【SIG P220 IC】9mm拳銃・テイクダウンレバー不調?スライドが外れない!戻せない!【調整】

【SIG P220 IC】9mm拳銃ようやく調達! 外観・初速など【レビュー】』の続きです


前回は発売から約1年、ようやく手にしたタナカワークスのSIG P220 IC「9mm拳銃」のレビューというかインプレみたいなものを書きました。

その際にスライドの動きが渋い、テイクダウンでスライドが外れない・戻らないといったトラブルがあったと書いたのですが、今回はそのトラブルを解消すべく、調整的なことをしてみました。



【SIG P220 IC】9mm拳銃・テイクダウンレバー不調?スライドが外れない!戻せない!【調整】
ということで、さっそくテイクダウン。




↑こんな感じの棒ヤスリを使ってみます。

まずはフレーム側からやっていきます。

【SIG P220 IC】9mm拳銃・テイクダウンレバー不調?スライドが外れない!戻せない!【調整】

【SIG P220 IC】9mm拳銃・テイクダウンレバー不調?スライドが外れない!戻せない!【調整】
本機種の売りであるインテグレーテッド・シャシーの一部である、スライドとかみ合う金属製レール部分。

↑の赤丸で囲った部分に塗膜の削れが見て取れます。

つまるところ、こういう部分が摺動抵抗になっているということだと思うので、このあたりを中心に、棒ヤスリで均していこうと思います。

ただ棒ヤスリも金属なので、ちょっとのことが削りすぎにつながります。

気持ち的には1/100mmくらいを削っていく感じで、慎重にやっていきます(あくまで気持ち的には)。

ヤスリを削る部分にあてがって、撫でてやる感じで削っていきます。

【SIG P220 IC】9mm拳銃・テイクダウンレバー不調?スライドが外れない!戻せない!【調整】

【SIG P220 IC】9mm拳銃・テイクダウンレバー不調?スライドが外れない!戻せない!【調整】
シャーシ内側のバレルハウジングとの接合部のレール。

ここも塗膜の削れがあります。

ヤスリの先で軽くなぞってみると、表面がガタガタしてます。

パーツの鋳造時にできたホンのちょっとの凸部だと思いますが、この表面のガタガタ感がなるべくなくなるように、ガタガタだけを削るように、棒ヤスリで撫でていきます。

やりすぎると、パーツ間のかみ合わせにガタが出てしまい、返って作動不良の原因となりかねないので、注意深く、ちょっとずつやっていきます。

【SIG P220 IC】9mm拳銃・テイクダウンレバー不調?スライドが外れない!戻せない!【調整】
次はハンマーの頂点、スライド内にあるブリーチの裏側と擦れるところです。

この場所も当然ながら摺動部となりますので、なるべく抵抗がかからないようにしていきたいです。

ハンマーは左右から貼り合わせて成形されているようで、張り合わせ面に触ると分かる程度のバリがあります。

とりあえずこのバリを削って均し、ピカールで磨いてみました。



【SIG P220 IC】9mm拳銃・テイクダウンレバー不調?スライドが外れない!戻せない!【調整】

【SIG P220 IC】9mm拳銃・テイクダウンレバー不調?スライドが外れない!戻せない!【調整】
次はインナーバレルの基部となるバレルハウジング。

シャーシのレールにはまる突起の部分も若干のガタガタ感があり、塗膜の削れがあります。

ここも棒ヤスリで撫でて均していきます。

【SIG P220 IC】9mm拳銃・テイクダウンレバー不調?スライドが外れない!戻せない!【調整】

【SIG P220 IC】9mm拳銃・テイクダウンレバー不調?スライドが外れない!戻せない!【調整】
今度はスライド側の、シャーシレールに噛む部分。

樹脂で成形されていますが、レールに沿う角の部分が気持ち出っ張っている感じがします。

これを少し削って落とします。

【SIG P220 IC】9mm拳銃・テイクダウンレバー不調?スライドが外れない!戻せない!【調整】
最後はブリーチの裏側、ハンマーと擦れる部分です。

ここは特にガタガタ感もなく、とは言え塗膜が摺動抵抗にならないとも限らないので、ピカールで磨いてピカピカにしてみました。



最後にグリスアップですが、ブリーチ裏とハンマーの接触部分にはマルイの高粘度グリスを筆塗りし、スライドとシャーシのレール部分などにはシリコンスプレーをシュッとやりました。

これで組み上げ、スライドを手で何回かガシャガシャやってみたところ、上手いこといったみたいで途中で止まってしまうことは極端に「減り」ました。

シャーシにバレルハウジングを取り付ける時も、今まではザラザラ感がありましたが、調整後はヌルっと滑って入るようになりました。

まだ100%とは言えませんが、まあ、自分的に許せる範囲までできたので今回はこれで良しとします。

中途半端感はぬぐえませんが、なんせにわかチューナーということで…。








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2019年07月15日 Posted by ジャージお父さん  at 23:35 │Comments(0)ハンドガンSIG SAUER P220 (9mmけん銃)

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