【デザートイーグル/ガスブロ】フレーム分解【分解/清掃】
さて今回は、以前ハンマーユニットを修理したマルイ製ガスブロハンドガン「デザートイーグル・クロームステンレスモデル(旧ロット)」の外装カスタム品。
これのフレーム部を、他人様の物ですが
今回は、フレームからスライドとグリップを分離させた状態からスタートです。
スライドとフレームの分離、フレームからのグリップの分離については、こちら↓を参照願います。
2022/01/29
今回のクランケは、超有名なあの方、デザートイーグル(マルイ・旧ロット)さんです。症状はというと、通常の作法どおりガスと弾を入れたマガジンを差して、スライドを引き(ハンマーを起こして)トリガーを引いても、ハンマーが落ちるだけでガスが放出されず、発射もできず、もちろんブローバックもしない、という…
まずは外しやすそうなところから、ということで、マガジンキャッチ付近から外していきます。

フレーム右側の、皿ネジ⊖M2×6をマイナスドライバーで外します。

すると、↑これらのパーツがポロッと外れます。
左から、
・マガジンキャッチボタン
・マガジンキャッチスプリング
・マガジンキャッチ
・皿ネジ⊖M2×6
になります。
マガジンキャッチボタンはカスタム品に交換されています。

次にバレルロック周辺を外していきます。
バレルロックストッパーをフレーム左面から右面に向けて強く最後まで押し込みます。

バレルロックを通常と逆方向、つまり後ろから上方向に回します。

するとバレルロックストッパーとバレルロックストッパースプリングがフレーム左側に抜けます。
このバレルロックストッパーもカスタム品だと思います。

バレルロックをフレーム右面から引き抜きます。

スライドストップシャフトを抜きます。
これは見たら分かるとは思いますが、必ずフレーム右面から左面に向けて打ち出してください。

とりあえず少しだけピンポンチを打ち込んで…

左面のスライドストップをしっかりと押さえながら、シャフトを抜きます。
こうしないと、最悪スライドストップがフレームと引っ掛かり、どちらかが破損する恐れがあるかもです。

シャフトが抜ければ、スライドストップをひねりながらフレームから抜きます。

スライドストップの裏側には、スライドストップスプリングとスライドストップクリップピンが入っていますので紛失に注意です。

シャーシを留めているこのネジ、taナベ⊕3×6(←誤植ではありません)を抜きます。
↑の写真ではネジを抜くタイミングがスライドストップ等を外すタイミングと前後していますが、たぶんどっちでもいいと思います。

バレルシャーシをフレームから抜き出します。

抜き出したバレルシャーシの右側面、トリガースリーブと同軸上に、スライドストップストッパーというC型のクリップが入っていますので、これも紛失に注意です。

スライドストップストッパーとトリガースリーブL=18.4という金色の筒を抜くと、トリガーアッセンが取り外せます。

トリガーとトリガーバーのつなぎ目に、トリガーシャフトというバーが入っていますが、これの両端がEリングというクリップで止められています。
外すには幅が広めのマイナスドライバーで開口部の両端を同時に押し込み、Eリングが少し広がったところで、細めのラジオペンチを開口部両端に当てて押し抜きます。

トリガーシャフトにかかっているEリングを片方を外すと、シャフト自体は取り外せます。

最後にハンマーユニットの取り外し。
スライドと噛みあうレールの後端にあるピンをピンポンチで打ち抜けば、ハンマーユニットは取り外せます。
ハンマーユニットの分解については、こちら↓を参照していただけると分かると思います。
2022/01/29

以上でフレームの分解は終了です。
何かの参考になれば幸いです。
【LE装備・ファーストライン】CONDOR SLIM BATTLE BELT【レビュー】
先日、自称LE装備のセカンドラインたるプレートキャリア「LBX-0300-S」をご紹介したついでに、今回はファーストラインである腰回り装備をご紹介したいと思います。
この腰回りは、先日ご紹介したセカンドライン同様に、まだまだ自分の思い描く完成形ではありません。
ですが、「自称」とは言えLEを構成する要素がそれなりに詰まっている装備だと思っていますので、自分的にはそれなりに気に入っています。

まずは全体像。
ベルトパッド+太めのオーバーベルト+ホルスター等の小物
という構成になっています。
ベルトパッドはCONDORのSLIM BATTLE BELTのブラック。
「ベルト」という名前の割に、ウェビングが付けられたカバー部のみの販売で、中に挟み込むベルト部は別売りになっています。
黒をチョイスした理由はRGの設定が無かったからという消去法です。
オーバーベルトは間に合わせで、以前陸自装備で使っていた「弾帯」になります。
色合い的に若干緑みが強い感がありますが、思いのほか、他の装備品のRG色と親和性が高いように思えたので、そのまま使っています。
話は戻ってSLIM BATTLE BELTですが、同社GEN II BATTLE BELTや一般的なベルトパッドよりかは縦幅はだいたいウェビング2列分に抑えられ、ベルトパッドとしては格段に腰回りがシュッとしますが、”ベルト”というにはまだまだゴツい感が否めません。
それでは各部の計測をしてみます。
なお、以前のLBXと同様、素人計測の実測値ですので、多少の誤差はご容赦くださいまし。

サイズ的には、パッド全長が約92cm。
ウェビング有効長(端~端)で、約82cm。

縦幅が約8cmで、厚みがベルトを含み約1.5cm~2cm。
実物装備品としてはかなり安価な部類に入る割に、縫製などは割としっかりとしており、安価な装備品にありがちなモール幅の不均等などは一切ありませんでした。

構成は、裏面(体側)は端から端まで全通のメッシュパッド、表面は左側・右側・背面に三分割でウェビングのベルトカバーが配置されています。
ベルトカバー部のウェビングは、左右側は各2列6コマ、背面は2列8コマとなっています。

それぞれのベルトカバー部間の隙間は約2.7cm。

このカバー部は上下に開くことができ、閉じるときは強力なベルクロで固定します。
また、右側・左側のカバー部(下側)にはスリットが入っており、カバーをベルクロで閉じた状態でも内部を通るベルトに直接アクセスできるようになっています。

SLIM BATTLE BELT裏面、メッシュパッド部のさらに内側(体側)には、上記のカバー部裏辺りにゴムパッドがベルクロで装着できるようになっています。
右側・左側のゴムパッドは長辺約22cm、背面のパッドは長辺約26cm、幅はそれぞれ約8cmとなっています。

ちなみに、服を着た状態で約99cm(100cmとは言いたくない(笑))の僕のウエストに、気持ち緩めに本品を装着した状態での体の前面の間隔が、メッシュパッドの端~端で約8cm、ウェビング端~端で約21cmとなります。
以上がSLIM BATTLE BELTのディテール紹介になりますが、僕個人の見解としては、ウェビング付きベルトカバー(ベルトパッド)としてはかなりコンパクトで装着感がよく、痒いところに手がとどく機能性を有し、なおかつ破格のコスパの良さを兼ね備えた、優秀なアイテムじゃないかなと思っています。
残念なのは、カラバリにRGがないこと(個人の主観です)、サイズ設定が大きすぎること(もしかしたら腰ばき用の設定なんか?)、ベルトが付属していないこと等ですかね。

次に、本品に取り付けた小物類を見ていきます。

左手側から、DBT(Diamond Back Tactical)社製トリプルピストルマグポーチのRGです。
LE系(特殊部隊的な人?)では割と見かける気がします。
基本マガジンポーチはオープントップが好きなので、自分的にはめちゃくちゃカッコいいピストルマグポだと思っています。

ピストルマグポーチの右側にあるのは、ハンドカフケース(手錠ケース)に収めたハンドカフ(手錠)です。
ショックコード(ゴム紐)でグルグル巻きの外観を見ればお分かりだと思いますが、カフケースはHSGI(High Speed Gear,Inc.)社製のKydex Handcuff TACOを付けています。
LEでの使用例はあるのか無いのか分かりませんが、HSGIのアイテム自体は使用例も多いので、誰か使っていたらいいな~くらいの感覚で手に入れました。
ナイロン製や革製のカフケースもいいんですが、カイデックス製というのがなんとも厨二心をくすぐります。
こんな感じで、実際の使用例よりも自分の好みを優先するから、中途半端な再現性になるんでしょうね、僕の装備は。

中に入っているハンドカフは、回転式けん銃で有名なSmith&WessonのModel 100-1 Nickel、実物になります。
ケースの頭からこのハンドカフの銀色の輪っかが半分見えているのがカッコイイ、と僕は思っています。
LEらしさをアピールするアイコンになってるんじゃないかと。

その隣が、ダンプポーチ。
S&Graf製のUS. FB ダンプポーチ[レンジャーグリーン]、だったと思います。
形状はごくごく一般的なものですが、リアカン派の僕としては無くてはならないものです。
RGのダンプポーチを探したんですが、なかなかイイ感じの色合いのものが無く、たまたま店頭で見かけて、これだ!と思って購入しました。
一般的なこのタイプのダンプポーチに比べ、一回り小さく、使いやすいです。
ホントは↓のローリーポーリーが欲しいのですが、またしても色問題が…。

その右側が、Blue Force Gear社のMicro Trauma Kit NOW!のレプリカです。
救急簡易医療キットとでも言ったらいいのか、そんな感じのポーチです。
当然中には梱包用プチプチを丸めたものしか入っていません(笑)
でもなんかまだまだ平たい感じがしますので、もうちょっと何か詰めて厚みを出したいところですね。
最後に右側のカバー部です。

ベルトカバー部下側のスリットからSafarilandホルスターのDFA(Drop Flex Adapter)を割り込ませ、内部のベルト(弾帯)と連結しています。

DFAには同じくSafarilandのSingle Strap Reg Shroudを結合させ、ALS(Automatic Locking System)搭載の6378ホルスター(M&P9+ライト用)を、QLS Kit(Quick Locking System Kit)を介して取り付けています。
ハンドガンがグロックじゃないという部分を除けば、この組み合わせもLE装備ではマーシャルなどで見られたかと思います。

こちらもLE的なアイコンで、USMS(U.S. Marshals Service)、いわゆるUSマーシャルのバッジを、ホルスターのシュラウドに取り付けてみました。
こちらのバッジもダンプポーチと同じで、S&Graf製のレプリカになります。
このあたりグッズの出来の善し悪しはよく分からないのですが、にわか的にはコスパの悪いアイテムの様に感じます。
以上でサラッとですが、僕のファーストライン(腰回り)装備をご紹介しました。
が、まあどれだけアイテムを盛っても、所詮「にわか」の「にわか」による「にわか」のためのLE装備なんで、安定の垢抜けなさは健在です(;´Д`)
装備品紹介で得意げに「実物、実物」言うてる内は、素人ですわ。
と言うわけで、にわか素人のファーストライン紹介でした。
閲覧ありがとうございました。
この腰回りは、先日ご紹介したセカンドライン同様に、まだまだ自分の思い描く完成形ではありません。
ですが、「自称」とは言えLEを構成する要素がそれなりに詰まっている装備だと思っていますので、自分的にはそれなりに気に入っています。

まずは全体像。
ベルトパッド+太めのオーバーベルト+ホルスター等の小物
という構成になっています。
ベルトパッドはCONDORのSLIM BATTLE BELTのブラック。
「ベルト」という名前の割に、ウェビングが付けられたカバー部のみの販売で、中に挟み込むベルト部は別売りになっています。
黒をチョイスした理由はRGの設定が無かったからという消去法です。
オーバーベルトは間に合わせで、以前陸自装備で使っていた「弾帯」になります。
色合い的に若干緑みが強い感がありますが、思いのほか、他の装備品のRG色と親和性が高いように思えたので、そのまま使っています。
話は戻ってSLIM BATTLE BELTですが、同社GEN II BATTLE BELTや一般的なベルトパッドよりかは縦幅はだいたいウェビング2列分に抑えられ、ベルトパッドとしては格段に腰回りがシュッとしますが、”ベルト”というにはまだまだゴツい感が否めません。
それでは各部の計測をしてみます。
なお、以前のLBXと同様、素人計測の実測値ですので、多少の誤差はご容赦くださいまし。
サイズ的には、パッド全長が約92cm。
ウェビング有効長(端~端)で、約82cm。

縦幅が約8cmで、厚みがベルトを含み約1.5cm~2cm。
実物装備品としてはかなり安価な部類に入る割に、縫製などは割としっかりとしており、安価な装備品にありがちなモール幅の不均等などは一切ありませんでした。

構成は、裏面(体側)は端から端まで全通のメッシュパッド、表面は左側・右側・背面に三分割でウェビングのベルトカバーが配置されています。
ベルトカバー部のウェビングは、左右側は各2列6コマ、背面は2列8コマとなっています。

それぞれのベルトカバー部間の隙間は約2.7cm。

このカバー部は上下に開くことができ、閉じるときは強力なベルクロで固定します。
また、右側・左側のカバー部(下側)にはスリットが入っており、カバーをベルクロで閉じた状態でも内部を通るベルトに直接アクセスできるようになっています。

SLIM BATTLE BELT裏面、メッシュパッド部のさらに内側(体側)には、上記のカバー部裏辺りにゴムパッドがベルクロで装着できるようになっています。
右側・左側のゴムパッドは長辺約22cm、背面のパッドは長辺約26cm、幅はそれぞれ約8cmとなっています。

ちなみに、服を着た状態で約99cm(100cmとは言いたくない(笑))の僕のウエストに、気持ち緩めに本品を装着した状態での体の前面の間隔が、メッシュパッドの端~端で約8cm、ウェビング端~端で約21cmとなります。
以上がSLIM BATTLE BELTのディテール紹介になりますが、僕個人の見解としては、ウェビング付きベルトカバー(ベルトパッド)としてはかなりコンパクトで装着感がよく、痒いところに手がとどく機能性を有し、なおかつ破格のコスパの良さを兼ね備えた、優秀なアイテムじゃないかなと思っています。
残念なのは、カラバリにRGがないこと(個人の主観です)、サイズ設定が大きすぎること(もしかしたら腰ばき用の設定なんか?)、ベルトが付属していないこと等ですかね。

次に、本品に取り付けた小物類を見ていきます。

左手側から、DBT(Diamond Back Tactical)社製トリプルピストルマグポーチのRGです。
LE系(特殊部隊的な人?)では割と見かける気がします。
基本マガジンポーチはオープントップが好きなので、自分的にはめちゃくちゃカッコいいピストルマグポだと思っています。

ピストルマグポーチの右側にあるのは、ハンドカフケース(手錠ケース)に収めたハンドカフ(手錠)です。
ショックコード(ゴム紐)でグルグル巻きの外観を見ればお分かりだと思いますが、カフケースはHSGI(High Speed Gear,Inc.)社製のKydex Handcuff TACOを付けています。
LEでの使用例はあるのか無いのか分かりませんが、HSGIのアイテム自体は使用例も多いので、誰か使っていたらいいな~くらいの感覚で手に入れました。
ナイロン製や革製のカフケースもいいんですが、カイデックス製というのがなんとも厨二心をくすぐります。
こんな感じで、実際の使用例よりも自分の好みを優先するから、中途半端な再現性になるんでしょうね、僕の装備は。
中に入っているハンドカフは、回転式けん銃で有名なSmith&WessonのModel 100-1 Nickel、実物になります。
ケースの頭からこのハンドカフの銀色の輪っかが半分見えているのがカッコイイ、と僕は思っています。
LEらしさをアピールするアイコンになってるんじゃないかと。

その隣が、ダンプポーチ。
S&Graf製のUS. FB ダンプポーチ[レンジャーグリーン]、だったと思います。
形状はごくごく一般的なものですが、リアカン派の僕としては無くてはならないものです。
RGのダンプポーチを探したんですが、なかなかイイ感じの色合いのものが無く、たまたま店頭で見かけて、これだ!と思って購入しました。
一般的なこのタイプのダンプポーチに比べ、一回り小さく、使いやすいです。
ホントは↓のローリーポーリーが欲しいのですが、またしても色問題が…。

その右側が、Blue Force Gear社のMicro Trauma Kit NOW!のレプリカです。
救急簡易医療キットとでも言ったらいいのか、そんな感じのポーチです。
当然中には梱包用プチプチを丸めたものしか入っていません(笑)
でもなんかまだまだ平たい感じがしますので、もうちょっと何か詰めて厚みを出したいところですね。
最後に右側のカバー部です。

ベルトカバー部下側のスリットからSafarilandホルスターのDFA(Drop Flex Adapter)を割り込ませ、内部のベルト(弾帯)と連結しています。

DFAには同じくSafarilandのSingle Strap Reg Shroudを結合させ、ALS(Automatic Locking System)搭載の6378ホルスター(M&P9+ライト用)を、QLS Kit(Quick Locking System Kit)を介して取り付けています。
ハンドガンがグロックじゃないという部分を除けば、この組み合わせもLE装備ではマーシャルなどで見られたかと思います。

こちらもLE的なアイコンで、USMS(U.S. Marshals Service)、いわゆるUSマーシャルのバッジを、ホルスターのシュラウドに取り付けてみました。
こちらのバッジもダンプポーチと同じで、S&Graf製のレプリカになります。
このあたりグッズの出来の善し悪しはよく分からないのですが、にわか的にはコスパの悪いアイテムの様に感じます。
以上でサラッとですが、僕のファーストライン(腰回り)装備をご紹介しました。
が、まあどれだけアイテムを盛っても、所詮「にわか」の「にわか」による「にわか」のためのLE装備なんで、安定の垢抜けなさは健在です(;´Д`)
装備品紹介で得意げに「実物、実物」言うてる内は、素人ですわ。
と言うわけで、にわか素人のファーストライン紹介でした。
閲覧ありがとうございました。
【LE装備・セカンドライン】LBX-0300-S RG【レビュー】
毎度毎度、思い付きで何の情報収集もしないままの装備品購入。
余計な金を使っています、ジャージ野郎です。

今回は最近ゲームで使っているセカンドライン、LBX-0300-Sのレンジャーグリーン(以下RG)のご紹介です。
最近流行りのLE装備なるものがちょっと気になりつつあった去年(2021年)の年初ごろ、何かの勢いで買ってしまったこのプレキャリ。
LEっつったら、RGでしょう!的な超絶薄っぺらい認識で購入しましたが、そもそもRGの6094系を使っているLEさんってあまり見ない気がしないでもないような…(ATFとか?)。
過去に一度、LBT6094AのRGレプリカを買って、「ミリタリーにもLEにも”どっちつかず”やわ~!」ってなったことを全く教訓にもせず。
今回もそんな結末が見え隠れしているような気がしますが、なんやかんや言っても、似た様なものを買いなおしてしまうあたり、6094的な王道シルエットやレンジャーグリーンという色が僕は好きなんだと思います。
と言う訳で、さっそく見ていきまっしょい。

基本的な形と構造はプレートキャリアの王様(と僕が勝手に呼んでいる)LBT6094Aとあんまり変わりません。

そもそもLBXというブランドはなんぞや、ということですが。
詳細はガチ装備勢の方のブログなりを見ていただくとして、サラッと言えば、SEALsなどでのメディア露出が多い6094シリーズで有名な「LBT(ロンドン・ブリッジ・トレーディング)社」のセカンドラインブランドで、実物系の廉価版ラインだそうです。
という訳で、今回の装備品はなんと「実物」です。
そろそろ大人の階段を登るのです(笑)

サイズ的には実測でフロントパネルは縦約32cm ×横約27cm。
脇の角部分までの高さが約19cm。
両ショルダーベルト部の角角が約14cm。

バックパネルは縦約32cm × 横約27cm。
首後ろの水平な部分は約11cmとなっています。

カマーバンドですが、これはフロント側に挟み込むベルクロ部を除いた有効長で約30cm。
上下の幅が約14cmとなっています。

フロントパネルは上段中央部に2列4コマのベルクロウェビング。
その他ケーブルガイドやよく分からないベルクロ付きのナイロンテープが配置されています。

下段は3列6コマ。
下端の左右両角に、カマーバンドを留めるためのフラップを引っ張りあげるタブが付いています。
また6094ではフロントパネル下段にあったカンガルーポーチがオミットされています。
縫製やらウェビングの寸法やらは、さすが実物だけあって、企画と寸分たがわぬしっかりしたものとなっています。

パーツ構成的には6094と同様に、左右のカマーバンドを背中部分でエラスティックバンド(ゴム紐)でつなぎ、バックパネルのループ部を通して前まで持ってきて、フロントパネル下段のベルクロフラップで止める、オーソドックスな仕様です。

カマーバンド部のウェビングは3列7コマ。
それとは別に、左右のカマーバンド同士を背中でつなぐ用のループが、後端に3列1コマ分ついています。

カマーバンドの内側には6094にあったラジオポーチもありません。
"S"サイズだけあってか、カマーバンドはかなり短い感じがします。
女性や相当スマートな男性なら、通常のカマーバンド同士を直接つなぐ方法でも大丈夫だとは思いますが、僕のような腹の出たオッサンでは、170cmに満たない僕の体格でも短すぎでした。

なので、バックパネル両端のウェビングとカマーバンドの後端をそれぞれエラスティックバンドでつないで、長さを稼いでみました。
バックパネル側のウェビングがひとコマが死んでしまいますが、致し方なし。
エラスティックバンドの余った部分はプレート挿入部の端っこに押し込んでいます。
これで何とか、フロントパネルの左右からカマーバンドのベルクロがはみ出さずに済みます。

今回はLBX製のダミープレート(Sサイズ相当)も手に入れましたので、これを挿入します。

フロントパネル、バックパネルの下側に挿入口がありますので、ここに放り込んで、ベルクロでガッチリ蓋をします。
これでキャリアが自立するようになります。
ちなみにカマーバンドは挿入したプレートの外側から前後のパネルをつなぎますので、プレートの厚みの分、実際のカマーバンドの長さ以上に短く感じます。

後はショルダーストラップの長さの調整ですが、これもベルクロがっつりで樹脂製のアジャスターを通すのが大変です。

ショルダーストラップにはカバーが付いていますので、ガスブロのマガジン等、重たいものを身に着けても肩への負担は少なそうです。
と言うか、そもそも防弾プレートと実弾の入ったマガジンポーチを保持できる性能があるので、ガスブロマガジンなんてヘッチャラだと思いますが。
カバーはショルダーストラップのフロントパネル内側にベルクロで固定されていますので、一旦位置を決めるとズレることはありません。
逆にしっかりと固定され過ぎて、着たままでの微調整もできませんが。

とりあえず何も付けていないと味気ないので、田村装備開発製のオープントップの3連マグポーチ、Small Monster製レプリカのTKポーチ(止血帯入れ)、FastMag、パッチ等を付けてみました。
黄色いナイロン・ハンドカフやサイリウムをウェビングに挿していますが、これは単なる賑やかし。

それと新兵器投入です。
US Marshalで使われているFirst Spear製のプレキャリについているような、カマーバンドやショルダーベルトとキャリア本体とをつなぐワンタッチジョイント的なパーツです。
本家First Spearのは「TUBES」という商品で、ジョイントを上あるいは下にスライドさせて接続・取外しするものですが、これはジョイントのフックをオスメスで嚙合わせるだけの簡易版。
Tac-ZombieGearで販売されている「強力マグネット クイックリリースカマーバンドアダプター」という商品です。
このアイテムをプレキャリに取り付けると、カマーバンド着脱時にいちいちキャリア前面のベルクロをめくってカマーバンドを付け外ししなくてよくなり、ほぼワンタッチで脱着が可能になります。
取り付けについては下記のとおり。

カマーバンド先端のベルクロ部を折り曲げ、

ベルクロ(オス)付きのバンドをウェビングに挿して上下の余った部分をカマーバンド裏に折り込み、↑で折り曲げたカマーバンド先端のベルクロ部を留めます。

カマーバンドのウェビング前端部分にオスパーツ、

フロントパネルのベルクロ部分にメスパーツをそれぞれ挟み込み、

後はジョイント同士を接続するだけ。

外すときはツマミの紐を外側に引っ張るだけで、接続が外れます。
僕のようなDAVEがプレキャリの着脱時に非常に重宝するヤツです。
プレキャリの脱ぎ着がめちゃくちゃ楽にしかも早くできるようになりました。
そして機能性もさることながら、見た目がFirst Spear製みたいでカッコ良いでしょ?(色と形は全然違うけど)
で、ちなみにですが、LEと言えばプラカード。

https://www.fbi.gov/より引用

https://www.usmarshals.gov/careers/photo_gallery.htmlより引用
「POLICE」や「SWAT」、「FBI」といった属性を表す大きめのパッチを胸や背中に貼っているのをよく目にします。
実際、プレキャリのLE特注品には、「従来品には無いベルクロ」を追加したモデルがあったりします。

このLBX-0300-Sは特にLEモデルと言う訳ではありませんので、背中側にはベルクロが一切ありません。

ということで作りました、ウェビングに編み込む形で取り付ける大きめのベルクロベース。

そこに比較的、装備的自由度の高そうな、Fugitive Task Force(逃亡犯確保チームとでも訳すんですかね)のプラカードを貼ってみました。
現場マーシャルの指揮下で、地元警察や他の警察組織の職員が期間限定で兼務するチームだそうで、割と装備にはバラつきがあるそうです。
僕的には「マーシャル装備」や「FBI装備」の厳格な仕様に縛られないという意味で、なんちゃってLEには向いている(都合の良い?)プラカードかなと思いました(←素人考え)。
改めて見てみるとプレキャリに対して、プラカードがちょっと大きすぎる気がしますが、しばらくはこれで行こうと思います。
さて、今回ご紹介した僕のLBX-0300-Sですが、ガチの各種LE装備勢の人が見たら、「ダセェ」って白い目で見られそうですよね。
いや、正直自分でも足りていないのは分かっています。
でもいいんです。
今のところは「何となく風味が出ればいい」くらいの感じなので。
まあ、もうちょっとはシュッとしていきたいとは思っていますが。
余計な金を使っています、ジャージ野郎です。

今回は最近ゲームで使っているセカンドライン、LBX-0300-Sのレンジャーグリーン(以下RG)のご紹介です。
最近流行りのLE装備なるものがちょっと気になりつつあった去年(2021年)の年初ごろ、何かの勢いで買ってしまったこのプレキャリ。
LEっつったら、RGでしょう!的な超絶薄っぺらい認識で購入しましたが、そもそもRGの6094系を使っているLEさんってあまり見ない気がしないでもないような…(ATFとか?)。
過去に一度、LBT6094AのRGレプリカを買って、「ミリタリーにもLEにも”どっちつかず”やわ~!」ってなったことを全く教訓にもせず。
今回もそんな結末が見え隠れしているような気がしますが、なんやかんや言っても、似た様なものを買いなおしてしまうあたり、6094的な王道シルエットやレンジャーグリーンという色が僕は好きなんだと思います。
と言う訳で、さっそく見ていきまっしょい。
基本的な形と構造はプレートキャリアの王様(と僕が勝手に呼んでいる)LBT6094Aとあんまり変わりません。
そもそもLBXというブランドはなんぞや、ということですが。
詳細はガチ装備勢の方のブログなりを見ていただくとして、サラッと言えば、SEALsなどでのメディア露出が多い6094シリーズで有名な「LBT(ロンドン・ブリッジ・トレーディング)社」のセカンドラインブランドで、実物系の廉価版ラインだそうです。
という訳で、今回の装備品はなんと「実物」です。
そろそろ大人の階段を登るのです(笑)

サイズ的には実測でフロントパネルは縦約32cm ×横約27cm。
脇の角部分までの高さが約19cm。
両ショルダーベルト部の角角が約14cm。

バックパネルは縦約32cm × 横約27cm。
首後ろの水平な部分は約11cmとなっています。

カマーバンドですが、これはフロント側に挟み込むベルクロ部を除いた有効長で約30cm。
上下の幅が約14cmとなっています。

フロントパネルは上段中央部に2列4コマのベルクロウェビング。
その他ケーブルガイドやよく分からないベルクロ付きのナイロンテープが配置されています。

下段は3列6コマ。
下端の左右両角に、カマーバンドを留めるためのフラップを引っ張りあげるタブが付いています。
また6094ではフロントパネル下段にあったカンガルーポーチがオミットされています。
縫製やらウェビングの寸法やらは、さすが実物だけあって、企画と寸分たがわぬしっかりしたものとなっています。
パーツ構成的には6094と同様に、左右のカマーバンドを背中部分でエラスティックバンド(ゴム紐)でつなぎ、バックパネルのループ部を通して前まで持ってきて、フロントパネル下段のベルクロフラップで止める、オーソドックスな仕様です。
カマーバンド部のウェビングは3列7コマ。
それとは別に、左右のカマーバンド同士を背中でつなぐ用のループが、後端に3列1コマ分ついています。

カマーバンドの内側には6094にあったラジオポーチもありません。
"S"サイズだけあってか、カマーバンドはかなり短い感じがします。
女性や相当スマートな男性なら、通常のカマーバンド同士を直接つなぐ方法でも大丈夫だとは思いますが、僕のような腹の出たオッサンでは、170cmに満たない僕の体格でも短すぎでした。

なので、バックパネル両端のウェビングとカマーバンドの後端をそれぞれエラスティックバンドでつないで、長さを稼いでみました。
バックパネル側のウェビングがひとコマが死んでしまいますが、致し方なし。
エラスティックバンドの余った部分はプレート挿入部の端っこに押し込んでいます。
これで何とか、フロントパネルの左右からカマーバンドのベルクロがはみ出さずに済みます。
今回はLBX製のダミープレート(Sサイズ相当)も手に入れましたので、これを挿入します。
フロントパネル、バックパネルの下側に挿入口がありますので、ここに放り込んで、ベルクロでガッチリ蓋をします。
これでキャリアが自立するようになります。
ちなみにカマーバンドは挿入したプレートの外側から前後のパネルをつなぎますので、プレートの厚みの分、実際のカマーバンドの長さ以上に短く感じます。
後はショルダーストラップの長さの調整ですが、これもベルクロがっつりで樹脂製のアジャスターを通すのが大変です。
ショルダーストラップにはカバーが付いていますので、ガスブロのマガジン等、重たいものを身に着けても肩への負担は少なそうです。
と言うか、そもそも防弾プレートと実弾の入ったマガジンポーチを保持できる性能があるので、ガスブロマガジンなんてヘッチャラだと思いますが。
カバーはショルダーストラップのフロントパネル内側にベルクロで固定されていますので、一旦位置を決めるとズレることはありません。
逆にしっかりと固定され過ぎて、着たままでの微調整もできませんが。
とりあえず何も付けていないと味気ないので、田村装備開発製のオープントップの3連マグポーチ、Small Monster製レプリカのTKポーチ(止血帯入れ)、FastMag、パッチ等を付けてみました。
黄色いナイロン・ハンドカフやサイリウムをウェビングに挿していますが、これは単なる賑やかし。
それと新兵器投入です。
US Marshalで使われているFirst Spear製のプレキャリについているような、カマーバンドやショルダーベルトとキャリア本体とをつなぐワンタッチジョイント的なパーツです。
本家First Spearのは「TUBES」という商品で、ジョイントを上あるいは下にスライドさせて接続・取外しするものですが、これはジョイントのフックをオスメスで嚙合わせるだけの簡易版。
Tac-ZombieGearで販売されている「強力マグネット クイックリリースカマーバンドアダプター」という商品です。
このアイテムをプレキャリに取り付けると、カマーバンド着脱時にいちいちキャリア前面のベルクロをめくってカマーバンドを付け外ししなくてよくなり、ほぼワンタッチで脱着が可能になります。
取り付けについては下記のとおり。
カマーバンド先端のベルクロ部を折り曲げ、

ベルクロ(オス)付きのバンドをウェビングに挿して上下の余った部分をカマーバンド裏に折り込み、↑で折り曲げたカマーバンド先端のベルクロ部を留めます。
カマーバンドのウェビング前端部分にオスパーツ、
フロントパネルのベルクロ部分にメスパーツをそれぞれ挟み込み、
後はジョイント同士を接続するだけ。
外すときはツマミの紐を外側に引っ張るだけで、接続が外れます。
プレキャリの脱ぎ着がめちゃくちゃ楽にしかも早くできるようになりました。
そして機能性もさることながら、見た目がFirst Spear製みたいでカッコ良いでしょ?(色と形は全然違うけど)
で、ちなみにですが、LEと言えばプラカード。

https://www.fbi.gov/より引用

https://www.usmarshals.gov/careers/photo_gallery.htmlより引用
「POLICE」や「SWAT」、「FBI」といった属性を表す大きめのパッチを胸や背中に貼っているのをよく目にします。
実際、プレキャリのLE特注品には、「従来品には無いベルクロ」を追加したモデルがあったりします。
このLBX-0300-Sは特にLEモデルと言う訳ではありませんので、背中側にはベルクロが一切ありません。
ということで作りました、ウェビングに編み込む形で取り付ける大きめのベルクロベース。
そこに比較的、装備的自由度の高そうな、Fugitive Task Force(逃亡犯確保チームとでも訳すんですかね)のプラカードを貼ってみました。
現場マーシャルの指揮下で、地元警察や他の警察組織の職員が期間限定で兼務するチームだそうで、割と装備にはバラつきがあるそうです。
僕的には「マーシャル装備」や「FBI装備」の厳格な仕様に縛られないという意味で、なんちゃってLEには向いている(都合の良い?)プラカードかなと思いました(←素人考え)。
改めて見てみるとプレキャリに対して、プラカードがちょっと大きすぎる気がしますが、しばらくはこれで行こうと思います。
さて、今回ご紹介した僕のLBX-0300-Sですが、ガチの各種LE装備勢の人が見たら、「ダセェ」って白い目で見られそうですよね。
いや、正直自分でも足りていないのは分かっています。
でもいいんです。
今のところは「何となく風味が出ればいい」くらいの感じなので。
まあ、もうちょっとはシュッとしていきたいとは思っていますが。
【レンズ/強度テスト】Hiranoタクティカル製シューティンググラス【実射】
※注意
本記事は、シューティンググラスの個人的な性能テストの結果等を掲載していますが、記事の内容を保証するものではありません。
ご購入・ご使用等については自己責任であることをあらかじめご了承いただいた上でお読みください。
~以下本編~
Amazonに出品されているHiranoタクティカル製シューティンググラス、「EK-TG001」。


2022年1月現在Amazon、楽天共にで2,980円、Yahoo!ショッピングで2,780円と、シューティンググラスとしては激安の部類に入るサバゲー用(と称する)アイウェアです。
商品ページには商品特徴や他社性能比較、耐衝撃テストの画像などが掲載されています。
ちなみに商品内容としては、
・フレーム1本
・交換用レンズ5枚(クリア・イエロー・ブルー・スモーク・ミラー)
・ヘッドバンド
・首掛け用ストラップ
・交換用ノーズピース
・ハードケース
・近視レンズ用インナーフレーム
・収納袋
・メガネ拭き
・取説(日本語)
・サバゲー用取説
・変更テスター
の豪華12点セット(レンズを個別に数えると16点セット!)になります。
色々とついてはいますが、自分的にはガスケットが付いていないのが残念です。
レビューを読んでみると、上記交換レンズのうち実際にサバゲーで使えるのはクリア、イエロー、ブルーの3種だそうです。
他社従来品はレンズの厚みが1.6mm厚のポリカーボネートなのに対して、このEK-TG001は2.1mm厚のポリカーボネートですよと謳っています。
フレームデザイン的には、オークリーのレーダーロックを模した形状です。
レーダーロックにある、レンズ交換を容易にする「スイッチロック機構」のようなものも搭載されているようですが、動きが渋く、操作するには指先が痛くなるようですね。
フレームカラーについては、Mossy-oakのような感じの独特の迷彩カラーで、カッコいいと思います。
購入者の評価については、Amazonでは210人の評価で★3.9でしたので、悪くはないと思います。
このシューティンググラスのブランド、Hiranoタクティカルは、大阪市東住吉区に本社がある株式会社e-kit(http://e-kit.co.jp/)という会社のブランドになります。
このシューティンググラスは酷似したセット内容の他社商品が各種通販サイトで散見されることから、もしかするとどこかのOEMだったりするのかもしれませんが、そのあたりはよくわかりません。
商品ページには、「他社製品は多くが中国のショップなのに対して、Hiranoタクティカル製品の販売店は日本国内」と明記されています。
他にも「詳細な日本語説明書」や「日本人スタッフによるアフターサポート」など、日本企業が販売する商品であることが、ことさら強調されて記載されていますが、製造国についての記載は見つけられませんでした。
ただ日本語説明書や日本人スタッフの対応などは、ユーザーとしてはありがたいと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、今回はこのHiranoタクティカル製シューティンググラス「EK-TG001」のレンズの耐久性テストをする機会がありましたので、お披露目したいと思います。

レンズは5枚セットのうち、サバゲー対応のイエローレンズ。

本来シューティンググラスの強度試験はフレームにセットした状態で行うべきとは思いますが、今回は知人からレンズのみを提供してもらいましたので、直にレンズのみを射撃してみました。

テストに使用したエアガンは、自分の愛機マルイのガスブロ89式小銃になります。

ちなみに12月現在、室内保管されていたガスの入っていたマガジンをそのまま使い測定した初速は、0.25g弾使用で79.44m/sec(0.2g弾換算88~89m/sec程度)。

まずはこの数値でレンズをゼロ距離射撃をしてみます。

レンズ表面には擦過痕が付きましたが、特にレンズにヒビが入ったり割れたりすることはありませんでした。

次は先ほどよりもチョイ温めたマガジンを使い、初速83.53m/sec(0.2g弾換算93m/sec程度)でテストしてみました。

撃つ場所は中央のいちばん細くなっている場所。

今回もゼロ距離射撃ですが、今回は初速を上げたにもかかわらず、目視できる擦過痕すらなく、破損無しという結果でした。
最後にもう少し温めたマガジンでテスト。

初速は85.06m/sec(0.2g弾換算95m/sec程度)、今度は約2m(自宅室内ではこれが限界でした…)の距離から撃ってみました。

こちらは、いちばん最初の時と同様に、表側には擦過痕のみが認められました。

ちなみにこのときに気づいたのですが、今回のテストで撃った場所のレンズ裏側すべての場所に、僅かな凸損(押し出し痕)ができていました。
パッと見は分かりませんが、光を寄せたり指で触って初めて、かすかに分かる程度のものでした。
実際のゲームではこんな近距離で顔面を撃たれることはほぼ無いと思いますが、絶対無いとも言い切れません。
この距離でそこそこ初速の高いエアガンで撃たれても、割れるどころかヒビ・凹みすら入らない強度はなかなかのものだと言えます。
結論として、サバゲー向けシューティンググラス用レンズとしては、なかなかコストパフォーマンスの高い、優秀なものと言えるのではないでしょうか。
ただ、無責任と思われるかもですが、アイウェアの購入については、しっかりとご自身で検討していただき、納得のいくものをご自身の責任において購入・使用してください。
…おまけ
自宅で保管していた、コーティングが剥がれて使えなくなったクロスボウレンズでも耐弾性テストをやってみました。

こちらもEK-TG001と同様にゼロ距離射撃、0.25g弾使用で初速は85.06m/sec計測後の4~6発目になります。

レンズ表面は擦過痕、というよりか弾の色が付着した感じで、指で拭き取ったら消えました。
裏側にはEK-TG001と同様に、わずかな凸損が見られました。
これもよくよく観察しないと分からないレベルだと思いますが、一旦見つけてしまうと、ちょっと気になるかも知れません。
今回のテストは以上になります。
皆様のサバゲーライフの参考になればうれしく思います。
本記事は、シューティンググラスの個人的な性能テストの結果等を掲載していますが、記事の内容を保証するものではありません。
ご購入・ご使用等については自己責任であることをあらかじめご了承いただいた上でお読みください。
~以下本編~
Amazonに出品されているHiranoタクティカル製シューティンググラス、「EK-TG001」。
2022年1月現在Amazon、楽天共にで2,980円、Yahoo!ショッピングで2,780円と、シューティンググラスとしては激安の部類に入るサバゲー用(と称する)アイウェアです。
商品ページには商品特徴や他社性能比較、耐衝撃テストの画像などが掲載されています。
ちなみに商品内容としては、
・フレーム1本
・交換用レンズ5枚(クリア・イエロー・ブルー・スモーク・ミラー)
・ヘッドバンド
・首掛け用ストラップ
・交換用ノーズピース
・ハードケース
・近視レンズ用インナーフレーム
・収納袋
・メガネ拭き
・取説(日本語)
・サバゲー用取説
・変更テスター
の豪華12点セット(レンズを個別に数えると16点セット!)になります。
色々とついてはいますが、自分的にはガスケットが付いていないのが残念です。
レビューを読んでみると、上記交換レンズのうち実際にサバゲーで使えるのはクリア、イエロー、ブルーの3種だそうです。
他社従来品はレンズの厚みが1.6mm厚のポリカーボネートなのに対して、このEK-TG001は2.1mm厚のポリカーボネートですよと謳っています。
フレームデザイン的には、オークリーのレーダーロックを模した形状です。
レーダーロックにある、レンズ交換を容易にする「スイッチロック機構」のようなものも搭載されているようですが、動きが渋く、操作するには指先が痛くなるようですね。
フレームカラーについては、Mossy-oakのような感じの独特の迷彩カラーで、カッコいいと思います。
購入者の評価については、Amazonでは210人の評価で★3.9でしたので、悪くはないと思います。
このシューティンググラスのブランド、Hiranoタクティカルは、大阪市東住吉区に本社がある株式会社e-kit(http://e-kit.co.jp/)という会社のブランドになります。
このシューティンググラスは酷似したセット内容の他社商品が各種通販サイトで散見されることから、もしかするとどこかのOEMだったりするのかもしれませんが、そのあたりはよくわかりません。
商品ページには、「他社製品は多くが中国のショップなのに対して、Hiranoタクティカル製品の販売店は日本国内」と明記されています。
他にも「詳細な日本語説明書」や「日本人スタッフによるアフターサポート」など、日本企業が販売する商品であることが、ことさら強調されて記載されていますが、製造国についての記載は見つけられませんでした。
ただ日本語説明書や日本人スタッフの対応などは、ユーザーとしてはありがたいと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、今回はこのHiranoタクティカル製シューティンググラス「EK-TG001」のレンズの耐久性テストをする機会がありましたので、お披露目したいと思います。
レンズは5枚セットのうち、サバゲー対応のイエローレンズ。
本来シューティンググラスの強度試験はフレームにセットした状態で行うべきとは思いますが、今回は知人からレンズのみを提供してもらいましたので、直にレンズのみを射撃してみました。
テストに使用したエアガンは、自分の愛機マルイのガスブロ89式小銃になります。
ちなみに12月現在、室内保管されていたガスの入っていたマガジンをそのまま使い測定した初速は、0.25g弾使用で79.44m/sec(0.2g弾換算88~89m/sec程度)。
まずはこの数値でレンズをゼロ距離射撃をしてみます。

レンズ表面には擦過痕が付きましたが、特にレンズにヒビが入ったり割れたりすることはありませんでした。
次は先ほどよりもチョイ温めたマガジンを使い、初速83.53m/sec(0.2g弾換算93m/sec程度)でテストしてみました。
撃つ場所は中央のいちばん細くなっている場所。
今回もゼロ距離射撃ですが、今回は初速を上げたにもかかわらず、目視できる擦過痕すらなく、破損無しという結果でした。
最後にもう少し温めたマガジンでテスト。
初速は85.06m/sec(0.2g弾換算95m/sec程度)、今度は約2m(自宅室内ではこれが限界でした…)の距離から撃ってみました。

こちらは、いちばん最初の時と同様に、表側には擦過痕のみが認められました。

ちなみにこのときに気づいたのですが、今回のテストで撃った場所のレンズ裏側すべての場所に、僅かな凸損(押し出し痕)ができていました。
パッと見は分かりませんが、光を寄せたり指で触って初めて、かすかに分かる程度のものでした。
実際のゲームではこんな近距離で顔面を撃たれることはほぼ無いと思いますが、絶対無いとも言い切れません。
この距離でそこそこ初速の高いエアガンで撃たれても、割れるどころかヒビ・凹みすら入らない強度はなかなかのものだと言えます。
結論として、サバゲー向けシューティンググラス用レンズとしては、なかなかコストパフォーマンスの高い、優秀なものと言えるのではないでしょうか。
ただ、無責任と思われるかもですが、アイウェアの購入については、しっかりとご自身で検討していただき、納得のいくものをご自身の責任において購入・使用してください。
…おまけ
自宅で保管していた、コーティングが剥がれて使えなくなったクロスボウレンズでも耐弾性テストをやってみました。
こちらもEK-TG001と同様にゼロ距離射撃、0.25g弾使用で初速は85.06m/sec計測後の4~6発目になります。
レンズ表面は擦過痕、というよりか弾の色が付着した感じで、指で拭き取ったら消えました。
裏側にはEK-TG001と同様に、わずかな凸損が見られました。
これもよくよく観察しないと分からないレベルだと思いますが、一旦見つけてしまうと、ちょっと気になるかも知れません。
今回のテストは以上になります。
皆様のサバゲーライフの参考になればうれしく思います。
【デザートイーグル/ガスブロ】ハンマーは落ちるけど撃てない【分解/修理】
今回のクランケは、超有名なあの方、デザートイーグル(マルイ・旧ロット)さんです。
症状はというと、通常の作法どおりガスと弾を入れたマガジンを差して、スライドを引き(ハンマーを起こして)トリガーを引いても、ハンマーが落ちるだけでガスが放出されず、発射もできず、もちろんブローバックもしない、というものです。
どうやら、ハンマーの動きに追随するはずのバルブノッカーの動きが悪く、ハンマーを起こしても、バルブノッカーがバルブを叩く位置に移動していないことが分かりました。
ということで、さっそくハンマーユニットの取り出しから始めます。

銃の左面にあるバレルロックストッパーというボタンを押し込みながら…

反対側、右面にあるバレルロックというレバーを銃後方から下方向に1/4弱回転させます。
この時、左側面のボタンを奥まで押し込み過ぎると、バレルロックのレバーがボタンに引っかかり回転しないので、ボタンを押し込んだ後、少し戻す感じで、レバーを回します。

バレルロックを1/4弱回転させると、手動で少しだけ、スライドが前進します。
スライドが前進した部分にある、トリガーバー(①)を矢印の方向に押さえながら、さらにスライドを前進させ(②)、スライドを取り外します。

デザートイーグルの分解は初めてでしたので、念のためグリップも外します。
フリーダムアート製の、なんか高級そうなグリップです。
重い…。
これは↑のマル印の六角ビス1本で固定されているようです。

グリップを取り外してみたところ、グリップシャフトネジ(⊕ M3×67.5)が付いていません。
このグリップは構造的にネジが入らないようになっている感じです。
ネジ無くても大丈夫なんでしょうかね。

次にスライドを取り外した状態でトリガーを軽く引くと

トリガーバーが跳ね上がり、ハンマーユニットから外れます。

スライドレールの後端付近にあるハンマーピンをピンポンチを使って抜きます。
ピンは2.5mmピンのようです。

後は、ハンマーユニットをゴソッと上方向に抜けば、ユニットの取り出し完了です。

ハンマースリーブを抜きます。
ユニット内のピンやスリーブ類は片側から少し押し出すと、後は軽く引っこ抜けます。
このスリーブを外すと、ハンマー(上の矢印部)とハンマースプリング(下の矢印部)が、勢いよく飛び出してくることがありますので、部品の紛失およびケガにご注意です。

上手いこといけば、ハンマー、ハンマーストラット、ハンマースプリングがそろって抜き出せます。

ノッカーロックを押し下げながら(①)、バルブノッカーを引き抜きます(②)。
今回はバルブノッカーの調整が目的ですので、本来はここで分解は終了ですが、ついでなので、ある程度まで分解してみます。

ノッカーロックピンを抜きます。

ノッカーロックスプリングを外します。

シア―スリーブを抜きます。

シア―、シア―スプリングが外れます。

ノッカーロックを外します。

ノッカーリターンプランジャー、ノッカーリターンスプリングが残っていますので、

まとめて手前側に取り外します。

ハンマーユニットの分解完了です。
ハンマーとハンマーストラット、バルブノッカーとノッカーレバーが結合したままですが、ここを外すとピンなどを痛めそうですし、他人様の銃なので、この辺でやめときます。

で、今回の患部。
バルブノッカーのこの部分。
本来、バルブノッカーは、(ノッカーの上部にあるノッカーリターンスプリングによりテンションがかかっているため、)放出バルブの突起部に接触した後、ノッカーの斜めにカットされている部分でバルブの突起部を滑らせ、ノッカー自体がバルブを叩ける位置に移動する仕組みになっています。
デザートイーグルのバルブノッカーの動きを分かりやすくしてみました(なってるのかな)。

マガジンが入っていない、ハンマーを落とした通常時のノッカーの位置は↑(青色)ここです。

マガジンが挿入されると、放出バルブの突起部によって、ノッカーは一旦上方向に押し上げられます

ハンマーが起きれば、連動して↑の画像のような位置に動きます。

拡大すると↑こうなります。
①放出バルブの突起部で一旦押し上げられたバルブノッカーが、
②移動の上限にあるノッカーリターンプランジャー下部と放出バルブの突起部に挟まれ、
③放出バルブ突起部と接触しているバルブノッカーの斜めの部分で滑ってハウジング(ハンマーシャーシ)の中に引っ込み、
④バルブを叩ける位置に落ち着く
という構造です。

最後にトリガーを引いてハンマーが落ちれば、連動してバルブノッカーが放出バルブの突起部を叩き、マガジン上部からガスを放出。
…という流れになります。
ですが、作りが悪かったのか使用による劣化なのか、放出バルブの突起部とノッカーリターンプランジャーの間に挟まって固定される形になって、ノッカーが正しい位置に移動できていなかったのが、撃てない原因のようでした。

ということで、今回はこの角をヤスリで削って丸くし、バルブの突起の上を滑りやすくしてやることで、ノッカーを動きやすくしてやりました。
ちなみに加工済みのノッカーの写真は取り忘れという…
上記の角部をヤスリで丸くし、さらにノッカーの斜めの面のバリを軽く取って平滑にしてやることで、しっかりと発射・ブローバック共に動作するようになりました。
天下のマルイ様でもこのようなトラブルが発生することがあるんですね。
まあ、大量生産品なので仕方のないことかもしれませんけどね~。