ホロサイト修理

「艦これ」、夏イベ前の航空母艦や重巡洋艦レべリングと資源貯蓄の板挟みになってます、ジャージお父さんです。

ブログの更新とも板挟み状態です(^_^;)

またしても久しぶりの更新になります。

今回は内容としても久しぶり、機械モノの修理がテーマとなります。

ブツは、ホロサイト。

もちろんレプリカで、ホロサイトの形をしたダットサイトです。



今回のクランケという名の生贄はコイツ↓

ホロサイト修理

ホロサイト修理

2400分隊のN分長から故障品を預かりました。

正式な名称は分かりませんし、調べるのもめんどくさいのでしません(笑)


症状的には、

「レティクルが下がり過ぎた位置のまま、いくら調整のネジを回しても適正な位置まで上がってこない」

です。

では早速分解していきましょう。


ホロサイト修理

ホロサイト修理

ホロサイト修理

ホロサイト修理

まず、矢印のネジ類を外していきます。

ロックレバー部と接眼レンズ下のフタが外れ、ホロサイトのカバーがカタカタ言う感じになると思います。

今度はワイヤリングでカバーとつながっている電池フタを外してから、カバーを取り外します。

カバーはサイト左側面にあるゴムボタンが邪魔でとりにくいかと思いますが、ゴムボタンを強く押しながらカバーの内側に押し込みつつ、ちょっずつ外してください。


カバーが外れたら、今度はサイト底面を取り外します。

ホロサイト修理

矢印のネジを外すと、底面が浮いて取り外せるようになります。

ホロサイト修理

↑の写真ではボタン部のプラスチックのカバーがついたままですが、これも外しておきます。


ぶっちゃけサイトの底板が外れるまで、レティクルの調節ネジ以外のネジは外してしまえばいいと思います。



で、底板を外すと↓のようになっています。

ホロサイト修理

基盤を乗せる①の土台があり、③のスプリングによって、常にサイトの上方向にテンションがかけられています。

①の土台は②のLED(レティクル)の台座と連結していて、①の土台が動くと、一緒に②のLED(レティクル)が移動する、という仕組みです。

語彙力のない自分では、言葉ではうまく言えないので、仕組みを図にしてみました。

ホロサイト修理

余計分かりにくくなってしまっているような…(^_^;)

上側の図が、レティクルがレンズの上側にある時、下側の図が、高さ調節のマイナスネジを回してレティクルを低くした時の図になります。

②の高さの差が直接、レティクルの高さの差になります。

今回は上の図の状態でも、レティクルがレンズの下の方に下がったまま上がってこない、という症状です。

ということは上の図の状態ですでにレティクルの高さが足らない、ということになります。

なので、①のパーツのスロープ部、もしくは③のパーツの山の部分のどちらかを削って、元々のLEDの高さを上げてやる加工が必要となります。

自分は上の図の①のパーツのスロープ部を削ることにしました。

このパーツの取り外しには、まず、二つ上の写真にある④の電源コードを取り外し、①の土台を開く作業が必要となります。

自分は電池ボックス側のはんだ付け部分を取り外しました。

ホロサイト修理

その後、写真の位置にあるC型ワッシャーを取り外します。

C型ワッシャーは、口のひらいた方を手前にして、先の細いペンチかピンセットなどで口の両端を奥に向かって軽く押してやれば外れます。

C型ワッシャーを取り外せば、高さ調節ネジはフリーになりますので、あとはネジを回して、問題のパーツを取り外します。

そしてカッターナイフで削り加工。

ホロサイト修理

上の図の赤い斜線部分を削りました。

これで随分とデフォルトの高さは変わったはずです。

そしてこれらを組み込み、底板をはめ込む手前で、一度指で押さえて、デフォルトの高さが作業前と変化しているかを確認したところ…



思ってたほど変わらないな?

もう一度分解して、削ったパーツと上記①の土台を擦り合わせてみたところ、どうも削った位置と反対側が土台と干渉してるんじゃないかと思い、またまた切削加工。

ホロサイト修理

反対側の角を少し落としてみました。

そして再度組立て→テスト。

おお、しっかり動いとるゾ(*^_^*)

というわけで、電源コードをはんだ付けし、底板をはめ、その他の外装パーツも取り付け、電池を入れて点灯確認。

しっかりと真ん中にレティクルが来てくれました。

正直いちばん最後の削り加工だけで復活したんじゃないかとも思わなくもないですが、気にしない気にしないww





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2014年08月03日 Posted by ジャージお父さん  at 19:43 │Comments(0)その他光学機器

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