ALTAFLEX ニープロテクター50413 導入レビュー

サバイバルゲームに参加するとき、ニーパッドは「する」派ですか?

それとも「しない」派ですか?

自分は断然「する」派です。

近年の陸自普通科隊員がしているから、というのも大きな理由ですが、最大の理由は、自分が「ニーパッドがないと立て膝ができないひと」だからです。

なのでいままでいろいろ試して、これで5つ目。

今までのはどれをとっても善し悪しがあって、なかなか「これだ!」と思えるものがありませんでした。

ですが、ついに見つけてしまいました。

ALTAのニープロテクター。

自分にとっては理想形のニーパッドについに出会うことができました。

今回はその紹介をしていこうと思います。





安価なものだとエルボーパッドとセットで2000円くらいで売っていたりしますが、このALTAニープロテクターはニーパッドのみのセット。

このセットに4~5000円を出せるかどうかは、ニーパッドに対する思い入れ次第というところかも。

米軍やその他の法執行機関、自衛隊などでも使用例も多いので、装備好きには必要な装備かもしれません。



アウターのプレートは、以前紹介したHATCHのセンチュリオン・ニーパッドKP250よりもラウンド形状が強く、そのせいもあってかプレートのサイズ感は若干小さめに見えます。




リベットは6点留め。

突っ張ったりせず、しっかりと膝の動きに追従してくれます。

また裏側のスポンジ部分もHATCH製より気持ち小さく薄めにできているので、膝の形状にしっかりとフィットしてくれます。

自分の膝にも合っているようで、HATCH製の様にガニ股に見えたり(外側にずれたり)はしないようです。






ベルトについては、50410というベルクロで留めるタイプもありますが、こちらの50413はALTAロックという、フックで引っ掛けるタイプ。

HATCH製にも、似た形状のものがついていました。

個人的にはベルクロよりも付け外しがしやすく、ベルトの長さが毎回変わらずに使えるので好きです。

ただ気になるのは、フックを引っ掛けるピンの部分で、どのような構造になっているかは見た目では分からないのですが、特に補強などは見当たりません。

強く力のかかる部分なので、ピンの根元あたりが破けてこないか、少し心配です。



既にゲームで4~5回ほど使っていますが、今のところは全くそんな気配はありません。

杞憂に終われば、それに越したことはありません。

上側のベルトは伸縮性のある素材でできており、下側のベルトはナイロン製の、伸び縮みしないものになっています。

一時期有名になったアークテリクスのニーキャップと同じような構成です。

この構成が功を奏しているのか、自分の膝周りに合っているのか、1日中ゲームをしていてもズリ落ちることがありませんでした。






セット内容はニーパッドのみというのは前述したとおりですが、さらにこのALTAは左右の別がありません。

左右兼用というヤツです。

こういうところはちょっと萎えてしまいますが、しかし右足に着けても左足に着けても特に違和感を感じることはなく、そういうことを考えた構造になっているんだと、ちょっと納得してしまいました。

HATCH製を着けてた時は、確かにクッション性・プロテクション性は申し分なく、安心感は大きかったのですが、いささかToo muchな印象がありました。

今思うと、ニーパッドを着けてるという感触が強く、ゲーム中も少し気になったりする部分がありました。

ですが、ALTAは着けていることを忘れる快適さ、と言えば大袈裟かもしれませんが、プロテクション性や安心感をしっかりと確保しながらも、コンパクトにまとめられ、なおかつ膝周りの動きに対する追従性を失わない、優れたニーパッドだと自分は思います。

軍隊や法執行機関の実力部隊で選ばれる理由が少し分かった気がしました。

自分的にはかなりおススメです。

  


2018年03月22日 Posted by ジャージお父さん  at 17:30Comments(0)プロテクター関連

HATCH製二―パッド コブラボール製との比較

秋イベを前にして、目標としていた資材数(燃20万・弾20万・ボ14万・鉄はカンスト済)をほぼ達成できました。

資材集めとレベリングを並行して進めていたので、非常にどっちつかずな進捗状況でしたが。

惜しむらくはバケツが1000までいかなかったこと。

でもまあ、これで少しは秋イベも楽に進められるんではないかと。

オール甲突破は難しいかもですが。



さて今回は装備更新、二―パッドのお話です。

このブログを立ち上げて以降、初めてのプロテクター関連の記事になります。


ズレてますが…

自分的には、二―パッドは欠かせないアイテムです。

昔からニーパッドなしでは立て膝ができない人でした。

一般的なラウンドタイプ(↑の写真)が好きでずっとこのタイプを使ってます。

自分はパッドがズレるのが嫌でバンドをキツめに絞めるんですが、あんまり安物を使っていると、スポンジ(を覆うナイロンカバー)とバンドの接合部の縫製がほつれてきます。

以前はほつれた部分を縫い直して使っていましたが、スポンジ部を覆うナイロン地が破れてきたりするので、めんどくさくなって最近はほつれて来たら買い替える感じです。

で、以前はノーブランドの安物を使っていましたが、それが原因なのかと思い、1年ほど前にコブラボールというブランドのものを買ってみました。



値段は同じく安物の部類に入るのですが、何せ「ブランドもの」です。

裏面のストラップもいい感じの幅で、留め具も上側はファステックを使ってます。



割と気に入っていたんですが。



…でも同じ結果でした(笑)




次のチャレンジは「高級&ブランドもの」。

というわけで、今回のネタはHATCH製ニーパッド、「Centurion™ Knee Pads(KP250)」です。



ニーパッドのみのセットで約4000円。

おぉ、高級(笑)

HATCHって実は、カイデックスホルスターで有名なサファリランドのブランドのようで、サファリランドのサイトでは$10.83~$25.99(たぶん色や仕上げがチョイスできる)という値段帯でした。



コブラボールとの比較。

気持ちHATCHの方がアウターのプレートが大きめですかね。

それとHATCHの方がプレートがやや平たい感じがします(ラウンド形状が弱いとでもいいますか…)。

リベットはコブラボールの6点留めから8点留めへと増加。

でもリベットが多いと、スポンジ部がプレートに引っ張られ、ニーパッド自体の柔軟性(というか、膝の曲げ伸ばし運動に対する追従性)が損なわれる気がするのでその辺が気になります。

バンドは上下ともにALTA製品に使われているALTAロックに似たバックルです。

着脱は非常にしやすいです。





バンドの付け根部分も直接スポンジカバーに縫い付けられているのではなく、ナイロン製の延長部分を介しての縫製です。



縫い付け自体も強固な感じがして期待が持てそうです。

ただ、バンドの太さが気持ち太い気がします。



裏側は柔らかくて肌触りのよい生地が使われており、「HATCH」のロゴが入っています。



裏生地をめくってみると、横長の棒状のスポンジが張り付けられています。

今まで使ってきたパッドには無かった仕様ですが、膝頭に引っ掛けてズリ落ちないようにでもなってるのでしょうか。



使用感としては…。

やっぱり、プレートのラウンド形状が弱い(平たい)上にリベットが多いせいか膝への追従性がいまひとつな感じがします。

横長の棒状スポンジのおかげか、太めのバンドの威力か、ズレ落ちることはほとんどありません。

クッション性についても間違いなく今までの安物とは違い、快適そのものです。

ですが、なぜか知らないうちにだんだんとパッド自体が膝の外側に向いていきます。

写真などで見ると、自分が思っている以上にすごくガニ股に見えます。

スポンジやプレートの形状が自分の膝には合ってないのかもしれません。

使い心地が非常に良いだけに残念です。

なかなかにジャストフィットって言えるニーパッドってないですよね。


そろそろALTAを試すかな。


※H29.12.7追記

ここ数ヶ月は左右逆、つまりバックルが両足の内側に来るように装着しています。

こうすると、そんなにガニ股には見えなくなる…ハズです。



  


2016年11月17日 Posted by ジャージお父さん  at 23:50Comments(0)プロテクター関連