【G45】LE装備に必須のグロックを初お迎え【レビュー】
ひとつ前に手に入れたマルイのM&P9が自分的にツボりすぎて、長らくハンドガン装備の更新をしていませんでした。
現在ハマっているLE装備に関しても、M&Pは「Miritary&Police」って意味なんだからギリセーフ、みたいに考えてて、結構ムリ言っている感は自分でも感じていました(笑)
ということで、LE(U.S.Marshal)装備に寄せるためにも、久しぶりに新規にハンドガンをお迎えしました。
その名も、VFC/Umarex Glock45
2020年の夏ごろの発売だそうで、世に出てからすでに2年以上経っていますので今更感は拭えません…。
ただ、Glockってマルイが出している
・標準サイズのフレームで9mm弾仕様のG17
・フルオート機のG18
・やや小型のG19
・標準フレームで.40S&W(約10mm)弾仕様のG22
・小型サイズのG26
・競技用のG34
は有名ですが、G45ってえらくマイナーな機種に思えます。
G45って45口径?みたいなことをよく言われるんですが、9mmです。
Glockの45口径はG21とかG30とかが別にあるようです。
ではどういう特徴がG45たらしめているのか。
実銃のG45は、米軍のM9の後継制式拳銃を決めるトライアルにGlock社から出された、G19サイズのスライドとG17サイズのフレーム(グリップ・装弾数)を併せ持ったG19Xという機種の民間バージョンです。
とはいえ外見上の仕様の違いがあり、それはスライド前方のセレーション追加であったり、
グリップ底部のマグウェル部分がフレア形状に広がっていたりしています。
またフレームはG17のGeneration5(Gen5)形状を受け継いでいて、フィンガーチャンネルを廃し、若干角の取れた細めのグリップや
アンビ化されたスライドストップ、大型で左右入れ替え可能なマガジンキャッチなどを備えています。
さらにスライド前端部の面取りも前世代よりも拡大され、G26のような、気持ち丸みを感じさせるデザインとなっています。
マガジンは形状的には一般的なもので、同社G17と共通仕様です。
信頼性の低い僕調べではVFC製のGlockにはGen3からGen5まで、機種的には17はもちろん18、19などにも使えるようですが、バンパー形状の違いでG19Xにはバンパーを付けたままでは入りません。
またVFC製本体のみならず、マルイやWE、果てはダブルベルなどにも使えるようです。
ただ逆は厳しくて、実際試したのはマルイ製だけですが、マルイ製のGen4マガジンがVFC G45にも一応刺さって撃てました。
しかしながらマルイ製マガジンのマガジンキャッチが引っかかる凹部がVFC製のマガジンキャッチより細いのでマガジンキャッチがかかりません。
マガジンキャッチのかみ合わせではなく、マガジンキャッチ自体のスプリングテンションでマガジン位置をキープしている感じです。
ちなみにこのVFC製マガジン、BB弾を装填する際、少し気をつけなければならないことがあります。
リップ側からローダーで弾を装填するとき、↑画像のように、リップの前寄りの位置でBB弾が止まることがあります。
ですがBB弾がこの位置に止まると、マガジン内で弾の下がりが極端に悪くなります。
そのままマガジンを挿入すると、最後のところで何かに詰まってカチッと入り切らない感じになります。
通常、スライドが前進位置にあるときにマガジンを挿入すると、↑画像の矢印のパーツ(ローディングロッドとでも言うんでしょうか)に押されて、マガジン内のBB弾は一旦マガジン内に押し込まれます。
それがマガジン内の弾の下がりが悪い(固い)せいでマガジンの挿入を妨げている原因になるのです。
あと気になるところがもう一つ。
確かこのマガジンはBB弾が22発入るはずなんですが、ローダーでリップ部から17発ほど入れたところで、マガジンフォロアーの動きが急に固くなります。
僕の弾の入れ方が悪いのか、マガジンのスプリングテンションのせいなのか。
若干ローダーのアダプターの形状もあっていない気もしなくもないですが17発以上入りません。
まあ、僕はリアカン派なので17発という数字はこれはこれで良いような気もします。
次に通常分解してみたいと思います。
まずスライドを引いてハンマーを起こします。
これをしないとスライドがハンマーに引っかかって外れません。
スライドロックを銃の左右両側からつまんで押し下げます。
フレームからの飛び出しが少ないので、僕的にはつまみにくくて苦手です。
上手いこと押し下げて軽くスライドを後ろから押すと、スッとスライドが前進します。
あとはスライドを手で前方向に引き抜けば外れます。
時々スライドが何かに引っかかって前進しないことがありますが、その引っかかりは↑の画像の〇部分。
ノッカーロックという部品で、スライドを外す際の前進スピードがゆっくり過ぎると、これに引っかかります。
そんなに勢いよく外すことはないですが、ほんのちょっとだけ、気持ち勢いをつけてスライドを滑らせてやると、引っかかりがウソのようにスッと外れます。
外れたスライドをひっくり返すと二重構造になったリコイルスプリングが見えますが、その一番後部シルバー色の円盤に切り欠きがあります。
この円盤を、リコイルスプリングガイドの前端から付属の六角レンチを入れて、アウターバレル側に来るまで回します。
この位置に来るまで回すと、リコイルスプリングは銃口側に縮めることができるようになります。
リコイルスプリングを銃口側に縮めて、ガイドごとアッセンで取り外します。
銃口側のリコイルスプリングが刺さっていた部分に樹脂製のバッファ(と言うんでしょうか)がはまっていますので取り外します。
アウターバレルも一旦前方向に押し出してチャンバー部をローディングノズルから分離した後、抜き出します。
これで通常分解完了です。
基本的には他のオートと大きく違わないのですが、細かいところでVFCあるいはGlock独自の作法があって一瞬迷います。
最後に射撃感について少し。
マルイの樹脂製に比べて重いアルミ製スライドを搭載しているにも関わらず、HFC134aでも鋭いブローバック。
スライドの重量があるだけにブローバックのキック感も強いです。
またマガジン表面温度が20℃に届かない温度でも、初速は60m/secを超えてきます。
それに何より、スライドが動くたびにスライドとアウターバレルの接触による金属音が鳴るのがすごく良い。
ただ、弱点もあります。
マガジン表面温度が16℃以下になると、そのスライドの重さや各スプリングレートの強さゆえに、スライドの後退不足が発生し、給弾不良が発生し始めます。
そして当然のことながら後退量が足りないので、スライドストップも掛からなくなります。
ということで、自分の今後の予定としては、よく言われる、強すぎるハンマーユニットの各スプリングのデチューンを最優先でやっていきたいと思っています。
外観的にはTrijikconのRMRダットサイトを載せてみたいです。
できればどうにかして、G47のコンバージョンキットを手に入れて、MOSスライド化したいところですね。
以上になります。
では。
現在ハマっているLE装備に関しても、M&Pは「Miritary&Police」って意味なんだからギリセーフ、みたいに考えてて、結構ムリ言っている感は自分でも感じていました(笑)
ということで、LE(U.S.Marshal)装備に寄せるためにも、久しぶりに新規にハンドガンをお迎えしました。
その名も、VFC/Umarex Glock45
2020年の夏ごろの発売だそうで、世に出てからすでに2年以上経っていますので今更感は拭えません…。
ただ、Glockってマルイが出している
・標準サイズのフレームで9mm弾仕様のG17
・フルオート機のG18
・やや小型のG19
・標準フレームで.40S&W(約10mm)弾仕様のG22
・小型サイズのG26
・競技用のG34
は有名ですが、G45ってえらくマイナーな機種に思えます。
G45って45口径?みたいなことをよく言われるんですが、9mmです。
Glockの45口径はG21とかG30とかが別にあるようです。
ではどういう特徴がG45たらしめているのか。
実銃のG45は、米軍のM9の後継制式拳銃を決めるトライアルにGlock社から出された、G19サイズのスライドとG17サイズのフレーム(グリップ・装弾数)を併せ持ったG19Xという機種の民間バージョンです。
とはいえ外見上の仕様の違いがあり、それはスライド前方のセレーション追加であったり、
グリップ底部のマグウェル部分がフレア形状に広がっていたりしています。
またフレームはG17のGeneration5(Gen5)形状を受け継いでいて、フィンガーチャンネルを廃し、若干角の取れた細めのグリップや
アンビ化されたスライドストップ、大型で左右入れ替え可能なマガジンキャッチなどを備えています。
さらにスライド前端部の面取りも前世代よりも拡大され、G26のような、気持ち丸みを感じさせるデザインとなっています。
マガジンは形状的には一般的なもので、同社G17と共通仕様です。
信頼性の低い僕調べではVFC製のGlockにはGen3からGen5まで、機種的には17はもちろん18、19などにも使えるようですが、バンパー形状の違いでG19Xにはバンパーを付けたままでは入りません。
またVFC製本体のみならず、マルイやWE、果てはダブルベルなどにも使えるようです。
ただ逆は厳しくて、実際試したのはマルイ製だけですが、マルイ製のGen4マガジンがVFC G45にも一応刺さって撃てました。
しかしながらマルイ製マガジンのマガジンキャッチが引っかかる凹部がVFC製のマガジンキャッチより細いのでマガジンキャッチがかかりません。
マガジンキャッチのかみ合わせではなく、マガジンキャッチ自体のスプリングテンションでマガジン位置をキープしている感じです。
ちなみにこのVFC製マガジン、BB弾を装填する際、少し気をつけなければならないことがあります。
リップ側からローダーで弾を装填するとき、↑画像のように、リップの前寄りの位置でBB弾が止まることがあります。
ですがBB弾がこの位置に止まると、マガジン内で弾の下がりが極端に悪くなります。
そのままマガジンを挿入すると、最後のところで何かに詰まってカチッと入り切らない感じになります。
通常、スライドが前進位置にあるときにマガジンを挿入すると、↑画像の矢印のパーツ(ローディングロッドとでも言うんでしょうか)に押されて、マガジン内のBB弾は一旦マガジン内に押し込まれます。
それがマガジン内の弾の下がりが悪い(固い)せいでマガジンの挿入を妨げている原因になるのです。
あと気になるところがもう一つ。
確かこのマガジンはBB弾が22発入るはずなんですが、ローダーでリップ部から17発ほど入れたところで、マガジンフォロアーの動きが急に固くなります。
僕の弾の入れ方が悪いのか、マガジンのスプリングテンションのせいなのか。
若干ローダーのアダプターの形状もあっていない気もしなくもないですが17発以上入りません。
まあ、僕はリアカン派なので17発という数字はこれはこれで良いような気もします。
次に通常分解してみたいと思います。
まずスライドを引いてハンマーを起こします。
これをしないとスライドがハンマーに引っかかって外れません。
スライドロックを銃の左右両側からつまんで押し下げます。
フレームからの飛び出しが少ないので、僕的にはつまみにくくて苦手です。
上手いこと押し下げて軽くスライドを後ろから押すと、スッとスライドが前進します。
あとはスライドを手で前方向に引き抜けば外れます。
時々スライドが何かに引っかかって前進しないことがありますが、その引っかかりは↑の画像の〇部分。
ノッカーロックという部品で、スライドを外す際の前進スピードがゆっくり過ぎると、これに引っかかります。
そんなに勢いよく外すことはないですが、ほんのちょっとだけ、気持ち勢いをつけてスライドを滑らせてやると、引っかかりがウソのようにスッと外れます。
外れたスライドをひっくり返すと二重構造になったリコイルスプリングが見えますが、その一番後部シルバー色の円盤に切り欠きがあります。
この円盤を、リコイルスプリングガイドの前端から付属の六角レンチを入れて、アウターバレル側に来るまで回します。
この位置に来るまで回すと、リコイルスプリングは銃口側に縮めることができるようになります。
リコイルスプリングを銃口側に縮めて、ガイドごとアッセンで取り外します。
銃口側のリコイルスプリングが刺さっていた部分に樹脂製のバッファ(と言うんでしょうか)がはまっていますので取り外します。
アウターバレルも一旦前方向に押し出してチャンバー部をローディングノズルから分離した後、抜き出します。
これで通常分解完了です。
基本的には他のオートと大きく違わないのですが、細かいところでVFCあるいはGlock独自の作法があって一瞬迷います。
最後に射撃感について少し。
マルイの樹脂製に比べて重いアルミ製スライドを搭載しているにも関わらず、HFC134aでも鋭いブローバック。
スライドの重量があるだけにブローバックのキック感も強いです。
またマガジン表面温度が20℃に届かない温度でも、初速は60m/secを超えてきます。
それに何より、スライドが動くたびにスライドとアウターバレルの接触による金属音が鳴るのがすごく良い。
ただ、弱点もあります。
マガジン表面温度が16℃以下になると、そのスライドの重さや各スプリングレートの強さゆえに、スライドの後退不足が発生し、給弾不良が発生し始めます。
そして当然のことながら後退量が足りないので、スライドストップも掛からなくなります。
ということで、自分の今後の予定としては、よく言われる、強すぎるハンマーユニットの各スプリングのデチューンを最優先でやっていきたいと思っています。
外観的にはTrijikconのRMRダットサイトを載せてみたいです。
できればどうにかして、G47のコンバージョンキットを手に入れて、MOSスライド化したいところですね。
以上になります。
では。