SIG P229 マガジン修理

約1週間ぶりの更新です。

こんばんは、ジャージお父さんです。

先週、ガスブロハンドガンのマガジンをイジっていて怪我をしたことをネタに投稿しましたが、今日ようやくそのリベンジをすることができました。

実際のところ、先週と同じ作業をするのですが、だいぶん怖々でした。

また大事なところを忘れて、マガジンのどこかがバンッといくんじゃないかと、かなりビクビクもんでした。

何度もネジやピンがちゃんとはまっているか、確認しながらの作業で、かなり時間がかかっちゃいました。

やることはそんなに難しいことではないんですが…。



まあ、気を取り直して。

本日のクランケは…、コイツです。

SIG P229 マガジン修理

タナカワークスのSIG P229。

ヘビーウェイトになる前のモデルだと思います。

自分的にはこの形はものすごくツボなんですが、エアガン的には、もうちょっとなんとかしてほしかったところがいくらか。

まず何と言っても、標準装備のガス漏れ。

これは復刻モデル(?)で、バルブまわりの構造変更されたようで、改善された模様です。

それと安っぽいグリップ。

ケツ部分が特に安っぽい。

握るとパーテションラインが開いて、ギシギシ言います。

ここはいつか分解して改善してやろう。





で、今回はそのマガジンのガス漏れを修理しようという算段です。

①まずここ重要です。

マガジン後部のバルブを押して、ガスをすべて抜いてしまいます。

こうすることで、万が一のパーツの暴発を防ぎます。



②次に、底のバンパーを取ります。

これは簡単、ガスの注入口の前側にあるチョボを、細いドライバーか何かで軽く押しながら、バンパー自体を前にずらします。

③マガジン底部のガス注入口をマイナスドライバーで外します。

万が一ガスを抜き忘れていても、この作業で、ガスが抜けます。

④マガジン側面下部の2本のピンを抜きます。

これで、マガジン内のガスタンクのフタが取り外せます。

自分はこれがガス圧で飛んできて、唇を貫通しました(泣)

⑤上記フタを取ると、BB弾を入れる部分に入っているスプリングガイド、スプリング、弾を押し上げるパーツ(名称知りません)がとれます。

⑥今度はマガジン上部です。

背面のバルブ下にある六角ネジを外します。

SIG P229 マガジン修理

SIG P229 マガジン修理

⑦バルブを押し込みながら、バルブ下のスライドする部分を上方向にスライドさせて、取り外します。

SIG P229 マガジン修理

⑧バルブごと、バルブが収まっているパーツを取ります。

SIG P229 マガジン修理

すると、バルブの奥に円錐形をしたスプリングが見えます。

SIG P229 マガジン修理

これをなくさないように。

⑨マガジン上面のゴムパーツを固定するU字の板を取り外します。

SIG P229 マガジン修理

⑩ゴムパーツを取り外します。

分解手順はこんなもんです。

組み立ては逆手順で行います。

(マガジン下部の分解写真は、データを紛失してしまいました。機会があれば、また取り直します。)

上部から分解組立てしようが、下部からしようが、どちらでも構いません。

ちなみに分解したパーツ群です。

SIG P229 マガジン修理



で、ここからが修理です。

自分のマガジンは上からも下からもガスが漏れます。

ガスが漏れるということは、気密が保たれていない、ということなので、ガスルートのパーツの接合部がしっかりひっつけばいいのだと思います。

ということで、まずマガジン下部から。

ガスタンクのふた部分になるところに、シールテープをぐるっと巻きます。

SIG P229 マガジン修理

巻きすぎると入らなくなるので、1~2周も巻けばいいかと思います。

で、BB弾が入るスペースのスプリングその他計3点のパーツをいれて、それと一緒にガスタンクのふたを取り付けます。

取り付けたら、まず忘れないように固定のピンを2本確実に止めます。

これで、底蓋が飛んできたりしません(笑)

次にガス注入口のネジ部分にもシールテープをくるっと巻きます。

要領は先ほどと同じで。

SIG P229 マガジン修理

そしてマガジン下部から取り付けます。

マイナスドライバーでしっかり締めます。





次にガスが上からも抜けるということは、バルブがちゃんとしまってないのかもしれないと思い、原始的ですが、バネを引っ張って伸ばしてみます。

SIG P229 マガジン修理

あとはバルブ等をそのまま組み付け。

これだけで、バルブがしっかり閉まるはずです。

もしこれでまだガスが抜けるようだと、代わりのちょっと強めのスプリングを探すか、バルブまわりのゴムのOリングの交換を考えます。

組み付けができたら、ガスを注入して…(ここが一番怖い…)

音を聞いて、ガス漏れをチェック。

…よし、大丈夫。

銃本体にマガジンを挿入し、試し撃ち。

…元気よくブローバックしてくれました。

これでダメだと思っていた、第3のサイドアームが復活しました。

手元にあったマガジン2本は、とりあえずこの方法で復活です。

たぶん使ってるうちにまた生ガスを吹いちゃうんでしょうけど、その時はまた修理します。



…もう1本マガジンあったような…。

このマガジン、高いんスよね。

1本で5000円弱します。

昔の自分は実はリッチマンだったのね…。

そんな記憶は一切ありませんが(笑)










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2013年04月01日 Posted by ジャージお父さん  at 01:17 │Comments(2)ハンドガンSIG SAUER P229

この記事へのコメント
今晩、ヤーノンです。

マガジンは無事に出来たのですね

ガスブロを使う季節に入ってるし…

インドアゲームには必須アイテム

以前、初速を上げたいと…ワルサーP99のマガジンバルブをいじくりました♪

ガスが入る穴をヤスリで削って大きくし、ガス放出を上げる

スプリングを微調整…

ハンマーがバルブを叩き僅かに開く時間を稼ぎ出す☆

この辺を上手く出来ればガス燃費と初速が向上するのではと考えてた…

実際、やって見るとキック力はガツンと手応えあるけど…

初速は思った程上がってない→76が80に?

こんなもんか

オマケにマガジンが冷えるし
Posted by ヤーノン at 2013年04月01日 21:07
〉ヤーノンさん

たびたびのコメ、ありがとうございます!

現在サバゲで使っているマルイガンの性能の良さに、ガスブロハンドガンにはほとんど手を入れた事が無かったのですが、ふと昔の壊れた銃のことを思い出して、修理してみることにしました。(…といってもマガジンだけですが(笑))

でもガスブロの動作って、メーカーが仕上げた絶妙なバランスで成り立っているのですね~。

改めてマルイのすごさを実感しました(@_@;)
Posted by npyu at 2013年04月02日 17:11
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