EOTech 3×ブースター(マグニファイア) 水平出し補修
先日、89式のトップレイルにレプリカのEOTechブースター(マグニファイアとも言うらしい)を載せましたという記事を投稿しました。
そのブースターですが、前後の水平が取れていないと書いたのですが、その修理というか対処について書いていきたいと思います。
その前にどんな商品かをご紹介。
等倍ダットサイトの後ろにつけてダットサイトをスコープ化できるアイテム、ブースター。
サバゲー的に使いやすい3~4倍のスコープとして機能し、使わない時はワンタッチで横に跳ね上げておける。
スゴくないですか?
ネットを調べてみるとEOTechのホロサイト+ブースターという組み合わせがメジャーのようです。
以下、まず自分の買ったブースターの紹介です。
メーカー名すら書かれていない、飾りっ気のない、ただの真っ黒の外箱。
柄も色気もありません。
ウレタンの薄いシートとビニール袋にくるまれています。
販売の時点であまり大事にされてない、不憫な子です。
内容物です。
バトラーキャップがついています。
必要性が気になります。
89式に搭載時はバトラーキャップは外してしまいました。
重量は384g。
実物より重いのか軽いのかはわかりませんが、銃に取り付けると重くなった感がハンパないです。
スイングアウト用のレバー部です。
シルバーの部分を押し下げると、かなりの勢いで右側にバタンッ!!と倒れます。
でも、自分の個体は前上がりです。
あちこちのスクリューを回しても治りません。
というか、スクリューを回してもほとんど動きはありません。
こんなヤツです。
で、この前上がりの状態の対処ですが、自分はアルミテープを細く短冊状に切り、4~5枚程度を、ブースターを跳ね上げたときに見える窪みに、重ねて貼り付けました。
もちろん中央より後ろよりの部分です。
これだけなんですが、でもこれだけで一応前後の中心軸は水平になりました。
自分がこのアイテムを購入したのが数年前になりますが、最近は中華製品の質もだいぶん向上していると聞きますので、自分のようなハズレ品に当たることも多くはないのでしょうが、もし対処が必要になるのであれば、参考にしていただければ幸いです。
終わり。
そのブースターですが、前後の水平が取れていないと書いたのですが、その修理というか対処について書いていきたいと思います。
その前にどんな商品かをご紹介。
等倍ダットサイトの後ろにつけてダットサイトをスコープ化できるアイテム、ブースター。
サバゲー的に使いやすい3~4倍のスコープとして機能し、使わない時はワンタッチで横に跳ね上げておける。
スゴくないですか?
ネットを調べてみるとEOTechのホロサイト+ブースターという組み合わせがメジャーのようです。
以下、まず自分の買ったブースターの紹介です。
メーカー名すら書かれていない、飾りっ気のない、ただの真っ黒の外箱。
柄も色気もありません。
ウレタンの薄いシートとビニール袋にくるまれています。
販売の時点であまり大事にされてない、不憫な子です。
内容物です。
バトラーキャップがついています。
必要性が気になります。
89式に搭載時はバトラーキャップは外してしまいました。
重量は384g。
実物より重いのか軽いのかはわかりませんが、銃に取り付けると重くなった感がハンパないです。
スイングアウト用のレバー部です。
シルバーの部分を押し下げると、かなりの勢いで右側にバタンッ!!と倒れます。
でも、自分の個体は前上がりです。
あちこちのスクリューを回しても治りません。
というか、スクリューを回してもほとんど動きはありません。
こんなヤツです。
で、この前上がりの状態の対処ですが、自分はアルミテープを細く短冊状に切り、4~5枚程度を、ブースターを跳ね上げたときに見える窪みに、重ねて貼り付けました。
もちろん中央より後ろよりの部分です。
これだけなんですが、でもこれだけで一応前後の中心軸は水平になりました。
自分がこのアイテムを購入したのが数年前になりますが、最近は中華製品の質もだいぶん向上していると聞きますので、自分のようなハズレ品に当たることも多くはないのでしょうが、もし対処が必要になるのであれば、参考にしていただければ幸いです。
終わり。
ウエポンライト SUREFIRE X300 レプリカ レビューと取り付け方
今まで、欲しいとは思いつつもホルスターの関係上なかなか手が出なかった、ハンドガン用のウエポンライト。
今回、ライト付きSIG226用のホルスターを入手したので、合わせてSUREFIREのX300(もちろんレプリカ)を購入してみました。
なかなかに凝った意匠の外箱ですが、実物もこんな感じなんでしょうか。
内容物です。
本体、ストッパー(三角の板状のもの)、対応の六角レンチ。
ストッパーについては、元々本体に組み込まれているものとは、レイルの凹部にはまる①の幅が違うものが付属しています。
ハンドガンによって、写真の②のボルトを左右それぞれ外して、組み込まれているもの③と交換します。
使う電池はCR123A×2本。
結構お高い電池です。
電池の挿入方法は…
矢印の部分を、矢印の方向に押し込むと、
本体後部がパカッと開きます。
電池の向きについては、本体底面および電池挿入部の蓋の内面にプリントされています。
点灯スイッチは↓画像の白丸で囲んだ部分。
人差し指などで前方向に押し込むと、押し込んでいる間だけ点灯。
下または上方向にひねると、カチッとストッパーがかかり常時点灯になります。
ハンドガンへの取り付けですが、
本体左右にある、赤丸の部分を左右同時に下方向に押し下げながら、ハンドガンのボトムレイルに対して矢印の方向にスライドさせて装着します。
このときもしレイルに入らない、またはスライドするのがキツいようであれば、
矢印のボルトを気持ち緩めて、再度試してみてください。
また、装着できても、ストッパーがカチッとレイルの凹部にはまり込まないときは、ボルトを全部外して、付属のもう一枚のストッパーと交換してみてください。
自分のマルイP226E2は凹部にはまる部分が薄い方のストッパーじゃないと、固定できませんでした。
こんなシルエットになります。
う~ん、カッコいい!
夢にまで見たシルエットがついに自分の手元に!
X300は形状がかなりメカメカしいので、装着した銃自体がかなりイカツく変身します。
陸自装備の自分にとってはあまり「らしくない」装備なんですが、まあ、得意技の脳内補正で自分を納得させて使用していこうと思います。
SIGつながりだし。
実際に使用した感じなど。
手に持って構えているだけだと、ハンドガンでは今まで感じたことのないフロントヘビーな感覚があったのですが、実際ゲームで使ってみると、全くそんなことを感じることもなく、ともすればせっかくのX300ですが、つけていることを忘れてしまう勢いでした。
まあ、ちょっと言い過ぎた感もありますが、ゲーム中の緊迫した状況で重いと感じるほどの重量ではない、という意味合いで。
また、今回初めてウエポンライトをつけたハンドガンを運用しましたが、ゲーム中、前を向いたままハンドガンをホルスターに収める時、結構ライトが引っかかる感じでした。
慣れが必要かもですね。
見慣れた自分の銃がカッコよくなることはいいことですよね。
さらなる愛着がわくし、メンテなんかもしたくなっちゃったり。
ウエポンライトって実用上の費用対効果については?な部分もありますが、自己満足が基本のこの手の玩具類においては、十分に所有欲を満たしてくれるという部分で、手に入れる意味合いは大きいんではないでしょうかね~。
まあ、自分のは所詮レプリカですが…(+_+)
PEQ16バッテリーケース 手直ししてみた
艦これ秋イベもバケツ切れでE5を残し終了となってしまいました。
やっぱり甲作戦にこだわるのは、自分みたいな半端者提督はやめたほうがいいですねー(泣)
さて本日の話題は、AN/PEQ16。
15ではなくて16。
この趣味を初めた初期くらいに購入したものです。
長物がフロントヘビーになることと、見た目がダサいということに気づいてからは全く使わず、放置していました。
数字違いのPEQ15って実物の写真もよく見るんですが、PEQ16の実物写真ってそれっぽいものがググっても全くヒットしません。
自分が検索下手だってこともあるんでしょうが、ほんとにPEQ16の実物ってあるんでしょうか?
分かりませんが、今回は思い付きでPEQ16タイプのバッテリーケースを、手直しして見ました。
メーカー不明のPEQ16。
色がなんか変なのと、どうも角が丸っこくて、おもちゃっぽくないですか?
まず分解。
簡単です。
ゴムのパーツが劣化していて、一部がちぎれてしまいました。
写真を撮り忘れましたが、最初は全体的に棒やすりをかけて、気持ち角を立てる感じで。
次に塗面を整える感じで紙やすり(荒目→細目)をかけます。
モデラーじゃないんで、かなり適当にやりました。
その後、Pカッターで文字や細い溝の部分を掘ってちょっと深くします。
そして今度はちぎれたゴムパーツの作成です。
近所のホームセンターで同じような厚みのゴム板を買ってきました。
既存のゴムパーツは全部劣化してちぎれそうだったので、作り変えます。
いい方法が思いつかなかったので、旧パーツを張り付けて、シャーペンで形をなぞり、それをクラフトナイフで切っていくという単純な方法でやりました。
で、できたのがこちら↑。
かなりガタガタでいびつな仕上がりになりました。
中華クオリティもびっくりの出来栄えです。
ゴムの切断って意外と難しい…。
歯ブラシと人力エアスプレーとパーツクリーナー(プラ用)できれいにした後、
ひょうたん型のボタン部とシールの部分にマスキングします。
タミヤカラーのラッカースプレーAS-15タンを塗ってみました。
塗料の残量が少なくて、きれいに霧化されず、近くで見ると非常に汚い塗面になりましたが、気にしません。
塗装前の色と比べると、結構違いがあります。
今度は白のクレヨンを子供に借りてきました。
これで、先ほどPカッターで深堀りした文字の部分をこすりつけるように塗り、ティッシュペーパーで拭き取ります。
するとこんなカンジに↑
そして組み上げ。
どうでしょうか。
実物があるのかどうか、リアルなのかどうかはさておき、なんとなくそれっぽく見える気が、自分はしています。
さて、色々やったPEQ16ですが、今後おそらく使用することはないでしょう(笑)
今回はほんとに思い付きでやってしまいました。
いつかPEQ15のリアルレプリカを手に入れるゾ。
やっぱり甲作戦にこだわるのは、自分みたいな半端者提督はやめたほうがいいですねー(泣)
さて本日の話題は、AN/PEQ16。
15ではなくて16。
この趣味を初めた初期くらいに購入したものです。
長物がフロントヘビーになることと、見た目がダサいということに気づいてからは全く使わず、放置していました。
数字違いのPEQ15って実物の写真もよく見るんですが、PEQ16の実物写真ってそれっぽいものがググっても全くヒットしません。
自分が検索下手だってこともあるんでしょうが、ほんとにPEQ16の実物ってあるんでしょうか?
分かりませんが、今回は思い付きでPEQ16タイプのバッテリーケースを、手直しして見ました。
メーカー不明のPEQ16。
色がなんか変なのと、どうも角が丸っこくて、おもちゃっぽくないですか?
まず分解。
簡単です。
ゴムのパーツが劣化していて、一部がちぎれてしまいました。
写真を撮り忘れましたが、最初は全体的に棒やすりをかけて、気持ち角を立てる感じで。
次に塗面を整える感じで紙やすり(荒目→細目)をかけます。
モデラーじゃないんで、かなり適当にやりました。
その後、Pカッターで文字や細い溝の部分を掘ってちょっと深くします。
そして今度はちぎれたゴムパーツの作成です。
近所のホームセンターで同じような厚みのゴム板を買ってきました。
既存のゴムパーツは全部劣化してちぎれそうだったので、作り変えます。
いい方法が思いつかなかったので、旧パーツを張り付けて、シャーペンで形をなぞり、それをクラフトナイフで切っていくという単純な方法でやりました。
で、できたのがこちら↑。
かなりガタガタでいびつな仕上がりになりました。
中華クオリティもびっくりの出来栄えです。
ゴムの切断って意外と難しい…。
歯ブラシと人力エアスプレーとパーツクリーナー(プラ用)できれいにした後、
ひょうたん型のボタン部とシールの部分にマスキングします。
タミヤカラーのラッカースプレーAS-15タンを塗ってみました。
塗料の残量が少なくて、きれいに霧化されず、近くで見ると非常に汚い塗面になりましたが、気にしません。
塗装前の色と比べると、結構違いがあります。
今度は白のクレヨンを子供に借りてきました。
これで、先ほどPカッターで深堀りした文字の部分をこすりつけるように塗り、ティッシュペーパーで拭き取ります。
するとこんなカンジに↑
そして組み上げ。
どうでしょうか。
実物があるのかどうか、リアルなのかどうかはさておき、なんとなくそれっぽく見える気が、自分はしています。
さて、色々やったPEQ16ですが、今後おそらく使用することはないでしょう(笑)
今回はほんとに思い付きでやってしまいました。
いつかPEQ15のリアルレプリカを手に入れるゾ。
フラッシュライト レンズ修理
先日のFront Lineでのゲーム前日、とある発見が。
あら、フラッシュライト(当然パチもん)のレンズが割れてる!?
ということで、目についたのが、自宅に長期間放置されていた透明な樹脂製の板。
キズキズですが、このライトのレンズ性能が生死を分けるというわけでもないので、使っちゃいます。
板の上にベゼルをのせ、ペンか何かで大体の大きさのしるしをつけます。
つけたしるしを目安に、どんどんとはさみで切っていきます。
板の厚さは1~1.5ミリくらいですが、全然余裕で切れます。
板の素材は不明。
大体切れました。
ここから現物合わせで、ベゼルにはめて大きさをチェックして外してやすりで削って形を整えて…を繰り返し。
最終的に、それなりに形に収まればいいのです。
終わり。
ホロサイト修理
「艦これ」、夏イベ前の航空母艦や重巡洋艦レべリングと資源貯蓄の板挟みになってます、ジャージお父さんです。
ブログの更新とも板挟み状態です(^_^;)
またしても久しぶりの更新になります。
今回は内容としても久しぶり、機械モノの修理がテーマとなります。
ブツは、ホロサイト。
もちろんレプリカで、ホロサイトの形をしたダットサイトです。
今回のクランケという名の生贄はコイツ↓
2400分隊のN分長から故障品を預かりました。
正式な名称は分かりませんし、調べるのもめんどくさいのでしません(笑)
症状的には、
「レティクルが下がり過ぎた位置のまま、いくら調整のネジを回しても適正な位置まで上がってこない」
です。
では早速分解していきましょう。
まず、矢印のネジ類を外していきます。
ロックレバー部と接眼レンズ下のフタが外れ、ホロサイトのカバーがカタカタ言う感じになると思います。
今度はワイヤリングでカバーとつながっている電池フタを外してから、カバーを取り外します。
カバーはサイト左側面にあるゴムボタンが邪魔でとりにくいかと思いますが、ゴムボタンを強く押しながらカバーの内側に押し込みつつ、ちょっずつ外してください。
カバーが外れたら、今度はサイト底面を取り外します。
矢印のネジを外すと、底面が浮いて取り外せるようになります。
↑の写真ではボタン部のプラスチックのカバーがついたままですが、これも外しておきます。
ぶっちゃけサイトの底板が外れるまで、レティクルの調節ネジ以外のネジは外してしまえばいいと思います。
で、底板を外すと↓のようになっています。
基盤を乗せる①の土台があり、③のスプリングによって、常にサイトの上方向にテンションがかけられています。
①の土台は②のLED(レティクル)の台座と連結していて、①の土台が動くと、一緒に②のLED(レティクル)が移動する、という仕組みです。
語彙力のない自分では、言葉ではうまく言えないので、仕組みを図にしてみました。
余計分かりにくくなってしまっているような…(^_^;)
上側の図が、レティクルがレンズの上側にある時、下側の図が、高さ調節のマイナスネジを回してレティクルを低くした時の図になります。
②の高さの差が直接、レティクルの高さの差になります。
今回は上の図の状態でも、レティクルがレンズの下の方に下がったまま上がってこない、という症状です。
ということは上の図の状態ですでにレティクルの高さが足らない、ということになります。
なので、①のパーツのスロープ部、もしくは③のパーツの山の部分のどちらかを削って、元々のLEDの高さを上げてやる加工が必要となります。
自分は上の図の①のパーツのスロープ部を削ることにしました。
このパーツの取り外しには、まず、二つ上の写真にある④の電源コードを取り外し、①の土台を開く作業が必要となります。
自分は電池ボックス側のはんだ付け部分を取り外しました。
その後、写真の位置にあるC型ワッシャーを取り外します。
C型ワッシャーは、口のひらいた方を手前にして、先の細いペンチかピンセットなどで口の両端を奥に向かって軽く押してやれば外れます。
C型ワッシャーを取り外せば、高さ調節ネジはフリーになりますので、あとはネジを回して、問題のパーツを取り外します。
そしてカッターナイフで削り加工。
上の図の赤い斜線部分を削りました。
これで随分とデフォルトの高さは変わったはずです。
そしてこれらを組み込み、底板をはめ込む手前で、一度指で押さえて、デフォルトの高さが作業前と変化しているかを確認したところ…
?
思ってたほど変わらないな?
もう一度分解して、削ったパーツと上記①の土台を擦り合わせてみたところ、どうも削った位置と反対側が土台と干渉してるんじゃないかと思い、またまた切削加工。
反対側の角を少し落としてみました。
そして再度組立て→テスト。
おお、しっかり動いとるゾ(*^_^*)
というわけで、電源コードをはんだ付けし、底板をはめ、その他の外装パーツも取り付け、電池を入れて点灯確認。
しっかりと真ん中にレティクルが来てくれました。
正直いちばん最後の削り加工だけで復活したんじゃないかとも思わなくもないですが、気にしない気にしないww
ブログの更新とも板挟み状態です(^_^;)
またしても久しぶりの更新になります。
今回は内容としても久しぶり、機械モノの修理がテーマとなります。
ブツは、ホロサイト。
もちろんレプリカで、ホロサイトの形をしたダットサイトです。
今回のクランケという名の生贄はコイツ↓
2400分隊のN分長から故障品を預かりました。
正式な名称は分かりませんし、調べるのもめんどくさいのでしません(笑)
症状的には、
「レティクルが下がり過ぎた位置のまま、いくら調整のネジを回しても適正な位置まで上がってこない」
です。
では早速分解していきましょう。
まず、矢印のネジ類を外していきます。
ロックレバー部と接眼レンズ下のフタが外れ、ホロサイトのカバーがカタカタ言う感じになると思います。
今度はワイヤリングでカバーとつながっている電池フタを外してから、カバーを取り外します。
カバーはサイト左側面にあるゴムボタンが邪魔でとりにくいかと思いますが、ゴムボタンを強く押しながらカバーの内側に押し込みつつ、ちょっずつ外してください。
カバーが外れたら、今度はサイト底面を取り外します。
矢印のネジを外すと、底面が浮いて取り外せるようになります。
↑の写真ではボタン部のプラスチックのカバーがついたままですが、これも外しておきます。
ぶっちゃけサイトの底板が外れるまで、レティクルの調節ネジ以外のネジは外してしまえばいいと思います。
で、底板を外すと↓のようになっています。
基盤を乗せる①の土台があり、③のスプリングによって、常にサイトの上方向にテンションがかけられています。
①の土台は②のLED(レティクル)の台座と連結していて、①の土台が動くと、一緒に②のLED(レティクル)が移動する、という仕組みです。
語彙力のない自分では、言葉ではうまく言えないので、仕組みを図にしてみました。
余計分かりにくくなってしまっているような…(^_^;)
上側の図が、レティクルがレンズの上側にある時、下側の図が、高さ調節のマイナスネジを回してレティクルを低くした時の図になります。
②の高さの差が直接、レティクルの高さの差になります。
今回は上の図の状態でも、レティクルがレンズの下の方に下がったまま上がってこない、という症状です。
ということは上の図の状態ですでにレティクルの高さが足らない、ということになります。
なので、①のパーツのスロープ部、もしくは③のパーツの山の部分のどちらかを削って、元々のLEDの高さを上げてやる加工が必要となります。
自分は上の図の①のパーツのスロープ部を削ることにしました。
このパーツの取り外しには、まず、二つ上の写真にある④の電源コードを取り外し、①の土台を開く作業が必要となります。
自分は電池ボックス側のはんだ付け部分を取り外しました。
その後、写真の位置にあるC型ワッシャーを取り外します。
C型ワッシャーは、口のひらいた方を手前にして、先の細いペンチかピンセットなどで口の両端を奥に向かって軽く押してやれば外れます。
C型ワッシャーを取り外せば、高さ調節ネジはフリーになりますので、あとはネジを回して、問題のパーツを取り外します。
そしてカッターナイフで削り加工。
上の図の赤い斜線部分を削りました。
これで随分とデフォルトの高さは変わったはずです。
そしてこれらを組み込み、底板をはめ込む手前で、一度指で押さえて、デフォルトの高さが作業前と変化しているかを確認したところ…
?
思ってたほど変わらないな?
もう一度分解して、削ったパーツと上記①の土台を擦り合わせてみたところ、どうも削った位置と反対側が土台と干渉してるんじゃないかと思い、またまた切削加工。
反対側の角を少し落としてみました。
そして再度組立て→テスト。
おお、しっかり動いとるゾ(*^_^*)
というわけで、電源コードをはんだ付けし、底板をはめ、その他の外装パーツも取り付け、電池を入れて点灯確認。
しっかりと真ん中にレティクルが来てくれました。
正直いちばん最後の削り加工だけで復活したんじゃないかとも思わなくもないですが、気にしない気にしないww