【レンズ/強度テスト】Hiranoタクティカル製シューティンググラス【実射】
※注意
本記事は、シューティンググラスの個人的な性能テストの結果等を掲載していますが、記事の内容を保証するものではありません。
ご購入・ご使用等については自己責任であることをあらかじめご了承いただいた上でお読みください。
~以下本編~
Amazonに出品されているHiranoタクティカル製シューティンググラス、「EK-TG001」。


2022年1月現在Amazon、楽天共にで2,980円、Yahoo!ショッピングで2,780円と、シューティンググラスとしては激安の部類に入るサバゲー用(と称する)アイウェアです。
商品ページには商品特徴や他社性能比較、耐衝撃テストの画像などが掲載されています。
ちなみに商品内容としては、
・フレーム1本
・交換用レンズ5枚(クリア・イエロー・ブルー・スモーク・ミラー)
・ヘッドバンド
・首掛け用ストラップ
・交換用ノーズピース
・ハードケース
・近視レンズ用インナーフレーム
・収納袋
・メガネ拭き
・取説(日本語)
・サバゲー用取説
・変更テスター
の豪華12点セット(レンズを個別に数えると16点セット!)になります。
色々とついてはいますが、自分的にはガスケットが付いていないのが残念です。
レビューを読んでみると、上記交換レンズのうち実際にサバゲーで使えるのはクリア、イエロー、ブルーの3種だそうです。
他社従来品はレンズの厚みが1.6mm厚のポリカーボネートなのに対して、このEK-TG001は2.1mm厚のポリカーボネートですよと謳っています。
フレームデザイン的には、オークリーのレーダーロックを模した形状です。
レーダーロックにある、レンズ交換を容易にする「スイッチロック機構」のようなものも搭載されているようですが、動きが渋く、操作するには指先が痛くなるようですね。
フレームカラーについては、Mossy-oakのような感じの独特の迷彩カラーで、カッコいいと思います。
購入者の評価については、Amazonでは210人の評価で★3.9でしたので、悪くはないと思います。
このシューティンググラスのブランド、Hiranoタクティカルは、大阪市東住吉区に本社がある株式会社e-kit(http://e-kit.co.jp/)という会社のブランドになります。
このシューティンググラスは酷似したセット内容の他社商品が各種通販サイトで散見されることから、もしかするとどこかのOEMだったりするのかもしれませんが、そのあたりはよくわかりません。
商品ページには、「他社製品は多くが中国のショップなのに対して、Hiranoタクティカル製品の販売店は日本国内」と明記されています。
他にも「詳細な日本語説明書」や「日本人スタッフによるアフターサポート」など、日本企業が販売する商品であることが、ことさら強調されて記載されていますが、製造国についての記載は見つけられませんでした。
ただ日本語説明書や日本人スタッフの対応などは、ユーザーとしてはありがたいと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、今回はこのHiranoタクティカル製シューティンググラス「EK-TG001」のレンズの耐久性テストをする機会がありましたので、お披露目したいと思います。

レンズは5枚セットのうち、サバゲー対応のイエローレンズ。

本来シューティンググラスの強度試験はフレームにセットした状態で行うべきとは思いますが、今回は知人からレンズのみを提供してもらいましたので、直にレンズのみを射撃してみました。

テストに使用したエアガンは、自分の愛機マルイのガスブロ89式小銃になります。

ちなみに12月現在、室内保管されていたガスの入っていたマガジンをそのまま使い測定した初速は、0.25g弾使用で79.44m/sec(0.2g弾換算88~89m/sec程度)。

まずはこの数値でレンズをゼロ距離射撃をしてみます。

レンズ表面には擦過痕が付きましたが、特にレンズにヒビが入ったり割れたりすることはありませんでした。

次は先ほどよりもチョイ温めたマガジンを使い、初速83.53m/sec(0.2g弾換算93m/sec程度)でテストしてみました。

撃つ場所は中央のいちばん細くなっている場所。

今回もゼロ距離射撃ですが、今回は初速を上げたにもかかわらず、目視できる擦過痕すらなく、破損無しという結果でした。
最後にもう少し温めたマガジンでテスト。

初速は85.06m/sec(0.2g弾換算95m/sec程度)、今度は約2m(自宅室内ではこれが限界でした…)の距離から撃ってみました。

こちらは、いちばん最初の時と同様に、表側には擦過痕のみが認められました。

ちなみにこのときに気づいたのですが、今回のテストで撃った場所のレンズ裏側すべての場所に、僅かな凸損(押し出し痕)ができていました。
パッと見は分かりませんが、光を寄せたり指で触って初めて、かすかに分かる程度のものでした。
実際のゲームではこんな近距離で顔面を撃たれることはほぼ無いと思いますが、絶対無いとも言い切れません。
この距離でそこそこ初速の高いエアガンで撃たれても、割れるどころかヒビ・凹みすら入らない強度はなかなかのものだと言えます。
結論として、サバゲー向けシューティンググラス用レンズとしては、なかなかコストパフォーマンスの高い、優秀なものと言えるのではないでしょうか。
ただ、無責任と思われるかもですが、アイウェアの購入については、しっかりとご自身で検討していただき、納得のいくものをご自身の責任において購入・使用してください。
…おまけ
自宅で保管していた、コーティングが剥がれて使えなくなったクロスボウレンズでも耐弾性テストをやってみました。

こちらもEK-TG001と同様にゼロ距離射撃、0.25g弾使用で初速は85.06m/sec計測後の4~6発目になります。

レンズ表面は擦過痕、というよりか弾の色が付着した感じで、指で拭き取ったら消えました。
裏側にはEK-TG001と同様に、わずかな凸損が見られました。
これもよくよく観察しないと分からないレベルだと思いますが、一旦見つけてしまうと、ちょっと気になるかも知れません。
今回のテストは以上になります。
皆様のサバゲーライフの参考になればうれしく思います。
本記事は、シューティンググラスの個人的な性能テストの結果等を掲載していますが、記事の内容を保証するものではありません。
ご購入・ご使用等については自己責任であることをあらかじめご了承いただいた上でお読みください。
~以下本編~
Amazonに出品されているHiranoタクティカル製シューティンググラス、「EK-TG001」。
2022年1月現在Amazon、楽天共にで2,980円、Yahoo!ショッピングで2,780円と、シューティンググラスとしては激安の部類に入るサバゲー用(と称する)アイウェアです。
商品ページには商品特徴や他社性能比較、耐衝撃テストの画像などが掲載されています。
ちなみに商品内容としては、
・フレーム1本
・交換用レンズ5枚(クリア・イエロー・ブルー・スモーク・ミラー)
・ヘッドバンド
・首掛け用ストラップ
・交換用ノーズピース
・ハードケース
・近視レンズ用インナーフレーム
・収納袋
・メガネ拭き
・取説(日本語)
・サバゲー用取説
・変更テスター
の豪華12点セット(レンズを個別に数えると16点セット!)になります。
色々とついてはいますが、自分的にはガスケットが付いていないのが残念です。
レビューを読んでみると、上記交換レンズのうち実際にサバゲーで使えるのはクリア、イエロー、ブルーの3種だそうです。
他社従来品はレンズの厚みが1.6mm厚のポリカーボネートなのに対して、このEK-TG001は2.1mm厚のポリカーボネートですよと謳っています。
フレームデザイン的には、オークリーのレーダーロックを模した形状です。
レーダーロックにある、レンズ交換を容易にする「スイッチロック機構」のようなものも搭載されているようですが、動きが渋く、操作するには指先が痛くなるようですね。
フレームカラーについては、Mossy-oakのような感じの独特の迷彩カラーで、カッコいいと思います。
購入者の評価については、Amazonでは210人の評価で★3.9でしたので、悪くはないと思います。
このシューティンググラスのブランド、Hiranoタクティカルは、大阪市東住吉区に本社がある株式会社e-kit(http://e-kit.co.jp/)という会社のブランドになります。
このシューティンググラスは酷似したセット内容の他社商品が各種通販サイトで散見されることから、もしかするとどこかのOEMだったりするのかもしれませんが、そのあたりはよくわかりません。
商品ページには、「他社製品は多くが中国のショップなのに対して、Hiranoタクティカル製品の販売店は日本国内」と明記されています。
他にも「詳細な日本語説明書」や「日本人スタッフによるアフターサポート」など、日本企業が販売する商品であることが、ことさら強調されて記載されていますが、製造国についての記載は見つけられませんでした。
ただ日本語説明書や日本人スタッフの対応などは、ユーザーとしてはありがたいと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、今回はこのHiranoタクティカル製シューティンググラス「EK-TG001」のレンズの耐久性テストをする機会がありましたので、お披露目したいと思います。
レンズは5枚セットのうち、サバゲー対応のイエローレンズ。
本来シューティンググラスの強度試験はフレームにセットした状態で行うべきとは思いますが、今回は知人からレンズのみを提供してもらいましたので、直にレンズのみを射撃してみました。
テストに使用したエアガンは、自分の愛機マルイのガスブロ89式小銃になります。
ちなみに12月現在、室内保管されていたガスの入っていたマガジンをそのまま使い測定した初速は、0.25g弾使用で79.44m/sec(0.2g弾換算88~89m/sec程度)。
まずはこの数値でレンズをゼロ距離射撃をしてみます。

レンズ表面には擦過痕が付きましたが、特にレンズにヒビが入ったり割れたりすることはありませんでした。
次は先ほどよりもチョイ温めたマガジンを使い、初速83.53m/sec(0.2g弾換算93m/sec程度)でテストしてみました。
撃つ場所は中央のいちばん細くなっている場所。
今回もゼロ距離射撃ですが、今回は初速を上げたにもかかわらず、目視できる擦過痕すらなく、破損無しという結果でした。
最後にもう少し温めたマガジンでテスト。
初速は85.06m/sec(0.2g弾換算95m/sec程度)、今度は約2m(自宅室内ではこれが限界でした…)の距離から撃ってみました。

こちらは、いちばん最初の時と同様に、表側には擦過痕のみが認められました。

ちなみにこのときに気づいたのですが、今回のテストで撃った場所のレンズ裏側すべての場所に、僅かな凸損(押し出し痕)ができていました。
パッと見は分かりませんが、光を寄せたり指で触って初めて、かすかに分かる程度のものでした。
実際のゲームではこんな近距離で顔面を撃たれることはほぼ無いと思いますが、絶対無いとも言い切れません。
この距離でそこそこ初速の高いエアガンで撃たれても、割れるどころかヒビ・凹みすら入らない強度はなかなかのものだと言えます。
結論として、サバゲー向けシューティンググラス用レンズとしては、なかなかコストパフォーマンスの高い、優秀なものと言えるのではないでしょうか。
ただ、無責任と思われるかもですが、アイウェアの購入については、しっかりとご自身で検討していただき、納得のいくものをご自身の責任において購入・使用してください。
…おまけ
自宅で保管していた、コーティングが剥がれて使えなくなったクロスボウレンズでも耐弾性テストをやってみました。
こちらもEK-TG001と同様にゼロ距離射撃、0.25g弾使用で初速は85.06m/sec計測後の4~6発目になります。
レンズ表面は擦過痕、というよりか弾の色が付着した感じで、指で拭き取ったら消えました。
裏側にはEK-TG001と同様に、わずかな凸損が見られました。
これもよくよく観察しないと分からないレベルだと思いますが、一旦見つけてしまうと、ちょっと気になるかも知れません。
今回のテストは以上になります。
皆様のサバゲーライフの参考になればうれしく思います。