サファリランド6004 SLSホルスターを熱加工してみた。

陸上自衛隊装備をそろえていく過程で、今まで使っていたブラックホークのCQCホルスターから、サファリランドのSLSホルスターに変えました。

サファリランド6004 SLSホルスターを熱加工してみた。

自分にしては極めて珍しい、実物装備。

もう使い始めてからかれこれ数ヶ月にはなろうかとしています。

ですが、カスタムスライドが組み込まれた自分のMEUではどうやらスライド幅が太いようで、1000回くらい抜き差ししてますが、いつまで経っても馴染みません。

ホルスターのテンションが強く、抜き差しに苦労していました。

テンション強度を調節するネジも、ほぼほぼいっぱいまで緩めています。

サファリランド6004 SLSホルスターを熱加工してみた。

サファリランドはドライヤーで炙れば変形して銃に馴染むと聞いたので試してみましたが、我が家のドライヤーではどれだけ炙っても変形する温度までは持っていけません。

多少はテンションが弱くなった感はありますが、銃を引っこ抜いて、押し込むという感覚はなくなりませんでした。

サムセーフティのあるMEUだから、こんなに強いテンションでも何とか使えてますが、他の銃ならスライドのお尻を抑えながらじゃないと、きっと銃をホルスターにしまえません。

なので、今回はヒートガンを導入してみました。

サファリランド6004 SLSホルスターを熱加工してみた。

こいつで一気に炙って、ペラペラにしてやるぜ作戦です。

サファリランド6004 SLSホルスターを熱加工してみた。

超安物の割に温度を2段階に調節できる、なかなかに優れモノです。

サファリランド6004 SLSホルスターを熱加工してみた。

まずプラットホームからホルスターを外します。

レッグバンド(?)の裏側にあるネジを抜きます。

サファリランド6004 SLSホルスターを熱加工してみた。

熱による変形でネジ穴がずれてしまわないように、外したネジをホルスターに戻します。

サファリランド6004 SLSホルスターを熱加工してみた。

このあたりを中心に炙っていこうと思います。




で、600℃コースで1分ほど熱して、MEUを入れてみました。

いつもの感覚でちょっと強めに押し込んだところ、ズボッと奥の方まで入ってしまい、ホルスターの先端からMEUの先端が飛び出してしまいました。

あれ?いつもなら、ちゃんと途中で止まるのにな~と思ってよく見てみると…

サファリランド6004 SLSホルスターを熱加工してみた。

元々成形されていた凹凸(MEUに合わせた形)がなくなって、平たくなってるじゃないですか。

仕方ないので、ホルスターの先端部を再度加熱し、ロッキングプライヤーで挟んで狭く成形し、何とか銃の先っぽが飛び出さないようにしましたが、もともとのSLSホルスターの洗練された形はなくなってしまいました( ノД`)シクシク…

サファリランド6004 SLSホルスターを熱加工してみた。

まあでも、これでMEUがすんなりとホルスターに収まってくれるようになったんで、それはそれで良しとするほかありませんね~。


ちなみにこのSLSホルスターはホルスター内側にスウェードが張られています。

自分のMEUのように表面がザラついたカスタムスライドなんかを使っていると、滑りが悪く、もともとからしてすんなりとは納められません。

ノーマルに戻せ、ということですかね(笑)

最後に、自衛隊装備なのになんでMEUなんだよ!っていうツッコミは無しの方向でお願いします('ω')ノ







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2016年09月15日 Posted by ジャージお父さん  at 14:20 │Comments(1)装備ホルスター

この記事へのコメント
初めまして。ヒートガンで熱加工するにはコツがあります。ポイントはサランラップです。熱を加えたホルスターにトリガーガードより前部分に15回くらいサランラップを巻きつけたままの銃を押し込んで下さい。また、ホルスター先端部から銃先端部がはみ出たとのことですが、明らかに熱を加え過ぎです。元に戻すことは可能ですので何度か挑戦して下さい。
では、創意工夫で頑張って下さい。
Posted by ルーロ at 2017年10月09日 14:43
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