EOTECH 553 ホロサイト



盛りすぎ中二病銃。

もちろんオールレプリカ(笑)



ここ1年ほどはずっと、チューブタイプのエイムポイントのコンプM2(当然レプリカ)を使っていました。

でも最近はどうも電池のヘリも早いし、ドットの光量も弱くなってきた感があったので、買い替えを検討してました。

買い換えるなら自分としては、EOTech553。

前々から考えてました。

チューブタイプよりものぞきやすそうで、形もかっこいい。

どんなものかというと、こんな感じ(↓)のヤバいヤツです。





本来、ダットサイトとホロサイトとは、レンズへのドットの投影方式が違うそうです。

ダットサイトはLEDを対物レンズに投影させているそうですが、ホロサイトは戦闘機のヘッドアップディスプレイなどに使われるホログラフィック技術を使うのだそうです。

以下Wikiより

ホログラフィックサイト(ホロサイト)

ホログラフィックサイトでは、ホログラフィーを用いたレンズにレーザーで像を投影する。そのためレンズやハーフミラーを使用するドットサイトと異なり、レンズに多少ダメージや汚れがあっても問題なく使用することができる。


…浅学な自分ではイマイチ、イメージできません(^_^;)

ですが、本件のレプリカ・ホロサイトはその構造までを模しているとは、到底思えない値段です。




では、自分が購入したホロサイトの紹介をば。



まず外箱。

メーカー等は分かりません(^_^;)

所詮、自分が買えるくらいの価格なので、大陸製のノーブランド品あたりなのでしょう。



右側面にはレティクルを上下左右に調整できるダイヤルがありますが、調節にはマイナスドライバーが必要です。

向かって左側(後ろ側)がエレベイション(上下方向)、右側(前側)がウィンデイジ(横方向)調整?でいいのかな?



正面です。

EOTechシリーズの中では鼻が比較的長くて、背も高いタイプです。



背面です。

ここに各種操作のボタンがあります。

説明書(英語(T_T))を頑張って訳してみると、こんな感じだと思います。


< ↑ボタン>

押すと光量<マニュアルモード>でのパワーオン。

マニュアルモードは20段階の調節が可能。

マニュアルモードでパワーオン時は押す毎にLEDの光量が増加します。


< ↓ボタン>

押すと光量<オートモード>でパワーオン。

オートモードは10段階の自動調節。

マニュアルモードでパワーオン時は押す毎にLEDの光量が減少します。


<↑↓ボタン>

同時に押すとパワーオフ。


<NVボタン>

レティクルの色を赤⇔緑に切り替えます。




レティクルはこんな感じです。
 
ちょっと離れて撮影したうえ、撮り方がイマイチなのか、ゴースト(残像)が写り込んで、かなり太めの円状になっていますが、本当はパソコンなどの電源マークをさかさまにしたようなマークが出ます(分かりますかね(^_^;))



底面です。

本体左側面にあるレバーを開くと、この底面のストッパーが開いて、20ミリのピカティニーレールに固定できるようになっています。



レバーを開いたところです。



レバーの拡大です。

この個体のレバーは硬くもなく、ふにゃふにゃでもなく、いい感じの硬さです。



ボディ前部にあるレバーを前方向に持ち上げると



カバーが外れます。



ここには単4の乾電池が2本入ります。

電池交換自体は簡単ですが、カバーを固定するレバーが若干ひっかけにくく、コツがいるのがナンギなところ。

実物は某サイトで写真が載っていましたが、中折れ式銃(ジャギの鉄砲(笑))のように電池ケースごと前方向に開き、同じく中折れ式銃に弾を込めるように電池を入れるようです。

電池も単4ではなく、CR123A×2のようですね。



重さは電池を含み449g(電池22g)。

実物はメーカーサイトを確認すると12.3oz(≒349g・電池込みかは不明)となっているので、レプリカはおおむね80~100gほど重いことになります。

大きさ的には、実測値で全長約130mm、全幅約55mm、全高約70mm。

実物は124mm・49mm・71mm(メーカーサイト値)なので、レプリカは長さ・幅が約5mmほど大きいことになります。



自分のCAR-15に取り付けてみました。

自分の個体は、ぐらつき、傾き等なく、かなりしっかり目につきました。

色合い的にはいい感じですが、リアサイトにLMTを付けている兼ね合いもあり、ホロサイトをやや前寄りにセットしなければ、ホロサイトのスイッチ類の操作ができません。



前方向から見るとこんな感じです。

自分の趣味でものすごくゴテゴテと盛った感じのフロントになってますので、これでちゃんとサイティング出来るのだろうか、と不安になります。

いまだ実戦では使用していないので、使用感についてはレビューできませんが機会があればアップしようと思います。

ただ、よく言われるようにチューブ型であるエイムポイントよりかは、オープン型であるEOTechのほうがのぞき込まなくていい分、使い勝手は良いような気がします。

そのあたりは、当チーム「2400分隊」のホロサイトユーザー・H隊員がコメントしてくれると思うのですが(笑)。

今回はこんな感じで。

若干の内輪ネタ、堪忍願います。




H29/10/23追記

この記事を書いてから随分と経ちますが、等倍率光学サイトについて、現在の心境を少し…。

最近はあまりこの553を使っていません。

最大の理由は自分の装備が米軍もどきからにわか自衛隊にシフトしたためで、89式にはEoTechは今のところ全然似合わないからです。

でも本当のところは、大きな理由がもうひとつあります。

それはEoTechのレティクルが大きいことに加えて、自分が強度の乱視のためレティクルが強く滲んでしまい、射撃対象がレティクル自体に隠れてしまって狙えないのです。

上記の理由から、現在は89式にマッチしていて、かつレティクルの小さいチューブ型に回帰してしまっています。

ですが、こんなことを書いておきながら言うのもなんですが、やっぱりEoTechはAR系(M4とか)の銃にはよく似あう、カッコいい光学サイトのひとつだと思います。

今後AR系を手にすることがあれば、やっぱりEoTechが選択肢には間違いなく入ってくると思います。

結局何が言いたいかっていうと、「EoTechってカッコいいんで使いたいんだけど、乱視のせいで使いづらくて悲しいっス!」ってことが言いたかっただけです。

おわり。












  


2013年06月07日 Posted by ジャージお父さん  at 23:24Comments(0)光学機器