【G3】A4のパーツを使ってSASを作りたい①:プロローグ編【分解/組立】
サバイバルゲームを数年続けていると、サバゲー初体験の人をゲームにお誘いすることもあります。
そんな時は、自分の使っていない電動ガンを使ってもらっています。
もちろん優しく使ってもらうことは言い含めますが、破損の可能性等は承知の上です。
万が一破損しても「OK、OK!また直すよ」、笑顔で布教活動です。
バレルを持って素振りとかされたら、さすがの自分でも怒りますが…(笑)

貸し出し機材としては次世代機のSCAR-L CQCか…

スタンダードのM4-Systemになります。
もちろんリポバッテリーや、自分が使うことは絶対にない「多弾マガジン」もセットの至れり尽くせりです。
自分としては、高性能・高剛性でリコイルユニット搭載で迫力もあるSCARを使ってもらって、できればサバゲーにハマってもらいたいという気持ちがあるのですが、実際のところ、よくチョイスされるのはM4-Sの方。
理由はシンプル、「軽さ」です。
M4-Sを初めて持ったゲーム初体験の人は
「あ、意外と重いんですね~」
というコメントがほとんど。
それに対してSCARを持った時のコメントは
「重ッ、コレ持って走り回るんですか!?」
やる前から萎えますわ~みたいな、自分が期待したものとは正反対な言葉で、(´・ω・`)ショボーンとなります。
それならということで、自宅で長期放置のバラバラ死体になっているG3A4を有効利用して、(極力お金をかけずに)イイ感じの貸し出し機材を作ってやろうじゃないの(いつかは)、という気持ちが割と前々からありました。
そのためのパーツを落札価格の安さ優先で買い集めていましたが、最近、ようやく形になるかな~って感じに集まってきたので、スタートすることにしました。
取り回し重視のG3派生モデルって言ったら、SASかMC51。
この2機種ではMC51よりかSASの方が取り回しがよく、またデザイン的にも自分の好みです(自分では使わないんですが)。
というわけで貸し出し用としてチョイスしたのは、タイトルにもある通りG3SAS。(上記画像はA4ストックを装備していますが、HC(ハイサイクル)機ではなく、HCのSASアッパー+A4ロアにスタンダードメカボックス内蔵のスタンダード機)
短い全長に、軽量の樹脂製ボディ、500連マガジンも標準装備ということで、取り回しが非常によく、予備弾倉も持つ必要無し(ジャラジャラうるさいですが)。
ウィークポイントと言えばまず思い浮かぶのが、インナーバレルが208mmと短いのと、80m/sec前後(0.2g弾使用)という初速の低さ故に、ロングレンジに弱いところか。
MP5サイズの229mmか、MC51の285mm辺りまで伸ばしてやれば、多少はマシになるのかな。
結局、全長としてはMC51と変わらない長さになりそうですが、軽量なインナーバレルが伸びるだけなんで、コントローラビリティがMC51と同程度以下になることはないとは思います(希望的観測)。
初速については90m/sec前後くらいになれば理想なのですけれど、気密アップと純正インナーバレル延長だけでは届かないか…。
それと過去にG3A4を撃っていて感じたことですが、トリガーが大きく、またトリガートラベルが長いからか、セミオートの連射がしにくいところ。

セミオートでトリガーを引ききり、カットオフレバーがスイッチを切断してから、トリガーを戻してカットオフレバーからスイッチが解放されるまでの、トリガーの移動距離がやたらと長い気がします。

自分の手が小さいことと89式に慣れてしまっていることも、そう感じた原因になっているのかもですが。
トリガーフィールの改善については、ショートストロークスイッチやトリガー形状そのものの加工などのカスタムもあるにはありますが、とは言え所詮は貸し出し用です。
確実な動作と必要十分な性能、耐久性があれば良しとします。
コストパフォーマンス重視の方向でやっていこうと思っています。
ということで、今回はプロローグとしてG3SASをつくるに至った経緯を記事にしてみました。
ダラダラと独り言のような内容を書いてしまいましたが、ここまで読んでいただいた方はありがとうございました。
次回は必要なパーツ類について書いてみようと思います。