【M4】FBI風のM4を作ってみた①【内部メカ編/組立】
最近、
まあ、もちろんM4なんですケドも。
知人が昨年HK416のデルタカスタムなるカッチョエエ銃を買いまして、なんかシュッとしたハンドガードが付いとるな~と思って検索してみると、GEISSELE(ガイズリー)とかいうメーカーのSMR(スーパー・モジュラー・レイルハンドガード)というハンドガードらしい。
M4用でもガイズリーのハンドガードが無いかな~と思って探したらトップの画像(界隈ではけっこう有名な画像らしい)が出て来ました。
ありますやんか、LEの使用例(FBIの特注らしいですが)。
GEISSELE SMR MK4 FEDERAL
レールとM-LOKスロットで構成された細身で今風のハンドガード。
しかも銃器としてはスタンダードすぎるブラックやTANではなく、ましてミリタリー感皆無の派手な赤やゴールドなどでもなく、人との違いを確実に演出し、厨二心と所有欲を満たしてくれるODカラー!
カッチョエエ!
ということで少し悩んだ挙句、散財ボタンをポチッとな。
…作ってやりました。
今回はその工程をサラッと書いてみることにしました。
誰得な記事なのかわかりませんが、よろしくお願いします。

そういえば昔、中途半端に作ったG&PメタフレのARもどき(↑黒歴史)の残骸があるので、これをバラして活用してやろうということで作業に取り掛かりました。
性能的には0.2g弾で初速90m/sec程度を目指すも、内外パーツ構成はできるだけ自宅在庫を使用して、できるだけ新たなお金を使わない方向で頑張ってみようと思います。
【内部メカ編】(外装編はコチラ)
先日、内部編、外装編をまとめて書いたのですが、どうも文章が長くなってしまったので、前後編に分けて記事を修正してみました。
まずver.2メカボックスですが、これはもう相当古いです。
マルイ純正ですが僕が学生時代に買ったCAR-15のものですから、20年以上は経っています。
強度的に大丈夫なんでしょうか。
このメカボックスに使われていたのが、サードパーティのアルミ製ピストンとピストンヘッド、それにフルシリンダーだったので、これを全部取っ払います。
なんかよく分からない(覚えていない)メタル軸受けが入っていますが、これはなんとなくこのままに。
とりあえずピストンレール部を磨いてプチ鏡面加工です。
後で考えたら別にハイサイ機目指す訳ではないので、不要な工程だったかも。
元々のギアは変にセクカされていたりしてたので、ピストンをフルに引けるギアに変更。
パーツ箱に埋まっていたヘリカル仕様の守護神(SHS)100:200。
ギア比に特別意味はありません。
僕はフルオートはほぼほぼ使わないので、ハイスピ系のギアじゃなきゃ何でもいい、くらいの感じ。
今考えるとフル純正でもよかったと思っています。
シム調整はベベル基準で頑張りましたが、どうしてもマルイ純正に比べてギア鳴きが大きくなってしまいました。
昔、守護神のベベルとマルイのピニオンは相性が悪いとか、ヘリカルギアは独特の音がするとか聞いたことがあるような、無いような。
うん、きっとその所為ということにしよう。
さすがに、CQB-Rサイズのバレルにフルシリンダーと釣り合う長さのインナーバレルは入らないので、加速シリンダーにします。
MP5とかその辺で使われているヤツです。
だいぶ汚かったので、こちらも内外共にプチ鏡面仕上げ。
シリンダーヘッドの在庫がウチにはなく、しかたなしに近所のショップさんで買ってきました。
メカボの耐久性に不安があるので、シリンダーヘッドは樹脂製がよかったのですが、その条件に合うヘッドは、そのショップにはこれしか置いてませんでした。
ノズル内径が若干狭いようで、流速チューン向けの模様。
でも流速にはしない方向。ドッチヤネン!

ピストンは以前電動89式のメンテで取り替えた、使い古しの89式用。
店頭で売られているver2用ピストン&スプリングとは自由長もピッチも違います。
加速シリンダーにver2用だとどうしても初速が上がらないので、純正でも少し強めの89式用を採用しました。
画像はありませんが、ピストンヘッドに吸気口を設け、後方吸気型に加工して取り付けます。
ライラクスのベアリングスプリングガイド(マルイ純正ピストン&スプリングなのでベアリングは無意味)
ベアリング部に幅(高さ?)があるので、スプリングの嵩上げには貢献してくれそうです。
スイッチは特に交換の必要性はありませんでしたが、タペットプレートは家にあったMP5・G3用のものを使ってます。
また、ローディングノズルはラッキーなことに「でんでんむし」が入っていました。
ので、これをそのまま運用します。
この状態でメカボックスの作業は完了です。
内容としては、あり合わせのパーツ類を使用しているとは言え、そんなに突飛な構成にはなっていないとは思っています。
ギアセットだけが意味なくオーバースペックになってしまっていますが。
あ、ちなみにモーターは、Lipo運用するためのSBDを取り付けたマルイのオールラウンダー、EG1000です。
次にチャンバー系です。
チャンバーは元々入っていたシステマ製のチャンバーセットに、マルイ純正ホップパッキン。
押しゴムも純正を入れてみたのですが、ホップの掛かりがあまりに悪く、手元にあった使い古しのライラの長掛けホップラバーのソフトに交換。
本来なら長かけ押しゴムはフラットパッキンにするべしなんでしょうが、最終的に普通程度にはホップが掛かるようになったので、結果オーライということで。

チャンバーは、アウターバレルに入れてみたら、ややガタつきがあったので、左右の赤い部分(↑)にアルミテープを巻いたら、ガタは解消。
ちなみにインナーバレルはパーツ箱から掘り出したよく分からない229mmを使いましたが、初速は80m/secチョイと振るわず。
ただ、だからと言ってスプリングをこれ以上強くするのも嫌だったので、とりあえずインナーバレルでなんとかする方向に。

在庫にあったライラのBCブライトバレル次世代416D用の275.5mmをダメ元ぶち込んでみたところ、長さはハイダー根元でギリ隠れる感じでなんとかクリア。
長すぎて使えないと思っていただけに、うれしい誤算でした。
この仕様でホップを1/4ほどかけた状態での初速は90~91m/sec程度と、イイ感じになりました。
シリンダーとインナーバレルの容積のバランスが取れた上に内径のタイト化により初速がそれなりに上がった感じだと思います。
元々ついていたアウターバレルの長さは、だいだい9インチ弱くらい。
レシーバーの前端についているバレルナット用のネジ切り部の長さを足すと、今回のSMR MK4 9.5インチの先から数ミリ出るくらいです(ハイダー用のネジ部を除く)。
参考までに、レシーバーのトップレイル前端~バレル先端(ハイダー用のネジ部を除く)までの長さで245mm弱。
昔よく分からないままにUFCとかで買った激安アウターだと思われます。
非常にザックリとでしたが、以上が内部パーツの組み込み過程と構成でした。
外装の組立については次の記事にまとめましたので、よろしければそちらの方もご覧くださいまし~。