ストライクウォーリア 樹脂製ホルスター

最近ではゲームで樹脂製ホルスターを使用する人をよく見かけます。

かく言う自分もP226ではブラックホークのパチもんを使っています。

その魅力は何と言っても「使いやすさ」ですかね。

ホルスターに銃を差すだけで、ロックがかかり落下しない。

抜く時もホルスターのレバーを押したまま銃を引っ張れば、素早く抜ける。

これを使いだすと、ナイロン製ホルスターには戻れません。




ですが、樹脂製ホルスターは樹脂製だけあって、形が銃ごとに決まっていて、その銃(一部派生を含む)専用のホルスターとなってしまうところが玉に傷です。

どの銃にも使える、というものではありません。

ここまで書けばお察しのとおり、マルイのストライクウォーリアは、マルイの作りだした架空銃であり、マイナーすぎることも相まって、樹脂製ホルスターはパチもんすらありません。


で、これはストライクウォーリアユーザーにはわりとよく知られている事だとは思いますが、実はUSPコンパクト用のブラックホークホルスターがこの銃に合うらしいのです。

と言うことで早速買ってきました、パチもんのUSPコンパクト用。




とりあえずホルスターに収めてみます。




先っぽのストライクヘッド部分が丸々はみ出ますが、一応はちゃんと収まってる感じがします。

この時点の問題点。

①グリップ上部が当たっている。

② ストッパーがカチッとならない。

③ フロントサイトとレール下部が擦る。

これで収まったと言えるのだろうか、と思うほどけっこう重大な問題点です(笑)



さて、では問題の解消に取りかかろうと思います。

まずはやり易いところで、上記①のグリップ上部の当たってる部分をカットしていきます。





ハサミやリューターなど試しましたが、いちばん効率が良いのが、ちょっと大きめのニッパーと太い目のカッターナイフでした。

カットラインの少し手前辺りを狙って、ニッパーでカットします。…と言うより割っていきます。



残った部分をカッターナイフで整える感じです。


次に上記②の、カチッとならない点の解消を試みます。

とりあえず、リリースレバーを外してみます。



矢印の部分にあるピンをラジオペンチかなにか、先の細いもので抜き出します。

自分は先ほど使ったニッパーで強引にひっこ抜きました。

レバーを外して銃をホルスターに収めるとこのような(↓)状態です。



ホルスターの上にレバーを裏向けにして置いてありますが、赤丸で囲んだ突起部分が、本来はトリガーホール(②の部分)の中にハマり込んで、銃が抜けなくなる仕組みになってるのですが…。

ストライクウォーリアはトリガーガード前部がちょっとゴツくなってるせいか、ちょうど突起がはまる位置にトリガーガードが来てしまってます。

このパーツ(↓)です。



なので、この狭い②の穴の部分にストッパーの突起が入るように工作しなければなりません。



ということで、突起をカットします。

あまり突起の形状を変えすぎると、ロックが効きにくくなる可能性があるので、それなりに慎重に…。

現物合わせで、少し削っては取り付けて、銃がカチッとハマるかを確認していきます。


最後に上記③の フロントサイトとレール下部が擦る状況を改善します。





これはただひたすら、ホルスターのレール下部部分をやすりで削りました。



…で、一応収まるようにはなりました。






ただ、やっぱりストッパーの突起を削りすぎたようで、銃を収めると一応はカチッとなって、それなりにロックはされるのですが、銃のグリップを強く引っ張ると、レバーを押さなくてもドローできてしまうようになってしまいました(^_^;)

失敗のような、成功のような…

せっかく買ったので、しばらくは使ってみようと思います。



  


2014年06月17日 Posted by ジャージお父さん  at 22:45Comments(0)ホルスター