2g弾換算95m/sec程度)、今度は約2m(自宅室内ではこれが限界でした…)の距離から撃ってみました。

こちらは、いちばん最初の時と同様に、表側には擦過痕のみが認められました。

ちなみにこのときに気づいたのですが、今回のテストで撃った場所のレンズ裏側すべての場所に、僅かな凸損(押し出し痕)ができていました。
パッと見は分かりませんが、光を寄せたり指で触って初めて、かすかに分かる程度のものでした。
実際のゲームではこんな近距離で顔面を撃たれることはほぼ無いと思いますが、絶対無いとも言い切れません。
この距離でそこそこ初速の高いエアガンで撃たれても、割れるどころかヒビ・凹みすら入らない強度はなかなかのものだと言えます。
結論として、サバゲー向けシューティンググラス用レンズとしては、なかなかコストパフォーマンスの高い、優秀なものと言えるのではないでしょうか。
ただ、無責任と思われるかもですが、アイウェアの購入については、しっかりとご自身で検討していただき、納得のいくものをご自身の責任において購入・使用してください。
…おまけ
自宅で保管していた、コーティングが剥がれて使えなくなったクロスボウレンズでも耐弾性テストをやってみました。

こちらもEK-TG001と同様にゼロ距離射撃、0.25g弾使用で初速は85.06m/sec計測後の4~6発目になります。

レンズ表面は擦過痕、というよりか弾の色が付着した感じで、指で拭き取ったら消えました。
裏側にはEK-TG001と同様に、わずかな凸損が見られました。
これもよくよく観察しないと分からないレベルだと思いますが、一旦見つけてしまうと、ちょっと気になるかも知れません。
今回のテストは以上になります。
皆様のサバゲーライフの参考になればうれしく思います。
本記事は、シューティンググラスの個人的な性能テストの結果等を掲載していますが、記事の内容を保証するものではありません。
ご購入・ご使用等については自己責任であることをあらかじめご了承いただいた上でお読みください。
~以下本編~
Amazonに出品されているHiranoタクティカル製シューティンググラス、「EK-TG001」。
2022年1月現在Amazon、楽天共にで2,980円、Yahoo!ショッピングで2,780円と、シューティンググラスとしては激安の部類に入るサバゲー用(と称する)アイウェアです。
商品ページには商品特徴や他社性能比較、耐衝撃テストの画像などが掲載されています。
ちなみに商品内容としては、
・フレーム1本
・交換用レンズ5枚(クリア・イエロー・ブルー・スモーク・ミラー)
・ヘッドバンド
・首掛け用ストラップ
・交換用ノーズピース
・ハードケース
・近視レンズ用インナーフレーム
・収納袋
・メガネ拭き
・取説(日本語)
・サバゲー用取説
・変更テスター
の豪華12点セット(レンズを個別に数えると16点セット!)になります。
色々とついてはいますが、自分的にはガスケットが付いていないのが残念です。
レビューを読んでみると、上記交換レンズのうち実際にサバゲーで使えるのはクリア、イエロー、ブルーの3種だそうです。
他社従来品はレンズの厚みが1.6mm厚のポリカーボネートなのに対して、このEK-TG001は2.1mm厚のポリカーボネートですよと謳っています。
フレームデザイン的には、オークリーのレーダーロックを模した形状です。
レーダーロックにある、レンズ交換を容易にする「スイッチロック機構」のようなものも搭載されているようですが、動きが渋く、操作するには指先が痛くなるようですね。
フレームカラーについては、Mossy-oakのような感じの独特の迷彩カラーで、カッコいいと思います。
購入者の評価については、Amazonでは210人の評価で★3.9でしたので、悪くはないと思います。
このシューティンググラスのブランド、Hiranoタクティカルは、大阪市東住吉区に本社がある株式会社e-kit(http://e-kit.co.jp/)という会社のブランドになります。
このシューティンググラスは酷似したセット内容の他社商品が各種通販サイトで散見されることから、もしかするとどこかのOEMだったりするのかもしれませんが、そのあたりはよくわかりません。
商品ページには、「他社製品は多くが中国のショップなのに対して、Hiranoタクティカル製品の販売店は日本国内」と明記されています。
他にも「詳細な日本語説明書」や「日本人スタッフによるアフターサポート」など、日本企業が販売する商品であることが、ことさら強調されて記載されていますが、製造国についての記載は見つけられませんでした。
ただ日本語説明書や日本人スタッフの対応などは、ユーザーとしてはありがたいと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、今回はこのHiranoタクティカル製シューティンググラス「EK-TG001」のレンズの耐久性テストをする機会がありましたので、お披露目したいと思います。
レンズは5枚セットのうち、サバゲー対応のイエローレンズ。
本来シューティンググラスの強度試験はフレームにセットした状態で行うべきとは思いますが、今回は知人からレンズのみを提供してもらいましたので、直にレンズのみを射撃してみました。
テストに使用したエアガンは、自分の愛機マルイのガスブロ89式小銃になります。
ちなみに12月現在、室内保管されていたガスの入っていたマガジンをそのまま使い測定した初速は、0.25g弾使用で79.44m/sec(0.2g弾換算88~89m/sec程度)。
まずはこの数値でレンズをゼロ距離射撃をしてみます。

レンズ表面には擦過痕が付きましたが、特にレンズにヒビが入ったり割れたりすることはありませんでした。
次は先ほどよりもチョイ温めたマガジンを使い、初速83.53m/sec(0.2g弾換算93m/sec程度)でテストしてみました。
撃つ場所は中央のいちばん細くなっている場所。
今回もゼロ距離射撃ですが、今回は初速を上げたにもかかわらず、目視できる擦過痕すらなく、破損無しという結果でした。
最後にもう少し温めたマガジンでテスト。
初速は85.06m/sec(0.2g弾換算95m/sec程度)、今度は約2m(自宅室内ではこれが限界でした…)の距離から撃ってみました。

こちらは、いちばん最初の時と同様に、表側には擦過痕のみが認められました。

ちなみにこのときに気づいたのですが、今回のテストで撃った場所のレンズ裏側すべての場所に、僅かな凸損(押し出し痕)ができていました。
パッと見は分かりませんが、光を寄せたり指で触って初めて、かすかに分かる程度のものでした。
実際のゲームではこんな近距離で顔面を撃たれることはほぼ無いと思いますが、絶対無いとも言い切れません。
この距離でそこそこ初速の高いエアガンで撃たれても、割れるどころかヒビ・凹みすら入らない強度はなかなかのものだと言えます。
結論として、サバゲー向けシューティンググラス用レンズとしては、なかなかコストパフォーマンスの高い、優秀なものと言えるのではないでしょうか。
ただ、無責任と思われるかもですが、アイウェアの購入については、しっかりとご自身で検討していただき、納得のいくものをご自身の責任において購入・使用してください。
…おまけ
自宅で保管していた、コーティングが剥がれて使えなくなったクロスボウレンズでも耐弾性テストをやってみました。
こちらもEK-TG001と同様にゼロ距離射撃、0.25g弾使用で初速は85.06m/sec計測後の4~6発目になります。
レンズ表面は擦過痕、というよりか弾の色が付着した感じで、指で拭き取ったら消えました。
裏側にはEK-TG001と同様に、わずかな凸損が見られました。
これもよくよく観察しないと分からないレベルだと思いますが、一旦見つけてしまうと、ちょっと気になるかも知れません。
今回のテストは以上になります。
皆様のサバゲーライフの参考になればうれしく思います。
【半長靴】高機能インソールを使ってみる【装備・自衛隊系】
自分の半長靴(レプリカ)は楯桜さんの楯桜長靴。
タン裏にサイズタグがあります。
自分の普段履きが26.5cmなので、26.0〜26.5cm対応のLサイズを買いましたが、少し大きめでした。
ワイズも3Eでワイドサイズ。
ゆったり目なので、足幅が細めの人はさらに大きめに感じるかもしれません。

アウターソールにもサイズが書いてあります。
アウターソールにもサイズが書いてあります。
ソールの凹凸も、角が丸くなってきて、最近すべりやすいです。

アウターソール同様、インソール(中敷)もヘタってきて、ゲーム日の午前中なんかは半長靴の中で足が遊んでいる気がします。
買って間もない時は、踵のクッション性や足裏に程よい突起感があって、自分的には履き心地が良かったのですが、今は全体的にペタンと平たくなった感じ(現行品は、インソールの形状が変更になっているようです)。
それに、一日ゲームをこなすと、土踏まず〜踵〜ふくらはぎ辺りがなんだかダルく感じます。
自分ももう齢40を超えたオッサンなんで、加齢による部分もあるとは思うんですが、それだけが理由だとは思いたくない自分がいます(笑)
この半長靴はいつ頃買ったかはもう忘れてしまいましたが、4〜5年は履いていると思うので、半長靴自体買い替え時と言えなくもないですが、月イチで履くか履かないかくらいの頻度のものだし、大きな破損もなく、機能的な部分もそんなにシビアなものを求めているわけでもありません(どちらかと言えばコスプレ的要素の方が強い)ので、ブーツ自体を買い替えとなると少し躊躇してしまいます。
となると、比較的安価なインソールを変えることくらいしか思いつきませんでした。
ということで、購入してきました。

モノは、ワークマンの衝撃吸収インソール、「wmb 3D STRUCTURE」。
今回のインソールは、目当てのものがあったのではなく、ショップをウロウロしていたらたまたま目についたってだけのものです。
作業服メーカー、ワークマンのプライベートブランドWORKMAN BEST、そのカジュアルラインであるwmbのラインナップにあるインソールになります。
価格は880円。
100均のインソールではちょっと物足りない気がしますが、スポーツショップなどで売られている何千円もするようなものだと、金額的に厳しいし…。
という自分には880円はなかなか魅力的に見えました。
という自分には880円はなかなか魅力的に見えました。
今回も自分の普段履きのサイズに合わせて買ってみました。
26.0~27.0というサイズはどうやら世間的にはLサイズに属するようです。
身長はSサイズなのに、足だけデカいアンバランスな人間になった気分です。
オーソドックスに、つま先部分をカットして靴のサイズに合わせるタイプ。
大きすぎてもある程度は調整できます。

このインソールの売りは「3D構造インソール」。
「動きっぱなしの仕事の方の足の疲れを軽減する」そうで、ゲームでいわゆる「待ち」ができない自分には効果はありそうです。
楯桜長靴のデフォルトのインソールとの比較です。
全体の形状比較。
左が元々のインソール、右がワークマンのインソール。
こうしてみると、元々のインソールもそこそこの立体形状に見えますが、作りが全体的に薄っぺらくて、ホールド感などはあまりありませんでした。
前足部の格子状になっているところは、健康サンダルのような刺激があって履いていてそこそこ気持ち良いもので、半長靴が新しいうちは踵のクッション感もそれなりにあったような記憶もあります。
比べてワークマンのインソールは、写真写りではノッペリとしていますが、中足部~踵にかけて、しっかりとフチが立ち上がっていて、足裏に吸い付く感じです。
またアーチ部は、裏の黄色いパーツが効いているのか、しっかりと土踏まず部を押し上げてくれていて、フィット感がハンパない感じです。
それと機能性にはあまり関係ありませんが、色がオシャレですよね。
踵を合わせて長さを比べてみたら、つま先でワークマンの方が0.5cm長い感じでした。
ただ元々のインソールはだいぶ反ったり変形したりしてますので、それを加味すると0.2~0.3cmくらいの差しかないと思います。
踵の厚み方向からの比較です。
元々のインソールは一枚モノをプレスか何かで造形していますが、ワークマンは3層構造になっています。
これだけでクッション性の差がなんとなく分かっちゃいます。
ワークマンのインソール、踵から中足部の手前まで伸びるゲル状の衝撃吸収素材。
元々弾力性のある素材をハニカム構造と言うか、三角の格子状にして、さらに弾力性を増しています。
指で押すと変形しますが、離すとすぐに元の形状に戻る高反発性を持っていて、踵にかかる衝撃をとてもよく吸収してくれそうです。
ちなみにこの部分はかなり摩擦係数が高そうで、このインソールは靴の中で滑る(動く)ことはよっぽどのことがない限りなさそうです。
中足部の黄色いパーツ。
けっこう硬いです。
中足足裏部分からアーチ部~インソールのフチの形状をしっかりとキープしてくれています。
パンチング加工が施され、多少通気性もあるようです。
元々のインソールと比較して多少サイズが大きめでしたが、試しにつま先のカットラインでカットせず、そのまま半長靴の中に放り込んでみました。
微妙に押し込んだ感はあったような、なかったような、という感じでしたが一応カット無しで全部入りました。
踵のフチが変形したり、浮いたりはありません。
ただやっぱり、3Eという広い靴幅のせいか、若干インソールのフチが落ち着かない。
半長靴の内壁(?)とインソールのフチの間に微妙な隙間があります。
その為、インソール(特に踵部)を丁寧にまっすぐ入れないと、踵部が左右方向に傾いて入ってしまいます。
でもこの傾きについては、インソールの踵部を軽く浮かせることで、容易に修正できます。
実際に履いてみました。
履いた感じ、踵の衝撃吸収素材が厚くなった関係で、気持ちヒールの高さが気になりますが、この辺りは慣れの問題でしょう。
前述のインソールの踵の傾きをちゃんと調整したので、以前よりも半長靴のフィット感は格段に良くなりました。
先ほどの半長靴内部とインソールのフチの隙間ですが、体重でインソール自体がある程度変形して広がったのと、シューレースをしっかりと締めたことで、全く違和感を感じることはありませんでした。
半長靴の中でインソールの踵がその高さ・細さのせいでグラつくとか動くというようなことは全くありません。
むしろ以前は半長靴の中で足が気持ち遊んでいたので、それが解消されてすごく快適な気分になりました。
~追記
先日、ゲームで初めて使用しました。
場所は泉州タクティカルフィールドさん。
関西屈指のCQBフィールドです。
コンクリや砂利の上を移動→クリアリング→時々射撃(笑)の連続です。
自分は膠着停滞が嫌いなので、基本常に移動しています。
新しいインソールのお試しには持ってこいな環境でした。
まず以前より半長靴のフィット感がよくなったおかげで、靴の中がバタつかず、移動が楽になりました。
足がスッと前に出るというか、そんな感じ。
足を包むようなホールド感ってこのことだったのか、って思えました。
また一日ゲームをした後の足の疲労感ですが、これも段違いに違いました。
今までは、ふくらはぎ~踵のあたり、それと脛の横の筋肉に、重ダルい疲労感が残っていたのですが、それが全く無くなったとはさすがに言えませんが、以前より格段にマシだったことに驚きました。
フィット感がいまいちなブーツを履くことで、余計な筋肉を使っていたんでしょうね。
インソールひとつでここまで違いが出るものとは、今まで思ってもみませんでした。
最後にこのワークマンのインソールは表生地に抗菌防臭加工が施されていたり、パンチング加工で通気性を確保していたりしますが、一日中履いた半長靴を脱いだ時の足クサ度、これだけは以前のインソールと全く変わりませんでした(笑)。
今回、自分はワークマンのインソールをなんとなくチョイスしてみましたが、ワークマンではなくても、高機能インソールは一度は試してみる価値はあると思います。
【サファリランド・ホルスター】レプリカSLSを使えるようにしてみた【レビュー/カスタム】
先日、タナカワークスの9mm拳銃が当分隊に納入されました。
納入されたのはいいのですが、これに合うホルスターを持っていないという事実が発覚しました。
※P226E2用にサファリランドのALSを持ってますが、そのALSはウエポンライト仕様なので、アンダーレールが無くウエポンライトが取り付けられない9mm拳銃ではホルスター内で銃自体を固定できないのです…。
ただ、最近軍拡のしすぎでさすがにサファリの実物SLS(陸自戦闘部隊ではSLSを装備しているところが多いようです)を導入できるほどの予算が組めないので、間に合わせでレプリカを用立ててみました。

ブランド名も不明なAmazon発の中華製。
価格は3000円台。
モデルは「6282 SLS ハイライド」が近い感じ。

ぱっと見は、「お、サファリやん」って言ってもらえなくもない雰囲気です。

銃自体も上手く収まっているように見えます。

自分が以前買った実物6004にはついていなかった、ループ固定用のロック。
ループを起こした状態で、これを体側のループ付け根に押し込むことで、ループ自体を倒すことができなくなります。
ちなみに実物でも設定がありました。
「6001セントリー」というSLS用の後付けのロックシステムのようです。
ホルスター内側のスエードの内張は当然にしてありません。

実物は一枚のカイデックスをクルッと巻いて筒状にしたものをプレス成型していると思われますが、このレプリカはモナカ型の張り合わせです。
がっつりとパーティングラインが入っていたり、また謎形状の高さ調整のステーと言うか突起があります。

実際に銃を入れてみると、内側全ての寸法がひと回りデカい。
タナカワークスの9㎜拳銃に対して、全体的にサイズが大きく、ホルスターの中で前後左右にガタガタ動きまくります(笑)
これではエアガンにとっても、自分の精神衛生上もよくありません。
というわけで、若干調整をしてみようかと思います。
と言っても調整幅なんてたかが知れています。

唯一無二の既設の調整用のスクリュー、これを最大限締めこみます。

メス側のねじ切りが浅いせいか、思ったよりも締めこめません。
でもこれだけで、左右のガタつきはほぼなくなりました。
後は前後のガタつきですが、左右がマシになった分、前後も幾分許容範囲に近づいた気がします。
ただ、まだ許容範囲というにはガタつきがありすぎなので、今後の課題ということで。
とは言え、スライド側かトリガーガード側に何か貼ったり詰めたりするくらいしか、思い浮かびませんが…。
それと、今締めこんだネジのメス側、材質が金属(おそらく鉄?)製なのですが、ホルスターに銃を収める時に銃のトリガーガードにそこそこの勢いで当たります。
トリガーガードが傷々になりそうなので、気持ち程度に対策を施してみました。

締めこんだネジを一旦取り外して、メス側に収縮チューブをかぶせておきました。

収縮チューブを取り付けて外径が大きくなったメス側でも、元の穴にスポッと入りました。
作りの雑さが分かります(笑)
おかげで穴の拡張工事をしなくて済みました。
次は、自分の6004のレッグシュラウドに取り付けるため、QLS(クイック・ロック・システム)のオス側(ロッキングフォーク)を取り付けます。

そのまま直に取り付けると、SLSのロック部分が干渉してしまうので、何かでカサ
上げする必要があります。

自分は家に転がっていたゴムワッシャを取り付けてみました。
サイズは外径20㎜×内径6㎜×高さ4㎜のものです。

カサ上げした分、付属のネジではメス側に届かなくなったので、ネジを追加購入。
M4の長さ20mm。
百数十円くらいだったかと。

で取り付けてみましたが、ゴムワッシャでは、ネジを締め付ける程に変形してしまって、(幾分マシにはなったものの)結局SLS部分への干渉は解消されず。
まあでもこれ以上何かを考えるのも面倒くさくなったので、許容範囲と割り切りました。

幸いホルスターのネジ穴は、サファリランド実物のQLSと同じ位置に作られていたので、取り付け自体は特別な加工などを要せずにできました。

SLSに干渉するものの、そこそこ反るなどの変形もせずに、まっすぐに取り付けられました。

レッグシュラウドに取り付けられたQLSのメス側にもすんなりと入りましたので、とりあえずしばらくはこれで行こうと思います。
先日、今回このサファリランドSLSレプリカを購入してから、一日ゲームで使用してみましたが、ホルスターとしては割と使えると言っていいのかもしれません。
確かに実物と比較すれば、値段が安いだけあって作りはチープだし、形状もまあまあ違うし、銃のホールド感もいまひとつ。
ですが逆にだからこそゲームで雑に使える、それっぽく見える、ホルスターとしての機能は必要十分とも言えます。
ちょっとした調整でそこそこ快適に使える、安い樹脂製ホルスターをお探しの方や、自衛隊装備入門向けには最適解ではないでしょうか。
自分的にはそれなりにおススメだったりします。
納入されたのはいいのですが、これに合うホルスターを持っていないという事実が発覚しました。
※P226E2用にサファリランドのALSを持ってますが、そのALSはウエポンライト仕様なので、アンダーレールが無くウエポンライトが取り付けられない9mm拳銃ではホルスター内で銃自体を固定できないのです…。
ただ、最近軍拡のしすぎでさすがにサファリの実物SLS(陸自戦闘部隊ではSLSを装備しているところが多いようです)を導入できるほどの予算が組めないので、間に合わせでレプリカを用立ててみました。
ブランド名も不明なAmazon発の中華製。
価格は3000円台。
モデルは「6282 SLS ハイライド」が近い感じ。
ぱっと見は、「お、サファリやん」って言ってもらえなくもない雰囲気です。
銃自体も上手く収まっているように見えます。

自分が以前買った実物6004にはついていなかった、ループ固定用のロック。
ループを起こした状態で、これを体側のループ付け根に押し込むことで、ループ自体を倒すことができなくなります。
ちなみに実物でも設定がありました。
「6001セントリー」というSLS用の後付けのロックシステムのようです。
ホルスター内側のスエードの内張は当然にしてありません。
実物は一枚のカイデックスをクルッと巻いて筒状にしたものをプレス成型していると思われますが、このレプリカはモナカ型の張り合わせです。
がっつりとパーティングラインが入っていたり、また謎形状の高さ調整のステーと言うか突起があります。

実際に銃を入れてみると、内側全ての寸法がひと回りデカい。
タナカワークスの9㎜拳銃に対して、全体的にサイズが大きく、ホルスターの中で前後左右にガタガタ動きまくります(笑)
これではエアガンにとっても、自分の精神衛生上もよくありません。
というわけで、若干調整をしてみようかと思います。
と言っても調整幅なんてたかが知れています。
唯一無二の既設の調整用のスクリュー、これを最大限締めこみます。
メス側のねじ切りが浅いせいか、思ったよりも締めこめません。
でもこれだけで、左右のガタつきはほぼなくなりました。
後は前後のガタつきですが、左右がマシになった分、前後も幾分許容範囲に近づいた気がします。
ただ、まだ許容範囲というにはガタつきがありすぎなので、今後の課題ということで。
とは言え、スライド側かトリガーガード側に何か貼ったり詰めたりするくらいしか、思い浮かびませんが…。
それと、今締めこんだネジのメス側、材質が金属(おそらく鉄?)製なのですが、ホルスターに銃を収める時に銃のトリガーガードにそこそこの勢いで当たります。
トリガーガードが傷々になりそうなので、気持ち程度に対策を施してみました。
締めこんだネジを一旦取り外して、メス側に収縮チューブをかぶせておきました。
収縮チューブを取り付けて外径が大きくなったメス側でも、元の穴にスポッと入りました。
作りの雑さが分かります(笑)
おかげで穴の拡張工事をしなくて済みました。
次は、自分の6004のレッグシュラウドに取り付けるため、QLS(クイック・ロック・システム)のオス側(ロッキングフォーク)を取り付けます。
そのまま直に取り付けると、SLSのロック部分が干渉してしまうので、何かでカサ
上げする必要があります。
自分は家に転がっていたゴムワッシャを取り付けてみました。
サイズは外径20㎜×内径6㎜×高さ4㎜のものです。
カサ上げした分、付属のネジではメス側に届かなくなったので、ネジを追加購入。
M4の長さ20mm。
百数十円くらいだったかと。
で取り付けてみましたが、ゴムワッシャでは、ネジを締め付ける程に変形してしまって、(幾分マシにはなったものの)結局SLS部分への干渉は解消されず。
まあでもこれ以上何かを考えるのも面倒くさくなったので、許容範囲と割り切りました。
幸いホルスターのネジ穴は、サファリランド実物のQLSと同じ位置に作られていたので、取り付け自体は特別な加工などを要せずにできました。
SLSに干渉するものの、そこそこ反るなどの変形もせずに、まっすぐに取り付けられました。
レッグシュラウドに取り付けられたQLSのメス側にもすんなりと入りましたので、とりあえずしばらくはこれで行こうと思います。
先日、今回このサファリランドSLSレプリカを購入してから、一日ゲームで使用してみましたが、ホルスターとしては割と使えると言っていいのかもしれません。
確かに実物と比較すれば、値段が安いだけあって作りはチープだし、形状もまあまあ違うし、銃のホールド感もいまひとつ。
ですが逆にだからこそゲームで雑に使える、それっぽく見える、ホルスターとしての機能は必要十分とも言えます。
ちょっとした調整でそこそこ快適に使える、安い樹脂製ホルスターをお探しの方や、自衛隊装備入門向けには最適解ではないでしょうか。
自分的にはそれなりにおススメだったりします。