チャレンジ! 流速チューン その7

久しぶりのチャレンジ!流速チューンコーナーです(笑)

前回の同シリーズでは初速が全く上がらない症状で、きっとそれはどこかの圧漏れだろうと予想はしたものの、どうもピストン回りは大丈夫そうだし…

という部分までいったかと思います(←自分で忘れかけてます(笑))。

今回は、チャンバー部分を…と思ったのですが、分解途中にあることを発見したので、その部分を小細工していこうと思います。

ある部分とはこれ↓

チャレンジ! 流速チューン その7

ファイアフライ製高性能ノズル「でんでんむし」。

たぶんでんでんむし自体は悪くないと思うのですが、この白いでんでんむしをよく観察したところ(…なんだか昆虫ブログみたい(笑))、前半分の上側に黒い擦ったあとがあるではないですか。

これって、「ノズルがチャンバーパッキンに入った時、上側に強く押し付けられている」って事なんじゃないでしょうか?

これが関係して圧漏れが発生し、初速大幅低下が起こっている可能性は十分に考えられます。

というか、これが原因であってほしい!(笑)




以前、タペットプレートが破損して交換した際、純正パーツが無くてシステマ製のものを組み込みました。

このシステマ製タペット、純正ノズルやそれに準ずる形状のものであれば問題はないのです。

…が、ことでんでんむしのような、回転止めにタペットとの接合部に「ふた」をする形状を持ったものを使うには加工が必要なのです。

システマ製タペはノズルを挟むツメがやや長く作られています。

そのため無加工ででんでんむしを載せると、どうしてもノズルの穴の中心が上寄り、つまりノズルが浮いた状態になってしまうのです。

チャレンジ! 流速チューン その7

以前の組み込みの時、でんでんむしの下側(タペとの間)に隙間があるのを見つけて、若干タペのツメ(上記①部分)を短く削ったのですが、それでも足りていなかったようです。

で、またさらに削って、(たぶん)適正位置に来るように加工しました。

さらにツメの厚み(上記②部分)も若干削り(と言っても0.数ミリですが)、ノズル先端がよりチャンバーの奥までとどくようにしてみました。

それをメカボに組み込んで、さあ、メカボを閉じようとしたその時!

またあることに気づいてしまいました。

…メカボの首のあたりにちっちゃな亀裂が…。

そういやこのメカボ、もう10年もののノーマルメカボなのでした。

それを強化スプリングやメタルシリンダヘッド、メタルピストンヘッドでバシバシしばいてたら、そりゃメカボも割れますわ(~_~;)

というわけで、次回に続きます。








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2013年03月16日 Posted by ジャージお父さん  at 17:14 │Comments(0)内部カスタム

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